達人情報 房総ダム 羽生和人 2021/10/04 秋の房総オススメ3パターンを紹介!


先週は車検、台風と重なり、久しぶりに釣りはお休みの1週間でした。
 

週半ばに所用があり、三島湖石井ボートさんを訪ねましたが、7m近く減水していました。

ダムの改修工事の為に9mまで減水させるようですが、台風16号により、再び満水になったようです。

7m減水までの放水ペースも早かったですが、それが1日も掛からず満水に。

ここまで頻繁に増減水を繰り返すと、魚への影響もありそうですが・・・。

三島湖は明らかに個体数の減少を感じますので、ダムの改修工事が終わり水位が安定する事で、個体数が増加に転じればと思います。

その他の房総リザーバーも、台風16号の影響で、軒並み満水。濃さに差はあるものの濁りも入っています。 

土曜日の夜も相当、雨が降った様です。

ここまでは予想通りと言えますので、攻略の糸口もハッキリしてると言えます。

ただ今回は水温が少し下がりましたね。雨が降っている間は肌寒かったので仕方ないですね。亀山ダムの水温で22度。

この週末は暖かい(暑いくらい)だったので、少しは水温が上昇したかなとは思います。

上流からの流入が弱まり、水もクリアアップしてくれば、上流は可能性はあると思います。もちろん、流れ込んでくる水が冷たいので、夏ほどの個体数では無いと思います。

最上流から少し下ったあたり、濁りと水温変化の境目があるのですが、こういったスポットにバスが溜まりますよ。

これは上流に限ったことではありませんが、濁りと流れは上手く活用する事が出来れば、巻き物を中心に良い釣りが出来ることがあります。

 

もう何年も前ですが、秋の亀山ダムでシャッド(ザッガー)を使い、爆釣をした事があります。

この秋のザッガーパターンはこの後、数年、続いたのですが、条件は濁りとベイトフィッシュが絡むブレイク・フラットでした。

ターンオーバーによる濁りがキツく、全体的には厳しい状況でしたが、シャッドの超早巻きというリアクションの釣りには、次々にバスがバイトしてきました。

この時のベイトフィッシュはワカサギでしたが、今は個体数ならワタカのほうが多いかもしれません。

このワタカや、ニジマス、さらにはヘラブナといった、大型のベイトフィッシュを捕食しているバスに対して、この秋はシャッドの超早巻きを応用した釣り方で攻略が出来ないかなと考えています。
 

そんな時にはスイムベイト。

これは、ライクフィッシュテール3インチの開発をスタートした時から、ほぼ同時進行で進めていたスイムベイト、LFT145。LFTはLike Fish Tailの略です。

ザッガーの時に感じた、速く巻いてもタイトに泳ぐ、そしてフローティング。この2つの要素を取り入れたスイムベイトです。

ちなみに145サイズなので、MHクラスのロッドでキャスト可能です。

そして、数週間先の話にはなりますが、寒くなってきて、明らかに虫が減ってきて、それでも濁りが残っているならカエルの出番がやってきます。

 

既に3年近く開発に時間を掛けている「房総蛙」。

もう、ほぼ決まったかな、という感じなので、来年にはリリース出来そうです。

それでは今週はこのあたりで。

また来週の月曜日にお会いしましょう。
 

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