折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2021/10/8 陸王モバイル決勝霞ケ浦戦レポート プラ編

さて今週は陸王モバイルでした。

結果はご存知かと思いますが、プラの模様から。

3週間前の事前の下見は正味2日間。

この時は全エリアの把握がメイン。

陸王のメインエリアであろう霞ヶ浦本湖と流入河川のシチュエーションの確認です(この時は詳細なエリアは発表されてません)。

年に数回はロケ等で霞ヶ浦水系には来ますが、局所的に数ヶ所に行くだけで、エリアによる特徴の移り変わりや関連性などは経験が少なく、俯瞰して見た全体像を把握するため練習に行って来ました。

結果は比較的イージーに釣れて、状況は良いと思えました。


ルアーはドライブシャッド、タイニーBLITZMR、ドライブビーバーのテキサスと王道のルアー。

変に深読みしたアプローチではなくとも、普通アプローチで十分釣れるような印象でした。
 
いつでも何でも取り出せるように、整理整頓。もちろん本番で実際に取り出すのは数個。それでも直ぐに出せるかは重要です。

そしてプラ禁止期間からの直前の台風。

状況が変わるのは必至で、雨量や水門の開閉による水位の変化、水質の変化が着目点です。

セオリーでは増水すると釣れる霞ヶ浦水系、直後の30センチ位の増水で普段より釣れてはいたようですが、そのまま2、3日で急速に減水させ、直前の公式プラでは台風前まで戻りました。

ただ、水位的には台風前の釣れていた時と同じ水位で、もしかしたらまだ少し釣れる魚がシャローに残っているのかもと思いましたが、安定して低い水位だった頃とは違い、減水の下降線を辿った直後では魚が同じ様な数は居ないと思える結果。

水深のあるエリアで元々魚影が濃いエリアに頼らざるを得ない結果でした。


また、台風で濁流となった河川も水位は低いながら、水質は安定しだして、居るバスがエサを追うようになったり、魚が戻ってきた印象。

但し、ルアーは非常にセレクティブでした。

水質が良いエリアも秋が進んだような反応を見せ、ベイトフィッシュにマッチさせるか、極々繊細なフィネス。
 
何でもできる03ハンツ。プラでは重宝しました。撃っても巻いても落とせるユーティリティプレイヤーです。
 
フィネスでもしっかりとプラ。やっぱり釣れるHPシャッドテールのエビミソブラック。釣れると思えるカラーも試合では大事です。

一方、水深はあるが水質はあまり良くないエリアは、追わないバスに瞬間的に口を使わす釣り方に反応がありました。

但し、単にクランクなどを巻いてリアクションとか、居る所に単にフィネスに寄せた釣りでは反応の無い結果でした。

以上を踏まえて本番のプランを考えなくてはなりません。

明らかに日に日に難しい状況になっている一方、晴れ続きだったのが、本番は曇り予報。

だからと言って大幅に状況が上向く訳ではありません。

下流域でキーパーが釣れるような場所は見つけたので、そこをゴールとしてスタートの土浦からどう辿るかです。

つまり、東回りか西回りか。

そこで如何にクオリティーフィッシュを当てて、最後に揃えられるかでした。


釣れている状況であれば、5キロも念頭に置かなければいけませんが、自分の懐具合と状況を考えるなら、3キロ。

1キロのクオリティーが入って、500gのキーパー4本と言う算段。

少なくとも対戦者の二人が、どちらかはキロ前後を持ってきた場合にも勝てる計算です。

もちろんそれ以上であることも考えられますが、そうであるなら相手が上手だったと素直に負けを受け入れられます。

しかし、現状、クオリティーフィッシュを3本入れるのは、非常に難しいと判断の上での計算です。
 
今回は直前の公式プラ1日目をオリキンちゃんねるで密着。そのうち公開します。

では本番の詳しいレポートはまた来週!

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