川村光大郎 OPENMIND 2021/10/17 旧吉、カスミ釣行。魚影の薄さについて

今週の更新、遅れまして申し訳ありませんm(__)m

深夜に旧吉野川から帰ってきた翌朝には北浦にいるという強行軍でした。

旧吉野川へは釣りビジョン『follow my F』の撮影にて。

今年は6月末にも一度訪れていますが、その時はプロトリールのインプレッションとその撮影がメインだったため、実釣時間は限られました。

それでも、スクーパーフロッグであっさり2匹釣れ、「旧吉は健在だな」と感じたのですが・・・

今回の釣行を終えての印象は、「バス少なすぎません!?」
 
減水していたこともオカッパリの範疇からバスを少なくしていたとは思いますが、「それにしても・・・」という感じだったのです。

旧吉本流の水色はクリアですが、あまりにバスを見なさすぎる。

一時はウィードがかなり減少していた同フィールドですが、今はかつてのように繁っています。

これはフィールドコンディションとしては喜ばしいことですが、個体数が減少した状態でバスがウィードに入ってしまうことが、難易度を高めているようにも思えました。

しかし、川がかつての状態を取り戻しつつあることで、バスの個体数もまた増えてくれることに期待するばかりです。


そのためには、やはりバスの扱いが大事。それは常日頃ではありますが・・・

特に、スポーニングがうまくいくようにアングラーも配慮しないと、本当にマズイです。

個人的には、スポーニングシーズンにおいてはトーナメントを控えるべき時期に来ていると感じています。

バスをライブウェルに入れて移動してしまうと、卵も稚魚も生き残れないからです。


もちろん、その場にリリースするにせよ、速やかであることが求められます。

このままでは、本当に釣れない魚になってしまいそうです。
 
 
釣果を得られたのは、支流の、さらに堰で区切られた上流。

旧吉本流からの供給が見込める堰から下流側はスッカラカンでした。

もちろん、日並によるところもあるでしょうが。

放送は来年になりますので、追ってご報告させていただきますm(__)m

霞水系へは、自社の撮影にて。

ブルスホッグベイビーが完成したので、実釣解説でした。

前日に冷たい雨が降り、活性が下がっていることは想像できましたが・・・

北浦スタートにて、流入河川の河口でシンカー3.5gのライトキャロ。

スッと泳がせたときにパドルがブルブルっと震え、シンカーが着底した直後にフワッと漂いながらパーツが細かく震えます。
 
早速バイトがあり、幸先よく一匹 (^^)v

さらに、流入河川の中へと投じると、「ココンッ」と小さなバイトから強烈な引き!
 
この釣りではまさかのシーバスでした。

しかし、ここからひたすらノーバイト。

ブルスベイビーと特に好相性なリグとして、ヘビーダウンショットとキャロにマッチする場所を巡りました。

流入河川の河口部以外は、本湖の水門とその付近の護岸を周りましたが、バスがいる感じがしません(*_*;

夕方は新利根川の中流まで移動し、小さいのを一匹追加して初日を終えてしまいました。

翌日は、一気に霞ケ浦の土浦エリアへ。

桜川下流のハードボトムへ入ると、ここはオカッパリからもボートからも大人気!

ハードボトムの起伏には上流から流されてきた枝なども絡んでいるので、スタックしがち。

ライトキャロのシンカーを2.6gと軽くし、キャスト後に解説していたら・・・食ってる!

すでに枝に巻かれており慎重に応戦しましたが、切れてしまいました ”(-“”-)”
 
それでも一匹釣り返し、ややメンタル回復。

晴れてきたので起伏やオダにタイトに着くかなと、リグをダウンショットへ。

すると狙い通りバイトするも、今度は手前に沈んでいた枝に巻かれてラインブレイク ”(-“”-)”

もう、ダメダメです⤵
 
さすがにスレたようでバイトも遠のきましたが、ここで誘い方をパパパパパッと速めに逃がしてくるシェイクにすると、その1投目にヒット!

移動距離を抑えた丁寧な誘いには反応しないのに、リアクション気味に誘うと食ってくるバスがいました。

その間周りは釣れていないので、ワームや誘い方の差はあったかもしれません。

そこからは、他の流入河川をまわりましたが気配なく、夕方は桜川に戻ってきました。

バスボートが1艇と、オカッパリが3人。

入るスペースがなかったので諦めて車に戻ると、なんとそのうちの一人が土手を上がってきて場所を譲ってくれたのです。

ダウンショット(1.8g)をフルキャストし、ラインが止まって誘った時には重みが!

ブルスベイビーはフォール中にも手足が震えますが、そのフォールから追ってきていたのかもしれませんね。
 
おかげさまでグッドサイズを手にすることができましたm(__)m

旧吉と霞水系に共通していたのは、魚影がとても薄い中で釣りをしている感覚に陥ったこと。

フィールドの規模に対して、やはりバスが少ないと思うのです。

これが夏のように居どころが絞りやすい状況なら何とかなるにしても、秋のように散ってしまうと本当に難しい。

こういう状況をいかに克服するかが課題です・・・

ブルスホッグベイビーはM.P.S 2.4インチとサイズ感的には近いですが、M.P.Sがマイクロピッチシェイクのような繊細な誘いに向いているのに対して、ブルスベイビーは、動きも水押しも強い。

速めにさばいてパドルをブルブルさせたり、マイクロピッチほど繊細でない誘いでワサワサさせるのに向いています。


12月下旬のリリースを予定していますm(__)m

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