IYOKEN's★SE9RET ~NOV. the 1st Week~

はいはいはーい!

ということで、今回はアメリカのネタです。
B.A.S.S.セントラルオープン第2戦と第3戦に出場するために、1ヵ月ほど渡米してきました。

今年はB.A.S.S.セントラルオープンのみの参戦なので、久しぶりのアメリカってことで、バス釣りを楽しんできましたよ!

早速、愛車と愛艇を用意しながら、テキサス州からアラバマ州はスミスレイクまで走り出しました。

片道10時間ほどのドライブで、到着後すぐにプラクティス開始!

スミス・レイクは過去3試合ほど経験があり(2014年サザンオープン・33位、2017年サザンオープン・22位、2019年セントラルオープン・22位)、湖の形や規模、特徴などはある程度理解していたし、秋の試合の経験もあったので、湖には割とスムーズに入り込んでいけました。

プラクティスは初日から好調!

シャッドの群れについたスクーリングフィッシュに対して、ストーム・ラトリンチャグバグやゲーリー・ジャンボバズベイトといったトップウォータープラグでの反応が凄まじかったですね。

朝イチのタイミングなど、ハマればすごいシャッドパターン。バズベイトに関しては、スカートを外してハートテイル3.5inをトレーラーに。なんといっても圧倒的な飛距離を稼げるんですよ。あとはテールの波動もいい感じですね。

また、バンタム・マクベスやコマック、ラパラ・DT4&DT6、10FTU・ワイドル&ワイドルモアなど、スクエアビルクランクのカバークランキンやフラットサイドクランクの中層クランキンまで強力なパターンがあり、イヨケンらしさがハマる練習の日々に手応えも感じられていました。

広く散ったバスに対して、バンク際のカバーに巻きまくり引きまくりのクランキンパターン。まさに秋な感じ!

バックアップとしては、ジョインテッド・シューティングボール3/8オンスに10FTU新作のバタバタクロー(プロト)を装着してのジグ撃ちでした。
流れの当たるアウトサイドの岩盤に落としていけばスポッテッドバスがポロポロと釣れる…そんな反応も得ることができていました。

しかし、徐々に試合が近くなるにつれ、圧倒的にバズベイトによる水面の反応が強くなってきていて…正直悩みましたが、試合本チャンはそのパターンをメインとして、ブレずに押し通す覚悟を決めて勝負をしにいくことにしました。

ところが、試合前日の夜にストームが直撃し、大雨…。
なんでこうなるかな、と思いながらも(笑)、ここは漢として押し通すことに。
夜明け近くからのスタート風景。湖によって様々ですが、湖上から見る薄暗い中での明かりはいつも幻想的。静かなる闘争心が掻き立てられます。

試合初日。
少し水位が上がったものの、問題はないかな、と、ゲーリー・ジャンボバズで押していくが、バイトがあるのは全てノンキーパー…。

ブレはしなかったのですが、押しきって1尾のラージマウスバスをキャッチし、2ポンド6オンス、147位でウェイイン。

大きく出遅れた初日からの2日目。
初日とは違うことをやり、経験として学んで終わろうと決めました。

岩盤絡みに対して、ジョインテッド・シューティングボール3/8オンスによる転がしフィッシングをするも、プラクティスの時より濁りと流れが増しており、思うようなバイトは取れなく終了。

二尾の小さなスポッテッドバスのみで、3ポンド3オンス、総合141位。

スミス・レイクは自信もあり、今まで割と相性が良かっただけに、この大外しはなかなかにショックでした。。。

今シーズン、残す試合は10月末に控えたオクラホマ州はグランド・レイクが舞台。

後日、ヘコんでる僕に対して、いつも試合を一緒に回ってる親友ダスティンとマークが気分転換にハンティングに行くぞ!と。半ば強引に連れていかれる羽目に(笑)。

ハンティングなんかしたことがなかったから、最初は、ハンティングかよ!と思いましたが、やり始めるとこれがまたバスフィッシングに大きく似ている所があって、凄く勉強になりました。

ダスティン達と湖ではなく森へ。アメリカ人のバスプロのほとんどが、必ずと言っていいほどやるハンティング。実は人間が動物としての狩猟本能を磨く大きな意味のある事だなと。

より大きな鹿を狙うために仕掛けるエサの置き方や呼び寄せ方。
匂いがバレないように風向きなども考えて待ち伏せするスポットなど、めちゃくちゃにバスフィッシングに共通することが多かったですね。

また、長距離型ライフルで仕留めた鹿の肉をさばき、命を頂くという行為に改めて感謝を感じました。

いつもお世話になっているチームメイトのためにも、次戦のグランド・レイクに肉を冷凍して持ち込んでプラクティスに入ります。

ハンティングで仕留めた鹿。命を頂くとはどういうことか。ホント、いろいろと勉強になります。感謝です。

次回は、そんな狩猟本能を学び、鹿肉を食べながらパワーをつけたイヨケンが、最終戦に挑む模様をお伝えしたいと思いますので、また是非読んでくださいねぇ~。

ではまた!
SEE☆YOU!!

使用タックル
●ロッド:バンタム・170M(シマノ)
●リール:バンタム・MGL HG(シマノ)
●ライン:ステューター70ポンド(サンライン)
●ルアー:ラトリン・チャグバグ(ラパラ)、ジャンボバズベイト+ハートテイル3.5in(ゲーリーインターナショナル)

●ロッド:バンタム・170M-G(シマノ)
●リール:バンタム・MGL(シマノ)
●ライン:FCスナイパー16ポンド(サンライン)
●ルアー:ジョインテッド・シューティングボール3/8オンス(ハヤブサ)+プロトクローワーム(10FTU)

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