先週から久しぶりに
亀山三昧。朝はかなり冷え込む事も多くなり、防寒着が無いと寒いくらい。
一方、日中は日が出ると、パーカーを一枚羽織ると暑い位の陽気。
朝昼の寒暖差が大きい事から、暫く続いているターンオーバーが日に日に強くなっている印象でした。ネガティブな印象を受けるターンオーバーですが、本来上手くかわして強めな釣りがはまるのも特徴。しかしながら、日中は快晴無風の秋晴れ。
そもそもの天気が、大きいルアーであったり、強めのアクションのルアーは嫌われてしまう傾向にありました。
また、今秋のベイトの傾向も釣りをしても難しくさせている要因と言えます。
特にベイトのレンジが浅く、沖に大量に居ること、そしてベイトのサイズが小さい事は影響を大きくしている点です。時間帯別にみると、朝夕は活発にフィーディングしているものの、フィーディングスピードが速く、セレクティブで釣りづらいと言えます。
日中もそのまま沖に留まるバスは、中層で騙しにくく、追う距離も短い為に、なかなか食わせるまで至りません。
一方ストラクチャー周りはバスが多く居るものの、水質やカレントがイマイチでやる気がありません。
せめてフラットまで多くのバスが下がればボトムを使って追わせる事が出来そうです。
しかしベイトが浅い限りは、暫く浅いレンジに留まりそうです。
という訳で、
今回は僕なりのリアルタイムな亀山湖攻略方をご紹介。具体的には朝は少しルアーをライトな巻物に寄せて、手数で勝負。日中はワームの釣りでどうにか捻り出す事が最大公約数をとる釣りとなります。朝イチは
ドゥルガとハイカットDRでレンジ別に使い分け。
1m前後はドゥルガ。2m前後はハイカットという簡単なセレクト。
アクションはただ巻きと連続トゥイッチ。
モノがあれば基本通り脇を通して、通過するときにワンアクション。
朝夕は沖にも広く出ているので、決めつけずに広めにアプローチ。
とは言え、ただ何もかも無い場所はつらいので、遠くとも地形的な変化、カレント、浸かっていなくともオーバーハングの存在やシェードを意識して投げると良いと思います。
もうひとつのマズメである夕方は、ずばり上がり口。シャローフラットへのブレイク、岬などです。基本的にはバスが通るようなコースを引くに限ります。引き方はやはりアップヒル。とは言えアプローチが限られる場所ではダウンヒルでも大丈夫です。
ボートの帰着も早まり一番美味しい時間はごく僅か。
それこそラスト30分が勝負です。
とりあえずあれこれ考えながらも、どんどん投げて遭遇率をあげることが大切です。
お客様のドゥルガもこの通り。頭からは完全に丸呑み。向きが向きなだけに、フックが殆ど刺さってない。
ハイカットDRにて。オープンウォーターだと手元で食べる事もしばしば。最後まで気を抜かない事です。そして日中。
結構厳しいですが、それでも釣果が上がっているのが
ライトリグとカバー。ライトリグはやはりダウンショット。ベイトが小さめなので、2~3インチ程度のワームがベスト。
HPシャッドテール2か2.5を重宝してます。
レンジは3~6mあたりが狙い目です。
何も無い開けた場所はターンの影響が大きいので、何かある側が安定感があります。
本湖のど真中のライブスコープ画像。ターンがひどい場所は日に日に魚っ気がなくなり、スッカラカンです!ブレイクや壁、崩落の周りなどです。
またカバーはエサを捕るためというよりは、状況を嫌がって隠れているようなバスが多い傾向。
つまりは
フィネス寄りか、リアクション気味にスピードで食わせるかになります。フィネスな食わせは、パワーフィネスのスモラバ。タッガー3.3か4gにシルエット小さめのワームをセット。スピード重視の場合は7~10gのフリーリグ。ドライブスティック3.5かドライブビーバー3.5を使用しています。中途半端なカバー撃ちはなかなか反応が薄いです。
極々スローに喰わせか、ストンストン落としてスピードで食わせるかです。
とは言え、8~10mのディープでも少し釣果も聞かれるようになりました。
安定して釣れてくれば真冬ほどの繊細さが無くとも、比較的簡単に釣れてくると思います。
オリキンちゃんねるの撮影も。ハードルアーで良く釣れたので是非ご覧下さい!釣りに行けるタイミングで攻め方は変わるとは思いますが、是非釣りに行く際の御参考まで!
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