ご存知の方も多いかと思いますが、陸王2021チャンピオンカーニバルにて勝つことが できました。
今回はその詳細を記したいと思います。
フィールドは霞水系。知らされたのは本戦の1週間前でしたが、過去2年が旧吉野川と大江・五三川でしたので、可能性は高いと思っていました。
しかし・・・想定外だったのは、
新利根川と与田浦も含む、まさに全域!2日間のプラクティスではチェック不可能な広さゆえ、与田浦と常陸利根川は省き、新利根川もひとつの水門のみのチェックにとどまりました。
プラクティス初日は、鰐川のカド地形にある杭と小野川の支流、そして新利根川の水門で3バイト。
ここのところの水温は16℃台で、気候と共に安定していました。
波風の影響は受けにくくも、まだ冬のシチュエーションまではいかない、適度な水深と、適度な水の動きを選んでいけば釣れなくはないか!?
しかし、プラクティス2日目の荒天で状況は一変!プラクティスを続けるのもツラいほどの、ドシャ降りと強風。流入河川は一気に濁流化し、本湖も荒れました。それまで居たバスも居られなるほどで、少なくともオカッパリの範疇からはかなりのバスが離れたと思います。
この日はノーバイトでしたが、唯一、水温よりは僅かに暖かい雨だったことから、局所的にプラスに転じる可能性はありました。
実際、1日中ローライトであったにも関わらず、水温は17℃台に上昇しました。
そして迎えた本戦。
濁り・増水・水温上昇とくればシャローが定石ですが、時期的にどうか?この日も風は強いまま、そして流入河川も濁流でしょうから、釣れる場所は限られそう・・・
ファーストエリアに選んだのは
鰐川。前日からの強風を避ける位置であること。
そして、フィーディングに適したカド地形にあるベジテーション・風を避けるヘコミにある水深のある水門・プロテクトエリアであるテトラ帯と、一通りの条件を備えているため、どこかで釣れてくれれば、次の一匹にも繋がりやすいかと。しかし、上記を撃ち終えてもノーバイト。
車からだいぶ遠くまで歩いてきてしまいまいましたが、その先にある堀割川の河口までやろうと。
前日、掘割川も流れが速くなっていたので、追い出されたバスがいるのではないかとの期待でした。
すると、
掘割川河口に近いカド地形でヒット!カドに追い込まれる格好で、ジグを泳がせてきてのバイトでした。
フィーディング場に上がっているバスがいたことは勇気づけられました。しかし、一旦は増えた水位も早々に水位を下げており、期待していたほどシャローに魚がさしていません。
風もさらに強くなり、外的環境の変化に強い場所でなければ釣れる気がせず、新利根川の水門へ。
ひとつの水門に1時間以上費やして、バイトがあったのはラスト5分頃。
水門の中に入れたジグが沈まず、奥で引っかかったと思ったら着水直後に食っていました。感知が遅れてからのアワセは掛からず、即座に入れ直して誘っても食わず。次の1投は、表層で食ったことから着水直後から泳がせてきました。すると再びバイト!
ラスト3分で仕留めたグッドサイズが、次の日へと繋げてくれた気がしました。2日目の朝は、
前日に釣った新利根川の水門へ。朝は冷え込みましたが、水門の中はその影響を受けにくいうえに水深も深いので、バスが集まっているかもしれないと。
しかし、本流の水色が思ったより回復しており、むしろ水門内の水のほうが悪くなっていました。
そこで、15分ほどで移動できる
小野川の支流へ。水門からはけっこうな水量で水が流れており、居るとすれば流れを遮るヘコミか!?
岸から垂れ下がった草が水面に浸った部分があるも、その下はこの時期としては流れ過ぎている・・・一応ジグを入れると、「グ・・」とティップに重みが乗った直後は草かと思うも、「ググッ」と引っ張られました!ジャストでアワセが入っていない感覚はありましたが、口の横をフックがとらえていました。
このバスが、1200gを超えるキッカーサイズ!しかしその後は追加なく、とても勝てているとは思えない2日で3キロという結果に終わりました。
これまで10年以上出させていただいているなかで、一番キツい陸王でした。秋の霞水系は確かに難易度を増すのですが、何よりもプラクティス2日目のドシャ降りと吹き続けた強風がことさらそうさせたと思います。そんな中でも、藤田京弥プロと三原直之プロが選んだエリアの条件は一致しているところが多く、バイトも得ていたことから、
最後まで絞り込めなかったボクよりも見立ては正しかったと思います。
今回の決勝、そして印旛沼水系での予選も含め、ウエイトにカウントされたバスを釣ったのは、
全てギャップジグ+ピッグダディJr.。ワンパターンになってしまいましたが、ボクにとってはそれだけ頼れる存在になっています。
メインタックルです。
応援ありがとうございました。次は、少し間をおいて
艇王の決勝も控えています。
また京弥とは対戦することになりますし、松本幸雄君も房総リザーバーのスペシャリスト。
今度は相手の方が本職ですね。
さて、今週末11/21(日)は霞水系にて開催される「ANGLERS HOT LINE」主催のゴミ拾いイベントにお伺いします。佐々木勝也も来るそうで、トークショーの予定もあり。
じゃんけん大会なども予定されているので、ボクも景品をこしらえていきます。
申し込みは以下より。お力添えいただけましたら助かります\(^o^)/
公式ホームページ
https://www.anglershotline.com/アングラーズホットライン受付インスタグラム
https://www.instagram.com/p/CV7DwUAvGDM/--------------------------------
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