折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2021/11/20 高滝湖のナウを考える

今週は亀山湖から一転、高滝湖三昧。

水温は大きく下がり13℃台。

上流域では冬季の浚渫作業の真っ只中で1m近く減水。

暫くは通常よりも狭い範囲での釣りとなります。

大風が連日続いたので、ターンオーバーというよりは風による濁りが蔓延している状態でした。

この時期のバスの状態はワカサギに大きく左右されます。

当日は濁りと快晴無風で気温が上がったからか、終日表層付近の1m前後に居ました。

群れとして固まっているような状態ではなく、オープンエリアに一面浮いて広がっている感じ。

バスもフィーディングのポジションが定まらず、泳いでいるバスはフラフラしていて狙いが絞れ切れません。

一方オダなどの単体のストラクチャーに居るバスもワカサギと水深がリンクせず、簡単にはバイトしません。

唯一バイトを得たのが、ドライブビーバー3インチのフリーリグ。

重めのシンカーで大きめのフォールからの着底を繰り返し、クイックなアクションでバイトさせるイメージです。

水質がキレイだったので、少しうすめのカラーを選択

その他は朝夕にシャローフラットに差してくるタイミングで連発。

こちらはハイカットDRをただ巻き。

一段上がった水深2m前後をボトムに時折当たる位でトレース。

多少の障害物がボトムにあったり、水深の変化もあることから、ボトムに当たり過ぎる事もありますが、ロッドティップを上げて調整することでこれを回避出来ます。

一見、水深にぴったり合ったルアーよりも、少し潜るルアーを使うことは根掛かりが多発しそうですが、こうしてルアーの姿勢を立たせて泳がせる事で逆に根掛かりを減らせると感じます。

何より少しボトムに当たる位がバスの反応が良く、しかもスピード調整にも余裕があるハイカットDRがちょうど良いと思えます。

ナイスコンディションの一匹。ブレイク沿いの傾斜を利用してのバス

まだまだ小さいバスも動いています。たらふくワカサギを食べたバスは小さくてもヘルシーです。

その後、悪かった水質は日に日に回復し、水温もしっかり下がった事から、ワカサギもかたまりはじめ、レンジも下がってきました。

オダではハイピッチャー1/2ozや濁りが残る段階ではBLITZEXDR。

オダにしっかりコンタクトさせる事が大切です。

状況が良くなってきても、そこは水温が低下する秋。

このようなバスは、変化を嫌って場所に依存しているような待避モードのバスが多いのも傾向。

離れたアプローチでは追ってバイトまで至る事は多くありません。

しっかり当ててかわす作業を続ける事が基本です。

大場所やフラットではハイカットDRやHPシャッドテールなどのライトリグなどへの反応が良好。

特にワカサギの多いエリアに隣接した大場所はバスの大きなスクールが居たようです。

反応良く、且つバスの数が多い状態は季節が進むほどに減る傾向です。

複数匹釣るのであれば今がチャンス。

かなりサイズの良いバスも混ざるので、オススメです。

メタルジグもこれからが本番。揃えておくと良いと思います。

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