川村光大郎 OPENMIND 2021/12/2 艇王決勝亀山戦詳細レポート!

今週は艇王でした。

その内容と結果は皆さんご存知でしょうから、ここではプラクティスからの流れも含めて記したいと思います。

亀山ダムを訪れるのは約一年振り。

ここのところキビシイという話は聞いていました。

プラクティス初日、朝の気温は0℃と冷え込みましたが、水温は13℃台と直前に釣行した三島湖と同じくらい。

同じ房総リザーバーですから、状況は近しいものがあるのかな?

ならば、水深3~6mくらいを目安に探していこうと。

しかし、水に浮かんで何となく、より季節感が進行している印象を受けたのです。

体感的に寒いせいもあるでしょうか、三島湖で多く目にした稚ギルがまったく見えないのです。

この日はボート店主催のトーナメントも開催されており、その結果は興味深いところでした。

亀山のローカルアングラーで、どれくらいのウエイトなのか!?



湖の半分ほどを周り、釣果は4匹。しかし最大でも500gほど。

釣れたシチュエーションは共通しており、岬状に張り出した地形の裏側。ようはワンドの入り口です。

その部分の岸がエグレていて、さらにオーバーハングしてシェードになっていると高確率でバスが居ました。

この日の釣りを終えてのむらボートさんに戻ると、ボクの匹数でも竿頭。そして大会の結果はすぐに入ってきました。

優勝で1400g台1匹。

これはウワサどおりというか、本当に釣れていない。

しかし、対戦相手である藤田京弥プロと松本幸雄さんには当てはまらないだろうとも・・・


プラクティス2日目の朝は、気温マイナス1℃。デッキも凍てついて真っ白に!

前日に釣れたのと同様の条件を探しつつ、フラットの張り出しの中で、ブレイクラインが岬状に張り出した部分に沈み木が絡んだスポットを見つけました。

魚探(ハミンバード360°)に映ったそのピンスポットにキャストすると、すぐにヒット!

そこからほど近い、島前のフラット地形でも、水深4~5mに見つけた沈み木でヒット!

この日も4匹で、のむらボートさんで数は最多。

朝はシャローのフィーディングと、そのままミドルレンジの地形変化&沈みモノも狙えるフラット地形。

日中は、特定条件にある岩盤のシェードを狙うプランに決まりました。

グッドサイズは釣れませんでしたが、リミットメイク+シャローの一発を狙うのが、今の自分に出来る最善策だと思いました。

そして本番はご覧のとおり。

朝の一匹目がグッドサイズだったことはツイていた反面、手堅いと踏んでいた特定岩盤のラン&ガンがまさかのノーバイト。

必須だったはずのリミットメイクを損なったのは痛恨でした。

そして、対戦2人も苦戦しておりローウエイト。

勝てないことは察していましたが、30gの僅差とはあまりに意外でした。

まあ、30gという僅差以上に、松本幸雄さんの方が状況を掴み、釣法も煮詰めていましたけどね!

今回、プラクティスから通して釣果があったのは、全てスクーパーフロッグのダウンショット(3.5g)。

水色が濁っていたので、カラーはバブルガムピンクが良かったです。(写真はプラの魚。以下同)

亀山でのフィネスワームはブラックが定番。

ボクも用いて釣果もありましたが、ローライト時やシェードの中を釣るときは派手な色のほうがバスからの発見率が高まり勝負が早いと感じます。

フックはライトニングストライク(ハヤブサ)の最小サイズである♯4。

ノーシンカーで使うときにはワンランク大きい♯2を選ぶのですが、水面バイトのほうがスッポ抜けやすいところ、ラインを張った状態でバイトを感知してアワセるダウンショットリグの釣りでは、♯4に丁度良さを感じています。

実際、ライトニングストライクを使うようになってから、口内の深い位置に掛かる確率が明らかに高くなりました。

バラシも減って、これはもっと小さい♯6も欲しいな・・・

小さい針ほど、カタチが大事なんですよ。

そもそも大きいフックは掛かりますから。

ちなみにロッドはファイヤーフラッシュでした。

今週末12/4(土)は、福岡県にあるオールブルーさんにてイベント。

店頭イベントは本当に久しぶり。

PCR検査も済ませたうえでお伺いします\(^o^)/

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