もうひとつのマグナム

2021/12/18
今週はちょっと自分のなかで放置してしまっていたものを引っ張り出して、その検証に2日間を費やしました。

それは何かというと、マグナムクランク。


「え、ここにきてマグナム?」と思ったアナタ、今回はディープのマグナムですから。

ネオニコチノイド系など農薬に起因する生態系への悪影響から、バス自体の活性低下を招いているのではないかという近年の傾向、そこにプレッシャーが加わることによってさらにマグナムクランクの出し時が狭くなってしまっている。

春爆だなんだと、早春の雨に期待してさんざん試してきて、そのトーンダウンは如実だと感じている。

でも、それはシャローのマグナムについての話であって、ディープはまた違った反応が得られるのかもしれない。

事実、全国区で耳にするのは、コアなアングラーたちがオーバー7で結果をだしているという話なのです。

マグナムクランク、しかもディープダイバーとなると一般に広まる浸透性は薄いため、盲点といえば盲点。俺自身、気になってはいながらも、水面系に時間を割いていたため、縁遠くなってしまったという・・・。

ある意味、中層に魚が浮いているこのタイミングこそ、ディープマグナムが威力を発揮するのではないか?


そう思って月曜に亀山、昨日は相模湖で投げ倒してきましたよ。


亀山では、ヒラトップのアクション確認も実施。

結果、両日とも何も起こらず。


「ディープマグナムしかやらないよ」と言ったけど、それでも一緒に行くというので相模湖は渡邊和哉も同行。2人揃って投げ倒したのですが、かすりもしませんでした。

ワタカやヘラブナといったデカいベイトフィッシュの群れを捕捉して狙っていったのですが、生命反応といえば、それらにたまにぶつかるだけ・・・(もちろん、ワカサギが映ればそこも通します)。

何がダメなのか、何が良いのか、正直、わからない。

とはいえ、両湖ともに現状では巻きはもちろん、フィネスですら釣れていない難しさだったりするので、たった1日試しただけで「ない」と決めつけるのは早計かなと。

水深10~15メートルとかでの、中層狙いのディープマグナム。

あると思うんだけれどな。

今週はこのへんで。

来週もよろしく!

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田辺哲男のMY BIG GAME
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