折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2021/1/14 ハイレベル仲間内新春釣行で優勝!

初釣りを終えた元旦から中1日の1月3日、毎年恒例、仲間内+αの新春大会に参加してきました。

今年も亀山湖での開催です。

仲間内とはいえ、各メーカープロスタッフ、のむらボート常連さんで占められ、レベル高し。

勢揃いするのも、近年はお正月位になりました。

とは言え状況は厳しいの一言。

年末から年明けにかけての大寒波で、年末よりも水温もかなり下がりました。

何より魚類のレンジが日に日に下がっているのが見てとれます。

年始の営業となった2日の釣果もかなり低め。

ガイドをやっているとはいえ、季節感は例年と比べて2~3週間早く進んでいる実感もあり、下手したらヤバい状況です。

狙うは優勝と言いたい所ですが、内心はちゃんと釣ってこなければという思い。

ですが、久しぶりのトーナメントです。

前日の準備もいつもより念入り!

楽しみが勝ります。

この日は他のボート屋さんや初釣りの方が多く、真冬とは思えない人手。

出船すると冬の定番や要所のポイントは人で埋め尽くされています。

とりあえず、小さいの釣っても優勝には程遠い事、また大きくても小さくても釣る労力は一緒なので少しでも大きいの狙い。

バンクはオーバーライド一点。

そして人が少なめで大きいのが狙えるのが沖側の魚。

沖に倒れ込んだ竹、立木、浮きごみなど。

特に岩盤系のバンクはバスが寄りやすいので重点的に狙います。

もちろんライブスコープで物を見ながら、そのまわりもチェックしつつです。

ルアーは火蓮、スライドスイマーなどのビッグベイト、ヴァルナ、マイラーミノーのホバスト、HPシャッドテールのミドストで勝負。

要所を見ながらチェックしつつ、岩盤に寄ったゴミたまり。

とは言ってもゴージャスなゴミと言うわけでもなく、どちらかと言えば薄ゴミ。

冷え込んだ朝はそう言ったゴミに寄り添うバスが多い事は最近の傾向でした。

もちろんそういったバスが日中にバンクの中に潜り込んでいれば、冬のパワーフィネスの出番。

同じ様なバスが朝はそんな所に居ると言うことです。

薄ゴミなのでパワーフィネスではゴミを割り込んでしまうのでマイラーミノー3.5のホバストで軽く引っ掛けながらゴミの直下を泳がせてきます。

するとライブスコープ上でゴミの中から魚が出て来そうな画像を確認。

投げ直すと一撃で急浮上からのバイト。

少しだけ痩せていましたが、600gのナイスキーパーでした。

そこからは無の時間。

魚っ気があっても反応無く時間が進みます。

少しだけ暖かくなってきたお昼前。

岬から続く立木エリアの中に無数の色々な魚類と思わしき影。

ボトムにも細かいベイトが映ったり、中層にもヘラやワタカ、立木まわりにはギルと思わしき影。

色々な魚類がいるのはシーズン問わずとっても良い傾向。

少しだけ距離をとって、HPシャッドテール2.5インチのジグヘッドをカーブフォールさせてからのスイミング。

6mあたりに多く交差する立木の間を丁度良いところで良く通すようなイメージです。

数投後、重くなるバイト。

コンディションの良いキロフィッシュでした。

その後は特に何もなく帰着。

結果は思っていた以上に釣れていなくて、1600gで優勝!

2本でしたが、本当はリミット3本です(汗)

26名中キーパーをキャッチしたのは5名と本当に厳しい事が伺い知れます。

釣れたパターンはエリアもルアーもバラバラでした。

明確な傾向は特に無く、粛々とやり続けて一匹当たるか当たらないかといった確率だったようです。

かく言う僕も、ラッキーな釣れ方であったことは否めないし、ゼロも無くはない手応えでした。

ヒットルアーもホバストとスイミング。

一発当てにいったような選択。

噛み合わないと何にも無い事もあり得ます。

極めて魚ライクなマイラーミノーと力強くテールを動かすHPシャッドテールが一瞬のバスの振り向きをバイトに繋げ、少ないチャンスをモノに出来たのだと思います。

両ルアーともこの時期に限らず一年中使えるルアー。

もう少しアプローチやルアー操作のレベルを上げて、ハイシーズンにも良い仕事が出来るよう鍛え上げていきたいと思います。

今回のヒットルアー。特に特別な事はしていませんが、どちらも真っ直ぐセットするのが大事。

真冬の大会は時間が短い中、テクニカルでゲーム性も高く、とても楽しみです。

また来年を楽しみにしたいと思います。

マスクして集合写真。今年こそは皆でこういう場が楽しめる年にしたいですね!

ではまた来週。

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