川村光大郎 OPENMIND 2021/1/20 ロッドテストとデビル会参戦

先週は豊英ダムと戸面原ダムへ!

豊英ダムはダイワのロッド開発今井さんと、来年リリース予定となるショアコンペティションのファーストテスト。

かつては、一度に数本のロッドテストを依頼されることもありました。

しかし、それでは自分の場合納得のいくチェックができず、一年一本にしてもらった経緯があります。

それでもファイヤーウルフのときはフィッシングショーに間に合わないと言われつつもOKを出さず、異例にもロゴも入っていないサンプルが展示されたこともありました。

しかし、生産が終了された今となっても、ルアマガ本誌での人気投票において1位のご支持をいただいていることは、あの時妥協しなくて良かったと思えるのです。

昨年の陸王でもほぼ全てのバスを釣った、今年リリースとなるモデルにもご期待いただきたいところですが・・・

今回はその次のモデル。

テストしたルアーを見たら、見当ついちゃいますかね (^^;

今回はその最初のテストですので、あらかじめ伝えておいた要望を元にサンプルアップされたものですが、感触としてはいきなりイメージしていたとおりの一本があって、どうしよう!?

ただ、もちろんこれでOKにするはずはなく、これをベースに別バージョンを依頼したうえ、引き続きロケでもプライベートでも使い込んでいくことで、改善点を探していきます。

今回は釣ること優先ではないものの、サンプルや想定ルアーそれぞれの使用感の比較に費やす時間と、実際に釣りにかかる時間を分けてテストしました。

そして、終了近くに1本キャッチ!やっぱり冬は時合いによるところが大きいですね。

ギャップジグ7g+ブルスホッグダディを、本湖の岬、岸近くにキャストし、水深5~6mあたりまで探ってきたところでのバイトでした。

この時期のリザーバーは、バンク撃ちでも深い側まで探ってくることが大切だと思います。

そして戸面原ダムへ!

翌日にデビル会なる大会があるので、そのプラクティス。

トーナメントオフシーズンに開催されるこの大会は、関東レンタルボートフィールドの猛者からトップ50プロまで集います。

昨年は開催されませんでしたが、一昨年はこの戸面原ダム戦にて2位でした。

戸面原ダムは冬でも安定した釣果が見込めるフィールドでしたが、そうもいかなくなってきたような!?

この日は1バイト1フィッシュのみでしたが、同じくプラクティスに来ていた方々からも苦戦している様子がうかがえたのです。

ライブスコープを活用している面々も、「まったく反応しない」「本当にバスなの!?」なんて・・・

今回の参戦者はライブスコープ搭載率が高く(大会後、参戦30人中13人が搭載していることが判明!)、信憑性もありますが、これはむしろチャンスなのでは!?とも。

この手の釣り(魚探サイト)が効果テキメンとあっては太刀打ちできないかもしれませんが、そうでもないのならば・・・!

ちなみにボクがこの日キャッチしたのは、岩盤にブルスホッグのリーダーレスダウンショットを落とし込むベーシックな釣法でした。

当日、まずは前日に釣果のあった岬からスタート。

岬の裏がいい感じにヘコんでいて、さらに枝も垂れ下がっています。

前日はフォール中にラインが引き込まれましたが、ひとしきり撃ってバイトはなく、今度は枝にラインをかけて一点で誘うと押さえ込まれるようなバイト!

アベレージサイズですが、食い気のある朝のうちに釣れてよかった(^^)

次に対岸へと渡り、沈み木があるスポットへ。

先に撃っている人はいましたが、大きな沈み木なのでいないことはないだろうと。

少しずつ位置をズラしながらキャストし、枝を乗り越えては落とし込んで誘っていると・・・居ました!


2匹目をキャッチし、ここまでで約2時間。キツいと思っていたリミットメイク(3本)もイケる!

しかし、その後はノーバイトで13時の帰着をむかえました。

30人中、バスをキャッチしたのは12人。

しかし、リミットメイクはおらず・・・いや、一人だけいたのですが、惜しくも帰着に間に合わず。

ブレーバーマイクロのダウンショットとのことでした。

優勝はディスタイルの馬場孝介さん!

今戦のビッグフィッシュとなる、45cm一本。

SVSBのリーダーレスダウンショットによるカバー撃ちでしたが、タックルに特徴あり。

パワーのあるベイトロッドにベイトフィネスリール(アルファスAIR)を組み、ラインはPE1.2号にリーダーにフロロ12ポンド。

パワーフィネスのベイトタックル版のようなセッティングは、着水音をおさえたアプローチをするためとのことでした

そしてボクは2位。

そういえば、一昨年もビッグフィッシュ一発に負けました(^^;

リグはブルスホッグのリーダーレスダウンショットで、フラスカートを付け、パドルの先端をチャートに塗りました。

反応するバスの目につきやすくする狙いでの、プラスアピールです。

ブルスホッグは、房総リザーバーでの反応の良さを感じてのチョイス。

枝などを乗り越えるべくスーッと持ち上げたときにパドルを左右に振る動きが、メインベイトである稚ギルの尻尾の動きや水押しに近いのかも。

上位5名。

参加者全員で集合写真です。

さて、今週末からは、「釣りフェスティバル2022オンライン」が開催となります。

特設会場より、ボクは1/22(土)21:40~22:20の枠で、黒田健史さんとのトークライブを予定しております。

これまで接点がなかったので、どんなトーク内容になるのかはボクにも未知数!?楽しみです!

お時間許す方はぜひご覧ください\(^o^)/

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