2022 SUPER NEW PART1


2022/1/29

先週末にWEBでの釣りフェスティバルが開催されたのはご存じのとおり。ノリーズも参加していたわけですが、あらためてこの場で今季登場予定のアイテムを紹介していこうと思います。

トップバッターは来月に発売となる『フラチャット ネイキッド』



そもそもネイキッドってなんぞや? という部分に触れると、これは英語の“naked”であり、「裸の」とか「まる見えの」といった意味。その名のとおりフラチャットのスカートレスチューンで、それを俺が勝手にネイキッドと呼び始めたら、いつのまにか拡散され定着してしまったという…(笑)。

意外と知られていないのだけれど、アメリカではチャター系=ブレーデッドジグをスカートレスで使うケースがとても多いんだよね。スカートなしで売っているというのではなく、取ってしまう。プロトーナメントに出ている選手を見ていくと、半分くらいは外して使っているんじゃないかな。それほどメジャーな存在。

じゃあなぜ日本に普及していないかというと、おそらくスカートをなくすことに抵抗があるからじゃないかな・・・。当初は、作り手である俺自身ですら躊躇したからね。

ところが、いざ外して使ってみると、これが実に釣れるんだよ。使い込んでいくと、この仕様が日本にはとても合っていると感じる。

そこで、みなさんバサッと切るのはイヤだろうから、ハナからスカートをハンドタイせず、そのぶん価格を下げて世に出すのがこのネイキッドというわけです。とにかくまず、このチューンの効果を試してみてほしい、というのが狙いのひとつ。

実際に使ってみれば、ハイプレッシャーの湖や中層での有効性に気付くと思います。とくにわかりやすいのは、障害物のない中層! 沖で、ボート際まで追ってきて食うことも多々あるからね。


しかも、サイズもいい。

イメージとしては、速くてオートマチックにバイトトリガーを引けるミドストって感じ。そりゃ食わないわけがないよね。

強くしたければオリジナル、食わせ系に寄せるならネイキッド、そんなふうにシンプルに考えていけばいい。

トレーラーは、俺的にはレディーバランスが気に入っているけれど、これはもう正直言ってなんでもいい。

フロリダにいる巧なんか、最近はフロントフラッパーカーリーとの組み合わせを絶賛してる。

まあ、強いて挙げるなら、オイカワなのか、ハスなのか、ワカサギなのか、ベイトフィッシュを意識して、そのサイズ感に合ったものを選ぶのがいいんじゃないかな。

参考までに俺の場合、ロッドはHB640MLがベース。フッキングを意識すると硬いロッドを選びがちだけど、あまり硬いと泳ぎが阻害されてしまう。だから、投げやすくて針が刺さる頃合いを選ぶ。そうなると、フラチャットには640MLがマッチするのです。

ちょっとパワーを上げたいなら、LTTの650MHもチャター系にはすこぶるいい。

リールはカルカッタコンクエスト100のノーマルギア。感覚的に速く引いてもラインが突っ張りすぎないというか・・・まぁ、これはクランキングでも一緒なんだけれど、やっぱり巻き物はスピード調整のしやすいローギアのほうが、俺自身は釣れる気がするんだよね。HGもかなり使い込んだけれど、まずはノーマルがオススメ。ラインはシーガーR18フロロリミテッドの14ポンドを巻いています。

今週はこのへんで。

来週もよろしく!!

過去の連載はこちら↓
田辺哲男のMY BIG GAME
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