相模湖テスト&NEW魚探導入



2022/2/4
新型コロナがここにきて猛威を振るっているのはご存知のとおり。ただ、俺の場合はどうしても現場に出ないと仕事が進まない…。 なので今週は、細心の注意を払いつつ試したいテストサンプルを携えて相模湖へ行ってきましたよ。



第一の目的は、もちろんいま取り組んでいる新たなヒラクランクのパフォーマンスの確認。魚に触れるかといったら、時期が時期なので難しいだろうけれど、動きだけでなく、立ち上がりの水の掴み方や障害物のかわし方なんかは、やはり、実際に投げて巻いてみなければピンとこないからね。

それともうひとつ、これはフラッシュアイデアに近いのだけれど、ワサビーの新しいサイズ感を模索してみようかなと。

いや、自分で言うのも何ですが、ワサビーはジギングスプーンというジャンルにおけるひとつの完成形だと思うよ。ただ、これまでにないサイズをいくつか作ってみて、しかもこれまでとは違う厚みを出してみて、バスはどんな反応を示すのか? まあ、こちらに関しても、2月ともなるとディープボトムが思いっきり冷え込んでしまうので釣果は望めないかもしれないけれど(経験上2月以降のメタルは…)、やはりフォール時の姿勢やスライド、エビになりにくさ、ラインのヨレる度合いなどは現場じゃないとわからない。

案の定、アタリはなく終わってしまい、現状の難しさ、厳しさをあらためて認識した次第。そのぶん挙動の確認に集中して、次なるヒントを得て帰宅の途についたのでした。やっぱり、現場に出れば何かしらを学べます。


ちなみにいまの相模湖は水温8度台。釣果情報が乏しいからかアングラーはほとんどおらず、ストレスなく展開できましたよ(笑)。


そして昨日は山中湖のボート&タックルショップ『センターフィールド』の中原が来てくれて、新たな魚探システムを組んでくれました。今季から、巧と同じハミンバードのソリックスを積むことになっていたのです。


中原、忙しいなか足を運んでくれてありがとう!!

巧のはもっとデカいのだけれど、レンタルボートメインの俺は『ソリックス10』をセレクト。

なぜこれを導入するのかというと、巧と一緒に釣りをしていて2Dの映像がとても良かったから。俺のゲームは基本、2Dでの水中解析を軸にしている。これまでのローランスも、ダウンイメージやサイドイメージはほとんど使っていなかったのです。

ライブスコープも、一度取り入れてはみたものの早々に手放してしまった。

というのも、照射する超音波が魚の反応に影響を与えると感じているから。俺の実践している釣りは食わせの方向ではなく、やる気のある個体がルアーに気付いて近寄ってきて(追ってきて)食うケースが多い。そこに音波が作用すると、Uターンしてしまう魚がいるに違いない。とくにライブスコープは、エレキで流す=前へ前へと発してしまうわけだからね。

そしてソリックスは、ダウンやサイドの解像度が高いので、それらを併用することで2Dの理解度が確実に高まると感じたから。まずはその組み合わせである程度の期間使ってみて、イメージをさらに明確化できるようになったら、これまでどおりの2Dだけの仕様に戻してみようかなと。

さらにエレキもモーターガイドの新しい『ツアー』になり、デッキに合わせてペイントしてもらった遊心のバウマウントにセットして、準備は完璧!!

次の現場が楽しみです。

今週はこのへんで。

来週もよろしく!!

過去の連載はこちら↓
田辺哲男のMY BIG GAME
--------------------------------
※田辺さんへのメッセージ、この連載のご感想を受け付けております。メールの件名を「田辺さんへ」としたうえで下記のアドレスまでドシドシお送りください!!

inquiry@lmg.jp

0

コメント

ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。

もっとみる