10FTU Friends・KAIchan's★SE9RET ~FEB. the 2nd Week~



ルアマガモバイルをご覧の皆様こんにちは!

セキュレッツバイトのカイちゃんです!

年が明けたと思いきや、もう2月。
楽しくバスフィッシングしていますか?
なかなか1本が遠い。バイトもない。そんな中、僕はZONE FISHを求めて釣りをしています。

1日ワンバイト、釣れても1尾。
であれば、スイムベイトでデカいバスを釣りたいですよね!

そして僕自身、連載2回目となる今回は、昨年末に炸裂したスキップシャッドのシャッドテールチューンとフリーリグのちょっとした小ネタについて触れさせていただきたいな、と。

皆様の、釣りの引き出しネタにしていただけたらと思います!

スキップシャッド?…いやいや、フィンズP?…ん? そうなんです。ニコイチ的なアイデアでいい思いをしています♪


初めてこのチューンをやったきっかけは、昨年12月の油ヶ淵釣行の際、バスがリアクションバイトではなく、追い食いをしてくるタイミングに出会った時です。

ちなみに、私の巻きモノ(特にイヨケンチャター・アディ)ルアーローテーションとしては、

広範囲をスピーディーに探りたい時はトレーラーにVスキップ
広範囲かつナチュラルに探りたい時はフィンズP

という使い分けをしてきました。

最近こそHBバブゥによるZONEを探す釣りばかりしている私ですが、まだ水温が安定して活性の高い個体がウロウロしている時期には、HBバブゥ以外にフィンズPやVスキップを使用して、広範囲を探ったりしていました。


油ヶ淵では、水質的に、バスがずっとルアーを追ってくるということが困難なくらい濁っています。
故に、基本フィネスで一点を集中的に狙うか、上流の綺麗な水質でサイトフィッシングをするか、どちらかが主流となっています。

12月上旬の油ヶ淵は、流入河川にいた魚たちが徐々に本湖へ集まってくるタイミング。

高浜川、半場川、長田川は11月中旬からベイトが河口部に集まりだすために、上流域にいたバスが徐々に減っていきます。

また、それまでリアクションで食わせることの多かった油ヶ淵本湖も、流入河川周辺が狙い目になっていきます。中でも水質が良く、ベイトが多い長田川河口は外せません。

秋に本湖を攻める際は、リアクションで食わせるVスキップ。
長田川のような水質が綺麗な場所ではフィンズPを使用。

という分かりやすい釣り分けだったのですが、

濁りの強いフィールドの中において水質がマシなエリアでは、Vスキップではルアーのピッチが速すぎ、また、ゆっくりテールが動くフィンズPでは逆に少し遅く、ルアーそのものの特性をそれぞれ活かしきれないなぁ、と感じていました。

その中間が欲しかったのです。

そんな中、ひらめいたのが先述の写真のアイデアです。

持ち合わせていたスキップシャッド4.8のテール部分のみをカットし、そのカットしたテールをシャッドテールのように垂直にくっつけました。

するとどうでしょう…。
素晴らしい!

これがまさしく求めていたアクションでした。

スキップシャッド4.8は、マテリアル自体に弾力があるという特性から、テールのピリピリアクションを奏でることが可能です。

テールの動きは、より小魚を思わせるようなピリピリアクション。それでいて軸がブレません。
●ロッド:ポイズン・アドレナ1610M(ジャッカル・シマノ)
●リール:バンタムMGL HG(シマノ)
●ライン:FCスナイパー16ポンド(サインライン)
●ルアー:スキップシャッド4.8インチ(10FTU)+ハイパートルネードウェイテッド#4/0・1.8グラム(ハヤブサ)*ウェイテッドリグ



油ヶ淵は、オフセットフックを使用したリグでも簡単に根掛かってしまうような、複雑なボトムマテリアルのフィールドですが、10FTUのルアーは浮力も高く、ハリ持ちがいい製品ばかりなので、そう簡単にロストすることがないので、初めて油ヶ淵へいく方にもオススメです!

ピリピリアクションといえば他社製品のシャッドテールにもありますが、サイズが小さいものばかり。
スキップシャッドのテールチューンをすることで、シルエットサイズを落とすことなく、よりナチュラルさを演出できます。

ぜひ頭の片隅にでも入れてもらえればなと思います!!

引き出し二つ目は、こちら。

五三川上流にて冬バスゲット。こちらはスピニングタックルでのチビロッターのフリーリグですが、少し工夫して使っています!


その工夫とは、こちら。

五三川上流にて冬バスゲット。こちらはチビロッターのフリーリグですが、少し工夫して使っています!


実は、結び方を工夫しているのです。もっとアップにすると…。

分かります? スピニングタックルでフリーリグをする時は、必ずといっていいほどするのがこのフリーノット。フリーリグとの相性が実は抜群なのです!


フリーリグの特性は、シンカーが先にボトムに着き、その後、ノーシンカー状態でルアーがフォールする時差アクション。

特に少し流れがある場所ではラインが流され、フリーリグの動きを妨害してしまいます。 フリーノットで結んでおけば、ワーム自体の自由度が上がるので、フリーリグの特性を最大限に発揮することができます。
理論としては、ワーミングをする際にスナップをつけるのと同じ理由です。

ていうか、スナップではダメなの?という質問もありました。
機能的にダメというわけではありませんが、やはりスナップ分の重さを考慮すると、ないに越したことはないというのが理由です。

極限までワームの自由度を上げる。

それが食わせのアクションへと直結するのです。

耐久度が心配な方は、切れ端をライターで炙り、玉を作る事で、抜け防止になります!!

僅かなバイトが貴重な冬の時期。少しのこだわりが釣果を大きく左右します。
スピニングタックル
●ロッド:ポイズン・グロリアス265L(ジャッカル・シマノ)
●リール:ステラC3000MHG(シマノ)
●ライン:FCスナイパー6ポンド(サンライン)
●ルアー:チビロッター、マイクロッター(10FTU)*3.5グラム・フリーリグ


今年も10FTUルアーで楽しくバスフィッシングしましょう!!!

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