オーバー3.5のはなし

2022/3/5
今回はショットオーバー3.5TSについて。

開発の発端は、リザーバーでも釣れるシャッド的な優しいアクションのルアーが欲しいと思ったことがキッカケ。

これはどういうことかというと、例えば亀山湖や相模湖をイメージしてほしい。

  オーバーハングの隙間を射ったり、レイダウンや立木に絡めるのは当たり前っていう湖では、シャッドだとややアキュラシー性とスナッグレス性が足りない。

それに急深なレイクでは、シャッドだとミドルレンジのストラクチャーに当てていくのは助走距離が必要になるよね。

そこで俺は しっかり潜って、ちゃんと躱せるクランクのアクションをシャッドに近づけたのがこの「ショットオーバー3.5TS」。

「TS」とは、「タイトシャッド」の意です。

しかし、いろんなシーズンを投げ倒して気づいたことがあるんだ。

とってもよく釣れるんですよ。

サイズ関係なく…(笑)。​​

いやぁ、これは正直誤算でした。

アクションが弱いから魚の活性が高い時だと、サイズ選ばずとにかく釣れてしまうんだ(汗)。

  まぁ、逆にクランクじゃ食わせきれないようなコンディションでもこれなら食うから、ある意味目的のものは作れたんだけどね。

でも、俺はやっぱりビッグフィッシュを狙って釣るのが好きだから正直、「このルアーすげーだろ!」とは言いにくくなりましたが…。

でも、これからプリの魚を狙うにはちょうどイイ!

プリの魚がこれから上がってくるようなレンジを弱々のアクションで引けば、ズドンと丸呑みバイトが待ってますから。

昨今のタフフィールドにはマッチすると思うので、気になる方はぜひ。

参考タックルはコチラ。

  ロッド:ロードランナーHB680L
リール:カルカッタコンクエスト100
ライン:フロロリミテッド10〜12ポンド

ということで、今週はこのへんで!

来週もよろしく!

過去の連載はこちら↓
田辺哲男のMY BIG GAME
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