ルアマガモバイルをご覧の皆様こんにちは!!
3月に入り、気温も徐々に暖かくなってきましたね。
今年の中部地区河川は、例年に比べてどこも厳しい…
そんな声が多数聞こえてきます。
皆さん、初バスは釣れましたか?
僕も3月初旬、大江川にてようやく初バスを手にすることができました! 夕方のイッパツ、ナイスコンディションの40オーバー。良かった~(汗)。この日の昼下がり…15時頃、ワンドエリアで明らかにバイトと分かる、魚体が完全に見えるバイトがあったのです。
ソイツはバイト後、木の根元のカバーへと戻っていくのを確認しました。
同じスポットを4回ほどアプローチした後の5回目でそのバイトがあった、しかも、同じスポットのカバーに戻っていった…これは、タイミングが合えば釣れると確信しました。
完全に暗くなるのが18時。
ぎりぎりの17時50分頃までちょっとの辛抱です。
時間を空け、同じスポットに入り、先程と同じアプローチで仕掛けます。
やはり3回4回投げても反応はなく、ダメかと思いました…が、トゥイッチとタダ巻きを織り交ぜたアクションに変えた瞬間にバイト!!
使用タックル●ロッド:バンタム170M-G(シマノ)●リール:バンタムMGL(シマノ)●ライン:FCスナイパー16ポンド(サンライン)●ルアー:HBバブゥtype2(10FTU)*NEWカラー・タイガーメインとしている大江川や五三川では、1日に聞くお客さんの釣果が大体2~3尾。
たまたま僕は釣れましたが、それだけタフということですね(原稿がアップされる頃には多少緩和されているかもしれませんが…)。
実はタフ化している要因は、いくつか考えられます。
大きな要因のひとつとして挙げられるのは、昨年末から今現在まで、大江川と五三川に関しては、共に大幅に減水してしまっているということです。
それ故、昨年まで釣れていた場所での釣果が全く出ていません。
コンディションの良い個体ほどスポーニングを意識する時期が早く、また、エサを食いにシャローに向けて動き始めるのも他の個体より早いのですが、大減水したことにより、平常水位時のシャローエリアまで上がることができなくなっているのです。
昨年と比較して、釣れている場所がバラバラであることから、魚自体はしっかり動いていることは確認できました。
今回初バスを手にすることができたルアーがHBバブゥtype2。新カラーのマーブルパターン、通称タイガー。一見イエローとブラックで奇抜なカラーにも見えますが、ステインからマッディまでの水質をカバーできる、水馴染みが良いカラーです。レンジやスピードを変えながら同じコースを何回も通し、トゥイッチに切替えたタイミングでバイトを得ることができました。最近、特に日が長くなったことを肌で感じます。
日照時間が長くなればなるほど、水温は徐々に上がっていきます。
冬のバスは水温の安定するディープエリアにいるということは周知の事実ですが、その中でも水温変化に対応できる大きい個体はシャローへ上がってくることができます。なので、早春のシャローエリアで釣れる個体は大きいことが多いのです。
では、僕自身が何を意識してエリア選択をしているのか。
シャローエリアといっても様々…複数ありますが、一番重要な要素となるのがディープエリアに隣接しているということです。体力のある個体とはいえ、いつまでもシャローにいるというわけではありません。
キモとなるフィーディング…ベイトを食べたいタイミングに応じて、都度シャローに上がってくるのです。そして、ベイトを食べた後はまたディープに戻る。体力はあっても、すぐにディープに戻ることができたら体力も使いすぎずに済みますからね。
人間の世界でも、雨や、寒い時など、スーパーやコンビニが家の近くにあったら嬉しいですよね。魚も一緒です。
伊豫部さんが3月のFISHロケで釣った、53.5センチの大江モンスター。おおよそ3月上旬くらいまでの間は浅場と深場を行ったり来たりしています。まさにこれからの季節…3月も中旬に入ると、三寒四温による水温変化も緩和され、水温が安定してきます。そのタイミングでは、スポーニングを意識したシャローフラットな地形が狙い目となります。スポーニングエリアに必要な要素として、太陽光が挙げられます。理由としては、産卵には水温が絡んでいるからです。
水温が10度前後になるとスポーニングに入ると言われていますが、
日光がよく当たり、表水温が暖かくなりやすい場所=『シャローフラットで影になりにくい場所』が重要となります。では、どんなルアーが効果的なのか?
以前は、シャローエリアでの個体は低水温期に強いジャークベイトでの釣りを多用していました。
確かに数を釣ることはできていましたが、正直、なかなか大きい個体に巡り合うことができませんでした。
しかし昨年、伊豫部さんのスイムベイトスタイルを直伝してもらい、厳寒期から早春までの間はHBバブゥを使った中層の釣りを行う様になりました。ゼロワンゲームではありますが、掛けたら必ずと言っていいほど、でかい個体を1発釣ることができます。
ちなみに、冬のバス釣りの鉄板といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?
バイブレーションや鉄板バイブ、ジャークベイト、ディープクランクなどが挙げられると思います。しかし、それらのルアーを使っても、1日に釣れる個体数は圧倒的に少ないしサイズも選べない。
やっぱり、冬でも大きいバスを釣りたい!
…そんな方には、是非HBバブゥシリーズを使っていただきたいです!
HBシリーズといってもこれだけの種類があります。上から、ヘッドボム、デッドスロール、バブゥtype1、バブゥtype2、プク。これらのHBシリーズを駆使して春のでかバスを攻略してみましょう!また、食べられるベイトの観点からすると、スポーニングが始まるまでの期間は、雌の個体は体力を付けたいため、大きなサイズのベイトを捕食する傾向にあります。
この時期のプリスポーンのメスバスを手にしたい方は、ぜひ、ルアーのシルエットをもう少し大きくしてみるのも良いかもしれないですね。ちなみに、巻く時のコツは、とにかくゆっくり。HBバブゥを使うのであれば、テールがギリギリ動くくらいのデッドスローが一番いいですヨ。ということで、
HBバブゥの新色について、私見…といいますか、カラー別の使い分けを。
新色のマーブルカラーシリーズ。左からホワイトマーブルの「ゼブラ」、ピンクマーブルの「フラミンゴ」、チャートマーブルの「タイガー」。マーブルカラーの使い分けですが、どれも濁りに強いブラックが入っているので、濁ったフィールドでは強いです。
その中でもホワイトとブラックが混ざったゼブラは膨張系のカラーですので、マズメのタイミングや、ローライトで魚が浮いている時などに多用します。
魚が浮き気味のときに投入するホワイトブラックのゼブラ。クリアウォーターでも有効。チャートとブラックのタイガーは、濁った水にはとても馴染みの良いカラーなので、陽が登っているタイミングであれば、使用頻度の高いカラーです。魚に違和感を与えることなく、アプローチすることが可能です。
ステインからマッディにかけての濁りが強めのフィールドで重宝するチャートブラックのタイガー。キラービーカラーの変則版という見方も。ピンクとブラックが入ったフラミンゴは、僕的にはゼブラとタイガーの中間的要素として使っています。
タイガーよりも濁っている箇所での視認性がよく、レンジをキープしやすいですね。濁った箇所では特にピンクの使用頻度が高いです。
生き物には保護色と呼ばれる色があります。
その中で突然変異が起き、保護色がなくなってしまったものをアルビノと言います。
アルビノ種は、その変わった色であるが故に狙われやすく、成長しきる前に捕食されることが多いのです。
また、アルビノは一見白っぽい色にも見えますが、捉え方によってはピンク(血液)色にもなります。
うさぎといえば白で目が赤いというイメージがありますが、これもアルビノで、目も血管の色が浮き出ているということです。
自然界ではアルビノ色(ピンク)が天敵に狙われやすいという事実もあり、イメージ的な感覚ですが、僕的にはマーブルカラーが一番使用頻度の高いカラーとなります。ピンクはHBバブゥだけでなく、ワームやジグのスカートへの使用頻度も高いので、僕にとっては、数あるカラーの中でもトップクラスに信頼度の高いカラーです。
これらの理由から、ピンクの入ったフラミンゴを軸に、馴染ませるタイガーか、ローライトのゼブラにするかを使い分けます。
使い分けのベースとなるピンクブラックのフラミンゴ。迷ったらまずこのカラーを投入してみよう!ここで一つ
ワンポイントアドバイス。
HBシリーズは素材の特性上、カバー沿いを通してきたり、カバーの絡むポイントを攻めていくと、どうしてもフックポイントがずれたり、ボディが避けてきてしまうことがあります。
そんなときにはSPIKE ITの「Fix A Lure」をお勧めします。マニキュアの様に塗ることができるし、1本で1年は余裕で使い続けることができます。
同じ箇所を何度も塗り続けていると硬くなってしまうことがありますが、数回の塗付であれば全く問題なく修復が可能です!とにかく難しい季節ではありますが、逆を返せば、デカイ個体を選んで釣ることのできる季節でもあります。
是非、今年のプリスポーンはHBバブゥを使ってZONEを探してみてはいかがでしょうか!!
素敵なBIGONEが待っているかもしれませんよ!
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