大津清彰 バス釣り真相解明 2022/4/6 実は難しい!?相模湖【魔の4月】を解説

現在、水面系絶好調な相模湖!

トラファルガーを使った釣り方や、ワームを使った「ピクピク」等、とにかく表層付近を意識した釣り方での釣果が目立っています。

とにかく偏光グラスと目を頼りにバスと釣り方を探していく方法が吉。

逆に、ライブスコープを頼った水中の釣りになると、意外にもドツボにハマって釣れない…

そんな状況です。

4月3日に出ていた、50オーバー!

寒い日のほうがビッグフィッシュが表層に出やすいタイミングです。

52cm2550g
トラファルガー5丸呑み

そんな楽しい相模湖ですが、おそらくあと2〜3週間くらいで釣れそうで釣れない【魔の4月】が始まります。

これからどんどん暖かな日が増えてくると、見えバスも一気に増加します。

しかし…

意外と食わない…。

暖かな日が続いてしまうと、一気に気持ちが産卵行動に変化してしまうので餌への興味が薄れてくるのではないかと私は考えています。

コレが、釣れそうで釣れない【魔の4月】状態。

ボーッと浮いているバスやワンドをウロウロするバスがたくさん見えますが、実は釣るのは難しい…。

この状態では、まだすぐには産みません。

オスも産卵床を掘ったりする行動をするのですが、大抵その年の一回目は、寒の戻りで産卵床を放棄します。

バスは産卵床を掘ったからといって、必ず産卵まで行くというわけではありません。

こんなタイミングでは、巨大なバスほど見えやすい場所に浮いていたりします。

私は「ナンパ待ちのメス」っと呼んでいるのですが…。

おそらくその後、気に入ったオスとペアリングし、産卵するための行動のひとつなのではないか?と考えています。

正直、この状態は本当に釣るのが難しいです…。

真っ向勝負すると、コテンパンにヤられてしまうことも…

打開策としては、湖の中でも比較的産卵遅い場所を選んで狙うものがあります。

産卵に関しては、一気に起こるわけではありません。

相模湖では、ねん坂〜青田にかけては産卵行動がはやく、それ以外の「水温が上がらなそうな場所」や「ワンドが近くにない場所」のほうが良い事があるのでぜひ狙ってみてください。

このタイミングになると、意外とバスがあまり見えない場所のほうが釣果が伸びたりします!

また、産卵とは無関係の、元気に泳ぎ回る小型なバスをあえて狙う方法もあります。

ホバストやクリーピーミノー2.7を使ったマイクロベイトの釣りがオススメ。

クリーピーミノー

もし釣りに行く日を選べるのであれば、あえて寒の戻りとなる寒い日が続いた日を選ぶと良いと思います。

寒い日が続いた方がバスの気持ちが産卵行動にならないので、むしろ食い気が立つと私は考えています。

雨の日にはまだまだワカサギ系表層がいけるはず

ワカサギの産卵終了とバスの産卵行動によって、使うルアーも激変していくのが4月です。

4月のルアーに関しては前回を参照

一歩間違えると全く釣れない!難しい月となりますが、タイミングとルアーが合えば、ハイポテンシャルなビッグバスを手にすることができる月となります。

皆様、良い釣りを!

スポーニングがらみのビッグバスが釣れる月

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