川村光大郎 OPENMIND 2022/4/14 亀山湖タックアイランド主催トーナメント参戦&カスミの今!

先週末は亀山湖にて、タックルアイランドさん主催のトーナメントに参戦してきました!

近年盛り上がりを見せるレンタルボートでの大会。

勝負ならではの緊張感は、取材とはまた違った醍醐味があります。

亀山湖へは、昨年11月末に開催された艇王の決勝以来。

ボート屋さんのブログを拝見すると、なかなかに釣れていない様子・・・

前日、プラクティスに入ったところ、水温は15℃を超えてきました。

この時点でイヤな予感・・・これは食わなくなるぞ、と。

その後水温はさらに上がり、17℃台に突入。

そして、お昼頃から日当たりの良いカバー絡みに浮いてきたバスは、デップリ太ったメス!

ああ、やっぱり・・・

バスがスポーニングを意識することで、食性で食わなくなる。

特にこの日向ぼっこバス、ボクは釣れた試しがないのです。

ただ、スポーニングとは関係ない、そして今の亀山ではアベレージサイズともいえる25cm前後のバスも見えるように。

試しにM.P.Sのダウンショットを投じると、呆気なく釣れました。

今大会はキーパーサイズが設けられていないので、ウエイン率は高そうかな!?

ちなみに、亀山に浮くまでは、スクーパーフロッグマグナムをやり切るのが最も勝ちに近いと思っていたのですが、食い気はないうえすぐに逃げるバスに対して、パワフルすぎる。

それでも、もし食って来れば・・・とプラクティスでは最も時間を割いて投じたのですが、レギュラーサイズと思わしきバスの1バイトのみでした。

迎えた本番。

一応スクーパーマグナムはリグっておきつつ、メインはギャップジグ3.5g+ピッグダディJr.にしてみました。

落としどころ・・・な感じにはなってしまうのですが、浮いているバスに対して中層をスローにスイミング出来、カバーの中でも誘える。

そして、あらためて休日の亀山の人の多さを知り、使う人が多くなはいポークが差別化になってはくれないかと。

まあ、これといった釣法を見い出せていないため、自信のあるこのリグで良さそうなところは手当たり次第的なところもあり(^^;

しかし、ジグでは1バイトのみ。

掛からなかったので、小さかったと思います。

目星をつけていたエリアをかなり丁寧に撃ってのことなので、このままではデコるな、と。

残り時間は1時間半を切った辺りだと思いますが、それまでは基本バンク撃ちだったのを、ライトリグで沖側を探ってみることに。

藤林というエリアの、ちょっとした地形の張り出しにスクーパーフロッグのダウンショットを投じ、ボトムをチョワンチョワンと泳がせてくると、「コンッ!」

すぐに釣れ、同スポットから続けて2匹目。

しかし、ここまででした。

100人を超える参戦者のうち、ウエインは40人以上!想像していたよりも多くの人が釣ってきました。

しかし、3位のウエイトでも1400g台(3本)と、サイズには皆さん苦心した様子。

おそらく、1キロクラスのグッドサイズを釣った人は一人かも!?

しかし、浮いてきたデカバスを仕留めるのに成功した人が2人!

2位の望月さんは1本で2324g!

浮いていたバスが一旦は沈むも、キャストしていたところ泳いできたので、その前にベローズギル2インチの0.9gジグヘッドを通したら食ってきたとのこと。

優勝した藤野さんは、2本、4082gとブッチギリ! なんと、56cm・3244gのビッグバスを仕留めてきました!

バスがクルーズするルート上のボトムに、ドライブクロー2インチを放置して食わせたとのこと。

上位3名に共通したのは、2インチワーム。

うち2名はボトム放置と、確かなパターンであったことが伺えます。

スポーン直前の食い気も薄く神経質なバスに口を使わせる術、ということですね。

ちなみにボクは23位。

同じく参戦していた草深は、ブレーバーマイクロでリミットメイクも27位(確か?)でした。

その後、亀山はデカバスラッシュに沸いており、今挑みたい!

もちろん、カンタンではないでしょうが・・・。

参加者の記念撮影!

そして霞水系。

夕方のフィーディングタイムを狙って行ってきました。

水門周りで少し深くなった護岸キワに、ジョリー(プロト)を泳がせてくると、突如ひったくられて44.5cm!

ジョリーは弱った小魚のようにヨタヨタとアクションするのですが、デッドスローに巻いて微かにヨタつくくらいのイメージで。

平日でも人が並ぶプレッシャーの高いエリアなので、いっそう弱々しくしてみました。

そして、アルバイトに来てもらっているアルカスフィールドテスターの大塚一真に遭遇!

ちょっと話をして離れた後、「来ました~!」駆け寄ると、44cmのグッドサイズ!

ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグ。

エビボイルしているバスに対し、1.3gシンカーではバイトがなく、0.9gへ軽くしたところ1投目で食ってきたそうです。

プレッシャーにせよ、状況にせよ、食い渋ったバスに対してアングラー側がそれに合わせた釣りをすることで釣果の差になる。

それを実感したここ一週間の釣行でした。

さて、使い込むまでは紹介しないでおこうと思い、プロトから使っていながらプロモーションしていなかったのがダイワのニューライン

「スティーズフロロ クロスリンク」

ボクはそれまでのスティーズフロロを信頼しており、それより「110%の強度アップ」と聞いても鵜呑みにはしません。

サンプルが届くなりノギスで計測して、太くしてはいないかと疑ったイヤなヤツです(太くなっていませんでした)。

そして、データ以上に実践強度こそ肝心ですから。

これまでのスティーズフロロは買う側の立場になったときに、スティーズフロロの80m巻きは不便だなと(ボクはテスター用のデカ巻きで提供してもらっています)。

ベイトフィネスリールなら40m巻きで2回使えますが、それ以外だと2回使うには短く、1回分には余ってもったいない。

ちなみに、PEラインで下巻きをしており、巻き換えるのは50mほど。

遠投するフィールドでも60mほどです。

そこでダイワには、120m巻きを提案しました。

これなら2回分余裕をもって巻き換えられるし、40mしか巻かないなら3回使える。

もちろん、マーキングシールによって、40m・60mが分かるように。

さらに、リールに巻いたポンド数が分かるように、ボクはテープにポンド数を記してリールに貼っていたのですが、このマーキングシールにポンド数を表記しておけば、そのままリールに貼れるので便利ですよ、と。

この2点を採用してもらいました。

ラインは高品質であることはもちろん大事ですが、使い勝手がいいことも大切ですからね(^_-)-☆

そして、バーサタイルタックルにうってつけな、13ポンドがラインナップされていること。

個人的には無くてはならない、ダントツで使用頻度の高い太さです。

強度に関しては、もっと使い続けたうえでの判断となりますが、今のところは強いと感じています。

架橋構造という、糸の分子間をハシゴのように繋ぐ製法が可能になったことで、高強度を適えているとのことです。

次に購入されるライン、ぜひ一度使ってみて欲しいですね!

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