折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2022/4/15 急激な水温上昇とその影響を考える

今週は急激に暖かくなりました。

1週間前には防寒着を着ても凍えて、震えていたのが嘘のようです。

連日晴れて気温が高かった為に、水温は急上昇。

亀山湖も直近の水曜日には23℃まで上がったエリアも確認できました。

その差10℃。

待ちに待っていた水温上昇もここまで急だと魚も着いてこれないのか、一気に釣れてくるという気配では残念ながらありませんでした。

火曜日はお昼前で本湖は18℃。魚も慣れて活発になってほしい所!

特に水質はちょっと良くないかなという印象。

見た目では少しプランクトンが多くなったような色の付き方でしたが、暖かいからと言っても、魚はそこまで好んでない感じです。

亀山湖ではバス以外の魚もワンドやカレントを避けたようなエリアから魚っ気が出てくるのですが、思ったほど見た目では居ない感じ。

一方、少し開けた場所や一段下、シェードなどでは、魚っ気が出て来ました。

水温の暖かさの恩恵は受けつつも、微妙にずらした場所に寄ってきたと言ってもいいかもしれません。

ところが後半はスポーニングに向けて動き出したと思われる個体が多くなってきました。

特に普段はなかなかお目にかかることができないような巨大バスも目撃します。

フラフラ泳いだり、レイダウンの下にボケッと浮いたり。

そもそも賢く釣るのは難しいと言えるバス。

そんな水質と相まって見えたからと言って釣るのは難解です。

かくいう僕も、ロケがタイミング良く重なったのですが、上がりたての初期だからどうにかなるだろうと思っていたのですが、完全に何も無しで失敗に終わりました。

ところが、全体的に見ても平均的な釣果は芳しくないものの、複数本の50アップの釣果も同日に上がっていました。

聞いた中での話ですが、共通していたのは特定の大きいバスを必ずしも狙っていた訳ではないということ。

つまりこれから上がってくるであろう場所。

上がり口になる一段下をタイミング良く捉えたような釣れ方でした。

またこれを意識して狙うとなるとそれはそれでかなり難しい。

ただし、見えていて誰もがルアーを投げてしまうようなバスはほどほどに、少し視点を変え、ルアーを変えて狙ってみると良いかもしれません。

ルアーは直近のロクマルはハイピッチャーMAX5/8ozで巻物での釣果もあります。

ただスローであることには変わりないので、ワーム系は外せません。

SSギルなどの抵抗の強いワームや大きめのワーム。

特に極々ゆっくり、またはスピードに緩急をつけれるようなフリーリグやヘビダンなどが良いはずです。

そんなわけで、水曜日は欠員が出てオファーがあったので、のむらで行われたペア戦へ。結果は振るわなかったですが、皆で和気あいあい。ホント楽しめました!

そして今月末は待ちに待った新製品「サイコロラバー」がOSPより発売となります。

ダウンショットなどのライトリグで使うこともありますが、ノーシンカーや軽いネイルシンカーを使いサイトに特化したワームです。

以前から僕もここぞという場面では使うこともありましたが、バスの本能を刺激する特殊能力をもったルアーと感じていました。

ルアーならば、大なり小なり何かの生物に似せた要素を兼ね備えているものです。

小さいルアーならば尚更そういったイメージは大きいと思います。

しかしながら、サイコロラバーはそういった要素があまり感じられないというのが使った実感です。

ただただ思わず口にしてしまうという表現がぴったり。

つまり、小さなエサに似せて何とか食わせるフィネスな釣りとは真逆で、ルアーとして反応させてしまう能力が強いと感じます。

こんな反応をバスがするのだという驚きさえありました。

4月末発売予定です。

以前より、ノンソルにはネイルを入れる事もありましたが、重いソルトインのモデルが出るので重宝しそうです。

是非よろしければお手にとってみてください。

フックセッティング。色々試してみて、社内で聞いたら皆このセッティング方法でした!

ではまた来週!

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