ルアマガモバイルをご覧の皆さまこんにちは。
山口県と福岡県のフィールドで活動している10FTUプロスタッフの小島康平(コジヘイ)です。
季節は4月。
今は桜も満開の時期を迎えています(原稿公開時はもう散ってるかも!?)。
いよいよバスフィッシングもハイシーズンへと突入ですね!
現在、僕のメインの活動地である山口県のフィールドも春本番。
ストロングゲームで炸裂しています!
今回は、先日山口県小野湖のオカッパリで春爆した釣行の模様を紹介したいと思います。
ちなみに、この釣行模様はYouTube“10FTUチャンネル”にて公開になるので、是非そちらの方もチェックしていただけたらと思います。
見てください! 体高もありブリンブリンなプリスポーンバス。コレがあるからバス釣りはやめられませんネ!! 今回はコイツをどうやって仕留めたのか、解説していきたいと思います。月日は3月下旬。
桜がまだ蕾の状態…朝晩はかなり冷え込む時期でもありました。
この時期、小野湖では上流域にてワカサギの遡上があります。
産卵するために上がってくるのです。
そんなワカサギの群れに付いて、数多くのビッグバスもバックウォーター付近まで上がってきます。
春という季節は、バスもスポーニングの時期を迎えて体力をつけるためにエサを荒食いします。また、準備が整ったバスは産卵行動に専念し、一切口を使わなくなります。
そう。
春は、食い気の立っているバスから、一切喰わずに産卵に没頭するバスまで混在する、狙いどころが難しい季節でもあります。この日は、産卵行動が活発になるとされる月周りでいうところの若潮から大潮の前…いわゆる小潮で、なんとも言えない中途半端なタイミング。
いち早く産卵行動を開始するために体力をつけようとエサを追うバスもいれば、ストラクチャーにサスペンドしてボーッとしてるバスもいる状態。
しかし、翌日にくると予報されていた『春一番の嵐の前』というのが一つの有力な要素でした。
低気圧が接近し、魚の活性が一時的に上がる良いタイミング。
高活性なバスのみに的を絞り、強波動のマキモノ・ストロングゲームでトライしました。
小野湖は厚東川、太田川の2本の河川が合流して一つの湖になっております。
この日は厚東川へエントリー。
朝イチは晴天無風だったのですが、昼前から風速10メートルを超える超爆風が吹き荒れる状態に。
ただ、風向きにより風当たりの良くなっているバンク際に対しては、ワカサギが打ち寄せられている光景も見受けられました。
これは!? ということで、バスもソチラ側…風当たりのいいバンクに寄っているのではと推測し、
ブレーデッドジグの“アディ1/2オンス”にトレーラーは“スキップシャッド4.8インチ”のコンビでサーチすると、すぐに答えは返ってきました!
緩やかな傾斜にオダなど沈み物が点在するスポットをトレース。オダにコンタクトしてアディがバランスを崩したタイミングにバイト!アディは直進型のブレーデッドジグ。
ヘッド部に装着しているコロラドブレード付きのナイロンガードを取り外せば、若干千鳥アクションを有しますが、僕の場合はほぼガード有りで使用しています。
理由としては、今回釣った状況の様に、コンタクトさせたいストラクチャーが明確に分かっている場合、ブレることなくリトリーブコースを直進させたいためです。コンタクトした瞬間のバランスを崩す動きを出したいのです。
人間が意図して出せない千鳥アクションがよく釣れるのも事実ですが、個人的には、僕がよく使うフリーリグの様に、何かにコンタクトまたはスタックさせたときの、ルアーが発する急なイレギュラーアクション…動きの変化を作り出したいからです。
また、そういったときに得られるバイトは一番実績の高いものになっています。
0.5ミリという厚みのあるブレードを搭載し、市場に並んでいるブレーデッドジグの中でも“超”が付くほど強波動なアディ。
雨後の濁りの中でもサウンドと波動でしっかりとアピールします。
3/8オンス、1/2オンス、5/8オンス、と3タイプのウェイトがあるため、強風時でも飛距離やレンジをウエイトで調整することが可能です。
トレーラーとしては、スキップシャッド4.8インチがお気に入り。 アディのバイブレーションに追従して激しく動くため、濁りの中でも猛アピールできるのでかなりオススメです。他には、Vスキップやパドロッター、デカロッターをトレーラーにすることでボリューミーな組み合わせで巻き倒すことができます。こちらもかなり面白い釣りになると思います。
タックル
ロッド:バンタム174MH-G(シマノ)
リール:バンタムMGL(シマノ)
ライン:シューター18ポンド(サンライン)
ルアー:イヨケンチャター・アディ1/2オンス【チャートシャッド】(10FTU)+スキップシャッド4.8インチ【ホワイトアイス】(10FTU)アディでの会心の一撃の後、厚東川のさらに上流域へと移動することに。
夕方のフィーディングタイムに合わせて、遡上しているワカサギを食いまくっているプリスポーナーをターゲットにスイムベイト“ヘッドボム・オリジナル”でトライ。対岸は川のアウトサイドベンドになっており、バンクは岩盤やリップラップで深く掘れた地形。
対岸の岩盤目掛けてヘッドボムをフルキャストでアプローチ。
水面から約1メートルのレンジをキープしつつ、カレントに乗せながらトレースしていると、ヘッドボムがブレイクに差し掛かった瞬間ドッカンバイト!!
これが2投連続で炸裂!!!!
ラストは53センチのプリスポーンダイナマイトが登場したりと、ヘッドボム大暴れなチャンスタイムでした!ウェイト位置を前方の一点に集中させる設計により、対岸までアプローチが可能になる驚異的な遠投性と飛行時の安定性はヘッドボムならではの持ち味。
さらに、前方に重心を集中させるだけでなく、低重心に設計することで他に類を見ない最強レベルのスキッピング性能をも持ち合わせているため、アプローチできないスポットはほぼ無い程高性能なスイムベイトに仕上がっております。
さらにヘッドボムの進化版“ヘッドボム・パワースラッガー”は、より深いレンジをトレースしたり激流の中でもバランスを崩さずトレースすることができるため、フィールドの状況によって使い分けていくことで、さらに幅広くアプローチすることが可能になります。
現在は、ヘッドボム・オリジナルのノーウェイトタイプも発売に向けてテスト中なので、そちらも楽しみにしていてくださいね!
タックル
ロッド:バンタム174MH-G(シマノ)
リール:バンタムMGL(シマノ)
ライン:FCスナイパー18ポンド、もしくはシューター18ポンド(サンライン)
ルアー:ヘッドボム・オリジナル【ゴーストグリーン】(10FTU)
これからの季節は、スポーニングも終わりを迎え、アフターから回復系のバスを狙っていくことになると思います。
ますます楽しい季節がやってきますね!
いち早く回復へと進んでいるバスを狙うにはカレントの効いたエリアが有効になります。今回紹介したアディやヘッドボムの強波動コンビを是非投げ倒してみてくださいね!
それではまた!
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