10FTU Friends・NABEchan's★SE9RET ~APL. the 4th Week~


渡辺です!

すっかり暖かい日々が続き、各地で春爆的な話も耳にするようになりました。
こんな風に気温が上がってくると僕の大好きな「あの釣り」が盛り上がってきます。

ズバリ、「ロックショアゲーム」です!!!
(バスじゃないんかい!)

神奈川沿岸でナイスアカハタ! そう、実はソルトも大好きなんです!

実は僕はバス以外にもナマズ、エリアトラウト、ヘラブナと様々な釣りをします。

ナマズィ~~~

スーパーレインボー!!

そして、ヘラブナ☆

というように、
バス以外にもいろんな魚種で釣りを嗜んでいるのですが、、、

特に、岸から根魚を狙うロックフィッシュゲームが大好きです!

ちなみに、僕の住む関東エリアでは、
アカハタ、オオモンハタ、ソイ、メバル、カサゴなどの根魚を狙うことができます。
そして、我らが10FTUにはソルトで大活躍するルアーが数多く存在するのです!

ということで…今回は、
バスアングラーである僕が考える
「バスタックルでできるショアロックゲーム入門」
をテーマにお話しさせていただきます!


根魚は皆さんの身近な海辺に数多く生息し、その種類は地域によって様々です。
漁港や磯、ゴロタ浜やサーフに至るまで様々な場所で釣ることができます。

“根魚”と名の付く通り、ボトムの根のようなストラクチャーにタイトに付く魚。
回遊性が低く、狙いのエリアやスポットを外すことが少ないので、フィールドに足を運べば高確率で釣ることができる手軽さも魅力です。

また、その習性からバスフィッシングで普段行っているルアーアクションや同じリグがそのまま転用できるので、いつもバスをやっている方は得意な方が多い釣りでもあります!
それでは早速、僕が実践している釣り方をご紹介していきます!

まずは使用するタックルです。
今回は僕がよく使う2種類のタックルをご説明します。

一つ目は、ヘビーパワーのベイトタックルです。

近年大人気の中型以上のターゲットを狙うタックルで、主なターゲットはアカハタ、オオモンハタ、アイナメ、ソイなどです。

MH以上のバスロッド(できれば7フィート以上)で、ラインはPEラインの2号が100メートル巻けるリールが欲しいところ。
ドラグパワーは5キロ以上、ボディ強度の高い機種がオススメです。

リールですが、現行品でしたらバンタムMGシリーズ(写真左)やジリオンTW HD(写真右)がオススメ。もうすぐ店頭に並ぶ22バンタムでも、もちろんOK! ギヤ比は最低でもハンドル1回転80センチ以上が望ましいです。根魚は掛けてからものすごい瞬発力で根に潜ろうとするため、潜らせないためのハイスピードギヤは必須です!

ちなみに、僕が最近使っているタックルはこんな感じです↓

ロッド:ワイルドサイド WSC 69MHフロッグゲームスペシャル(レジットデザイン)
リール:レボ・ビッグシューターコンパクト-L(アブガルシア)
ライン:怪魚PE Si-Xバモス2号(バリバス×モンスターキス)
リーダー:オーシャンレコードショックリーダー40ポンド(バリバス)



このタックルで僕が扱うルアーは、テキサスリグやフリーリグ、リーダーレス・ダウンショットやスイミングジグといった、総重量が10グラムを超えるモノがメインです。

ドラグはフルロック。
掛けたら真っ先にゴリ巻きして、根に潜らせないような強引なファイトができるのが非常にエキサイティング!!
バスフィッシングではなかなか味わえないパワフルさがあります!

テキサスリグやフリーリグ、リーダーレス・ダウンショットは基本的にボトムを釣る際に使用します。

すり抜け性能のテキサス
食わせのフリーリグ
マルチなリーダーレス・ダウンショット

といった感じで、地形と潮の速さで使い分けています。

使用するワームですが、
僕が最も釣っているリグの1つがチビロッター&マイクロッターのリーダーレス・ダウンショットです。

カラーは「エビっち」。もちろんソルトカラーです!
フック:オフセットマスター・モンスター#2(バリバス)
シンカー:グレネードシンカー5~7グラム(バリバス)


僕がメインで行くフィールドは遠浅なゴロタ浜なので、5~7グラムのシンカーを使用してボトムを取りすぎないようにしています。
水深があり足場の高い荒磯では20グラム前後のシンカーも多用します。

基本的なアクションは、小さめのリフト&フォール。
スローなボトストのイメージです。

バスのようにボトムにべったり付けるのは根掛かりが頻発するので、慣れないうちはボトムをかすめる程度でOKです。

昨年はこの釣り方で同行者が全く釣れていない時間に一人だけアカハタを連発しました!

これらとローテーションで活躍してくれるのが、スキップシャッド3.8インチもしくはフィンズPのジグヘッドリグ。

こちらはフィンズPのリグ。ジグヘッドはダート型の静ヘッド(オーナー)。プラスワンでブレードを装着すると、より一層アピールできます。ウエイトは14グラムがベースです。

こちらはスキップシャッド3.8インチ版のジグヘッド。ガッツリ丸飲みしたオオモンハタ。ベイトフィッシュのシルエットでこの二つを使い分けています。

ジグヘッドリグに関しては、ベイトフィッシュが回遊しているタイミングや、横の動きに好反応なオオモンハタ狙いでよく使用します。

特に、朝&夕マズメのタイミングはアカハタも横方向の動きに反応しやすいですよ。

基本的にはただ巻きで使用します。


ブレードチューンは、上の写真のように、ブレード、スプリットリング、スイベル、バネの順にセットして、ワームの中にねじ込んでいます。バネはハイパートルネードやツイストロックのスペア用バネが別売りしているのでソレを使用しています。

ブレードを付けるチューニングはロックフィッシュではポピュラーで、また良く釣れるので、僕も実践しています。

スキップシャッド3.8インチのジグヘッドリグ(ブレードチューン)でキャッチしたオオモンハタに似たこの魚は「ノミノクチ」という希少種。ショアからはめったにお目に掛かれないレアキャラです。

二つ目にご紹介させていただくタックルは、スピニングのライトタックルです!

こちらは主に漁港で使用することが多い最も手軽なタックル。

ターゲットも、先ほどご紹介したモデルで、狙う魚もより小ぶりなものがメインです。 メバルや小型のカサゴなどが相当します。

軽いルアーで食わせ、柔らかい竿をいっぱいに曲げて楽しむ感じです!

ロッドパワーはUL~Lクラスで十分。
遠投は必要ないのでレングスはお好きなものでOKです。

ラインはPEラインの0.3号前後、リーダーはフロロカーボンの5~8ポンド。
リールは2000番~2500番台のスピニングリールを使用します。

僕が使用しているタックルは以下の通りです。


ロッド:ワイルドサイド WSS 59UL+(レジットデザイン)
リール:バリスティックFW LT 2000S-XH(ダイワ)
メインライン:スーパートラウトエリア・インフィニティX8 0.3号(バリバス)
リーダー:ライトゲーム・ショックリーダーTiフロロカーボン5ポンド(バリバス)


このタックルで扱うルアーは、0.5~2グラム程度のジグヘッド&ダウンショットです。

最も多用するのが、プリティーシャッドのジグヘッドリグ! アプローチはバスアングラーらしく「ミドスト」で狙います(笑)。

実際、プリシャのミドストは本当によく釣れるので、ぜひチャレンジしていただきたいです!

ソルトアングラーの方で、ミドストをやり込んでいる方は現状ほとんどいらっしゃらないので、このアプローチ精度は我々バスアングラーの特権です!

とりあえずボトム付近からスタートし、反応がなければ表層、そこからカウントダウンで徐々にレンジを落としていき、魚を探します。

根魚は同じような場所で複数匹釣れることが多いので、バイトがあったレンジや地形をよく覚えておいて同じアプローチができるようにしましょう。

都内激戦区の港湾でキャッチしたマックスサイズのカサゴは、プリシャジグヘッド0.6グラムの超フィネスなボトストでガツンと喰いました! カラーは僕のプロデュースしたつり具のブンブンオリカラ「茶々」です!

ハイプレッシャーフィールドでは、ハンドポワードマテリアルの柔らかさが効果的。ショートバイトでもしっかり吸い込んでくれるのでミスが激減します!

ジグヘッドでどうしても食わせられないタフな状況やハイプレッシャー下で登場するのが伝家の宝刀プリシャ1.8インチのダウンショット! フックはデスロック#3(バリバス)を愛用。ウエイトは1.8グラム。

ダウンショットといえばバスフィッシングではライトリグのド定番ですが、ソルトでは、こちらも積極的に投げている方はほとんど見かけない状況。
あまり馴染みのないリグのようです。

ですが、タフった時の食わせの最終兵器として使用し、救われたこと数知れず…。

アクションはボトムに引っ掛けて一点シェイク。

ジグヘッドでバイトはあったけど乗らなかった場所や、地形的にココは絶対いそう…っていうスポットで鬼のフィネスを投入すると、釣れていない厳しい状況でも釣果を得られることがあります。

ここはひとつ、我らバスアングラーの皆さんの腕の見せ所と思って頑張りましょう(笑)!!


以上が、バスアングラーである僕が提案する
バスタックルでのロックショアゲームでした!

バス以外の釣りにも挑戦してみると、想像以上にバスに活かせるテクニックや動作が多いことに驚かされます。

ロックショアゲームをやってみると、バスの比じゃないくらい根掛かりが多発し、最初のうちは苦戦する方が多いと思います。
しかし、やり込んでいくと根のかわし方や根掛かりしづらいコンタクトのさせ方がわかってきます。

その後バスでボトムの釣りをやると、今まで「根掛かり多いなぁ…」と思っていたあのハードボトムがいとも簡単にクリアできるようになります!

これは冗談ではなく本当の話。

現に僕はアカハタゲームで地獄のゴロタ浜を経験して以来、バスではボトムの釣りでほとんどルアーをロストしなくなりました!

みなさんも是非10FTUルアーを使っていろいろな釣りを…まずはバスタックルで手軽に楽しんでみて下さい♪

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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