今週はOSP動画で
兵庫県青野ダムに行って来ました。
今回は関西の釣具店、
イチバンエイトさんとのコラボ動画企画。 店員さんであり、
青野ダムのスーパーロコ志摩さんと同行させて頂きました。
青野ダムは中規模リザーバー。
関東で言えば丁度津久井湖位の大きさで、ロケーションも似ている所が多いです。 今回は滅多にない大減水で、だいたい4m減。
メインベイトはワカサギで産卵は終盤との話。 標高も高くはないので、季節感は冊子がつくところ。
肝心の状況はワカサギパターンが終わりかけていることと、スポーニング直前で難しいとのことでした。 着いた日に、下見を兼ねてざっくり半周。
ちらほらバスが泳いでいるのかと思いきや、全く生命感が感じられません。
ただ所々でワカサギの大群。
産卵真っ盛りで岸ギリギリをはためいていました。
減水の影響なのか、季節感の違いなのか。
一斉にスポーニングモードに突入してしまったのか謎でした。
連日晴れていたし、日に日に魚っ気が多くなるタイミングと予想していたので面を喰らいました。
減水して良いことは、歩ける範囲が広いこと。また普段の水中を、目の当たりにすると妄想も膨らみます。 そして、本番。
イチバンエイトの志摩さんと合流。
話によると
釣れない絶好のタイミングだったようです。
可能性がある場所も少ないとのこと。
それでも時間を区切ってしっかり釣り込みながら場所を回っていきます。
そして数ヵ所目。
それまで、全く何のその反応も無かったのに、狙い澄ましたかのように、志摩さんが岬の先に投げ込みます。
そして、大きくフッキング。
上がってきたのは、
50センチ、2150g。
いきなりこのサイズ。狙い撃ち澄ましたかのように一撃で仕留めました。
ルアーはドライブシャッド4.5にスクラウンジャーヘッド。ルアースピードを抑えて、中層をしっかり引く為の工夫だそうです。 文句なしのビッグフィッシュです。
結構衝撃的でした。それまでの反応の無さを覆す釣れ方、そしてルアー選択。
これまでワカサギパターンと言うと、時間帯やバスのスイッチの入り方によって、どのくらいワカサギに似せるか。 時には如何に本物のワカサギに瓜二つなルアーを選択するかという認識でした。 シャッドやI字系など、多少のルアー選択の幅はあるものの、
いずれにしても本物のワカサギを意識したルアー選択でした。 もちろん、ドライブシャッドのサイズやボリューム感がこれまでのイメージに収まらないルアーだったという事です。
気になったのは、実際のワカサギの小ささとその量。
岸際で目につくのも最初は群れによる個体差かと思いましたが、どこでも同じサイズ。
50~60ミリが平均的なサイズと思われます。
しかも場所によって岸沿いがうっすら黒くなるほどの大量の群れ。
これがヒントとなり、何となくおぼろげに理由がみえてきました。
つまり、実際のワカサギに合わせるのでは無く、あえてルアーとして離すことで、バスにスイッチが入るのだと。 むしろルアーをワカサギに近づけて、大量に居る小さなワカサギに紛らせても何の捕食スイッチを入れる有効打にならないのだと。
季節やロケーション、バスの状態によってはそういった手も有効になるタイミングはあるのかもしれませんが、少なくとも今回はそうではないようです。
そして、その後は僕もドライブシャッドを選択。
全く同じではつまらないので、
バスがバンクから離れて散っている事も考慮して、スピニングにPEのロングキャストスタイル。 ドライブシャッドは4インチにネイルシンカー0.9~1.3gの組み合わせです。 これで50メートル位まで狙えます。
暫くして、ボトム付近のスタンプをかすめながら退いていると、明確なバイト。
40アップの1200g。
またもナイスコンディション。
志摩さんも今度はまたもや48センチ、1700g。
スイムジグにドライブシャッド4.5。 立て続けだったので度肝を抜かれました。
そして、日中は更に暑くなり、お昼頃には夏日。
流石にバイトは遠退きました。
そして時間は夕方、最後のチャンス。
程よい風も吹き始めます。
目指すはシャローエリア。
志摩さんとも意見が一致。
浅すぎて普段は居ないような場所でも攻めましょうという話になりました。 僕が選んだルアーは
ルドラF。 フィーディングフィッシュに広く気づいて貰えるサイズ感。
また潜航深度が浅く、激浅エリアでも、ロッド角度で対応出来ます。
ルアーカラーは、
日が傾く時間帯、更に波で少し濁った状況で実績ナンバーワンの黒金! 釣れそうな雰囲気しかなく、黙々とルアーをキャストし続けます。
そして、遂に水深1mも無いエリアで激しいバイト。
無我夢中でしたが、上がってきたバスに驚愕でした。ずっと使っていたルドラ。ローリングマークからも実績抜群です。 続きは是非動画をご覧になってください。
今回は難しい反面、それも含めてとても良いロケとなりました。
何よりもフィールドが素晴らしい事につくづく感謝。
公共の駐車場も点々とあり、整備されていておかっぱりには最適。
ボートも
アウトドアハウスアオノさんで借りることも出来ます。
店主の徳永さんもバスアングラーであり、釣り場の環境整備にご尽力されている方です。
今回も大変お世話になりました。
長くこのような環境が続くよう、大切にしていきたいフィールドです。
駐車やゴミ問題だなどは訪れるバスアングラーにも配慮頂きたい所です。
もちろん、今回の釣行はスペシャルガイドの志摩さんが居たからこそ。
いきなり行って釣れる状況ではありませんでした。
釣りもホントに上手いし、ルアーについても良く知っている方です。
青野ダムの攻略に困ったらお店で聞いては如何かなと!
また、冒頭の通り、イチバンエイトさんでも今回のコラボ釣行は動画でアップされます。 こちらからプレゼントも用意していきました。
是非チェックしてみてください。
ではまた来週!
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