田植えとゲームの組み立て方

2022/5/7
GWということで多くの地域で田植えが始まり、フィールドによっては代掻きによって頭を悩ませるアングラーもいるんじゃないかな?

  田植えは俺も相当気にしている素材だし、日本独特のファクターと言っていい。

ちなみに田植えは地域ごとの取り決めや二毛作の影響やらで、場所によって時期はまちまち。

季節の進行が遅い関東以北が遅くて、暖かい九州のほうが早いっていうわけでもないみたいなんだよね。

まぁそれは置いといて、田植えというのは基本、土を耕して水を入れ、その余った水を川へ捨てるといった作業になるわけだけど、まぁこれまで沈殿していたものを掘り返して混ぜた水が川へ入ってくると魚にとってよろしいわけがないと。

そして最近は農薬などのケミカルがどっさり入ってくるという現実もあって、本当に釣れない。

そうなると必然的にハードベイトや巻きの釣りでは分が悪いので、ソフトベイトによるスローダウンの展開にならざるを得ないんだけど、それでも食わないとサイトで…みたいな非常に狭いゲームの展開を強いられてしまう。

  それくらい、強力なネガティブ要素が『代掻き』。

だから俺は最近考えを改めて、周りの川や土地を見て、その影響が少なそうなフィールドへ行くというのが結論。

房総リザーバーや相模・津久井は比較的影響は少ないけど、カスミ水系や高滝湖のような平地のフィールドは田植えの影響が大きいとか、フィールドの選定からゲームを組み立てる。

  その点で言えば、富士五湖や芦ノ湖のような山上湖が確実に安全だね。

それくらい、この時期だけは普段通いなれた場所から遠出してでも、行ける範囲でまともなゲームが組み立てられる場所へ行くというのは大事だと思う。

逆を言えば、代掻きが入るということはそれくらい食わなくなるということ。

それを無理やり食わせる釣りよりは、健全なレイクでトップや巻きで釣ったほうが同じ1尾でも意味は全然違うよねって話。

場所ありきから釣りを組み立てるのではなく、どんな釣りを展開したいかで場所を選ぶという釣り方のほうが、最近のタフさを考慮すると俺はクレバーだと思う。

自然の動きじゃないものと戦うのって俺も散々やってきたけど、本当に冴えないんだ。

躱せるなら、躱すのが一番。

とはいえ、そうはいかない人もいると思うので、もうひとつアドバイスするなら、そういう水が入らない場所を釣るしかない。

小さいクリークだったり、ワンドだったり、凄く小さな場所しかなくなるんだけど、「ここだけは助かってる」っていう場所を見つけられれば、ゲームの質が変えられる。

魚の量でいうと大場所より少ないかもしれないけど、食う魚が増えるという考え方。

どちらにせよ、この時期だけは田植えというものを念頭に置いた上で釣り場からゲームを組み立てるというのはすごく重要だよと言う話です。

ということで、今週はこのへんで。

来週もよろしく!

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田辺哲男のMY BIG GAME
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