先週は中国ダイワからの依頼にて、
愛媛県の野村ダムへ釣行しました。
5分×3パターンのショートムービーの撮影ですが、そのために遠征して2日間、プロの撮影チームが同行します。
完成度の高い動画にするための細やかな拘りは感心することの連続で、全力で釣りにかかる日頃の実釣ロケとはまた違った趣旨です。
とは言え、こちらは釣りたいのが本心ですから、
1発イイのを仕留めたい!!
訪れた野村ダムのバックウォーターは雨による濁りが残っており、進行形で減水していました。
この水色ならクランクベイトが効きそうと、サーフェイスクランクのピーナッツSSRで点在する岩を通していくと連発! ちなみに、偶然会った高須賀さん(RAID JAPANスタッフ)曰く、前日はもっと濁流化していたことで、フルサイズのクランクベイトでガンガン釣れたそうです。
晴れて明るくなると水面への反応は途絶え、
岩のシェードへチビーブルをタイトに入れていくと、巻き始めに次々とバイト!
減水によって流れが弱く、小魚をメインベイトにしているシチュエーションに、1/4オンスのスピナベがハマッていました。 午前中で7~8匹釣るも、浅瀬がバスの遡上を遮断し魚の供給はなさそう・・・
午後はコメント撮りやブツ撮りをし、「あとは50アップだけですね!」と、夕方に釣りを再開。
ヴァラップスイマー3.3インチのお腹に0.45gのネイルシンカーを入れたリグで数匹追加するも、ビッグフィッシュは入らず。 どんどんパワーダウンしているのは明白でした。
翌日、さらに減水は進み、水質はクリアアップ。 バスが居れば見える状態になっていましたが、新たな供給はやはり無さそう・・・
そこで、昨日はやっていない下流方面へ釣り歩くも、流れなくよどんだうえに赤潮のようなものが発生し、バスからの反応もありません。
こうなると、上流方向に戻りつつも浅瀬になる手前までの短い区間に絞られます。
前日よりさらに流れが弱くなっていたので、いるとすれば橋脚や流心の岩くらい!?
橋脚のキワにガストネード88Sをデッドスローで通過させると、「グンッ」。
サイズはそこそこながら、居ました! そして、その橋脚のすぐ上流、川の真ん中にある大岩の上に大きな魚影。
最初はコイかと思いましたが、バス!
直感的に「スピナベサイトだ!」と、チビーブルを入れると、追うも食うにはいたらず。
遠投になるので着水音で逃げられないよう、着水点を離しすぎました。
その後も数投、追っては食わずを繰り返し、ついに追わなくなってしまいました。
こうなるともうイチかバチか、バスの口元の少し先に、静かにドンピシャで入れなければならない。
一瞬のナチュラルリアクションです。 飛行中に狙いの着水点からズレていたら空中で回収しての数投目、ベストな着水点からの巻き始めに食いつきました!!
今回見えた、唯一のビッグバスは待望の50アップ! ショートムービーとしては撮れ高十分すぎるとのことで、後ろ髪引かれつつも早上がりとなりました。
スピナベサイトのバイトシーンもバッチリ撮れているとのことですが、
今回の動画は中国のみでの公開とのこと。 ちなみに中国でのバスフィッシングは管理釣り場が主流とのことで、どんな反応を得られるのかは未知数です。
コロナ以前は韓国ダイワからのお誘いで、現地のフィッシングショーに行ったり、フィールドで釣りをする機会もありました。
今後もこういった機会をいただけるのであれば現地のフィッシングスタイルを肌で感じたく、いずれ中国のフィールドで釣りをしてみたいものです。
さて、今週末は
「GEKIASA ゆずCUP 2022」に参戦してきます!
もちろん、
イマカツルアーオンリーで挑んできますよ!!
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