13年ぶりの野尻湖へ

2022/7/17
今週はGo for it!の撮影で久々の野尻湖へ行ってきました。

　これがなんと、実に13年ぶり。

前回の Go for it!から来てなかったという事実に、自分でもビックリしました(笑)。

まぁ正直に言うと個人的にはスモールマウスという魚が苦手で、レイク自体もどんどんノーシンカーの放置とか、虫系とか、吊るしとかフィネス化の一途を辿っていて、檜原湖でもそんな状況を目の当たりにし、俺にはできないな…と脚が遠のいていたのが事実ですよ。

それを強引にぶち込まれたのが今回の取材。

ボート屋の話では、「ガイド船は島周りのノーシンカーで1日7、8本くらい。数こそ釣れないけれども、頑張ればハードベイトでも釣れますよ。ただ、デコっちゃう可能性もありますけど、私たちが田辺さんに求めるのはそっちですから」と。

そんなふうに言われたこともあり、みんなが見たいのは強めの展開だよなと自分に言い聞かせ、厳しい状況に陥ったらフットボールなんかで茶でも濁すかと思って1本だけ持ってきたワームロッドも車に置いてったわけですよ(笑)。

　ハードベイトと巻きモノロッドだけで7本ボートに積んで、「行くぜ!」とスモールレイクに立ち向かっていくのが今回のゲーム。

まぁ、詳しいことはオンエアーを見て欲しいんだけれども、正直俺もビビる展開になリました。

結論から言うと、40以下の魚は登場しませんし、50アップも出ます。

　「え、こんなことになってんの野尻湖!?」っていう感じ。

なので、「え、50アップってマジ?」「どうやったの?」「なにしたの?」「どうしたらそんな風になるの?」と言うのが今回の見どころです。

正直俺も早く映像を見てみたい。

なんで13年ぶりの野尻湖でそんなことになってんだ?ってね。

本当に自分でもビックリの出来事だったのだけれど、今までトレーニングしてきた釣りはよもやスモール相手でもどうにかなるのねというのが収穫ですよ。

ここだけの話、ローカルもひっくり返る5本5キロ超えのスコアですから。

それこそ、13年前は大雨が夜中に降って、2日目に濁りが入ってスピナーベイトで爆ったっていう展開だったんだけど、初日は余裕のデコ。

地元の人には「やっぱりシャッドのキャロでドラッキングですよ」なんて言われて、落ち込んでたんだから(笑)。

あの時はもうきたくないって心底思ったよ…。

そんな思い出からの今回、天候が味方すればどうにかなるかなとか思ってたけど、それもなく、単純にいいタイミングをいい場所しっかり捉えれば食うじゃんって言う話だった。

たぶん、映像を見た人は色んな意味でなんかしら感じることがあると思う。

「おいおい、田辺何やってんだ?　野尻湖だろ、そこ!」みたいなね(笑)。

しかもスモールレイク相手にどんな釣りをするのかも想像つかないから、そこも楽しみな部分でもあるはず。