2022/8/13
今週は津久井湖へ。
ずっと試していた、ヘビータイプのワサビーを渡邊和哉くんと一緒にテストしてきました。
津久井湖はサマーメタルの有効性に気づいて、夏でもワサビーを使ってくれているアングラーが多く、ガイドの金井(俊介)くんもワサビーを愛用してくれている。
季節的にもそろそろかなと思って行ってみたんだけど、情報によればまだサマーメタルが効く状況には至っておらず、金井くんも「ワームならディープでも食いますよ」と…。
トップや巻モノも高水温とそれによる水質悪化であまり釣果は上がっていない模様で、まぁ泳ぎだけでも見れればと思ってテストをしてみたんだけど、ディープで釣れたのはニゴイだけ。
あまりにも釣れないので、シャローへ展開を変えてみたところ1本いいサイズが食ってくれました。
釣れたのは3.8メートルくらいのレンジです。
ニゴイも10尾以上釣ったし、ハヤやコイも釣れて、ようやく開発に突破口が見えた感じですよ。
夕方はトップなんかを試してみたけど、追っては来るもののバイトに至らず。
その日は特に暑かったし、高水温の影響でバスの活性が著しく下がっていたかなと。
ちなみにヘビーワサビーを作ろうと思ったキッカケは、近年色んな影響でバスがルアーに口を使わなくなってもワサビーだけは食う時にはすごい食うぞという経験を何度もしたんだ。
秋や冬の相模湖でもワサビーがすごく流行っていたし、今のご時世でもリアクションはやっぱり有効なんだなと改めて感じたから、ちょっと違うウエイトを作ってみようかなと思ったのがキッカケ。
だって、ワサビー作ってもう20年くらい経ってるでしょ?(笑)
もう一回作ってみたら何が起きるのかなっていう興味ですよ。
大きさや厚さを色々試して、去年の冬からテストしてみたもののなんかイマイチピンと来ず、今回の釣行でようやくいい動きが出たと思ったら、やっぱり魚からの反応も違ったよね。
グッドサイズのコイ。いい感じの引き感だったからバスかと思ったよ(笑)。
改めて、重くても泳ぎさえしっかりでていれば、食うということを確信しました。
しかも ワサビーは重たいほど根掛かっても外しやすいから、今回の26グラムはこれまで以上に使いやすい こともわかったし、すごくいいテストになったかな。
冬場に限らず、 「いい動きのルアーは食う」 という王道の部分で夏でもこのワサビーが多くのアングラーに認めてもらえるくらいの手応えも感じたので、引き続き開発を進めていこうと思います。
ということで、今週はこのへんで!
来週もよろしく!
過去の連載はこちら↓
--------------------------------
※田辺さんへのメッセージ、この連載のご感想を受け付けております。メールの件名を「田辺さんへ」としたうえで下記のアドレスまでドシドシお送りください!!
inquiry@lmg.jp
コメント
ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。