折金一樹 つきぬけろ！ オリキンもばいる 2022/9/2 ほぼ初見の野尻湖H-1十周年記念大会参戦レポート プラ編

先週末は金曜日から野尻湖。

H-1十周年記念大会でした。

本来は去年開催予定だったのですが、コロナで１年延期。

晴れて今夏に開催となりました。

今回はいつものエレキのみとは違って、レンタルのエンジン船。

そしてもう一人同船してのペア戦です。

今回はH-1に共に参戦し、プライベートでも年数回釣りにいくM村君を誘って参戦です。

野尻湖は15年位前に一度行ったきり、トーナメントはもちろん初めてで、ほぼ初見と言っても良い場所。

しかもスモールマウスのフィールドです。

情報はネットでのボート屋さんの釣果情報と地図位。

あえて最初から探した方が面白いし、正攻法でど真中をやっても、ハードベイトのみであることや不馴れな部分で周りには勝てないかなという算段です。

景色こそ桧原湖と似ているような気がしましたが、急深なバンク、バスの多さから別フィールドでした。

プラは2日間。

初日は本番含め3日間使うボートに魚探をセッティング。

流石にレンタルボートに穴は空けれないので、エレキマウントの隙間を利用したり持ち込んだクランプを使って固定。

角材の上にいつも使っているマウントを固定。走行中の衝撃が気がかりでしたが、問題無しでした！

そしてプラ開始です。

何もわからないので地図の等深線で気になるエリアをチェックです。

言ってしまえば、岬、ワンド、フラットが主な湖の構成かなと思います。

最初に行ったのはそのうちの一つであるワンドの最奥。

景色や雰囲気を知るために、ただただ行ってみた！というのが正しい理由です。

ところが、最奥に近づくにつれ何だか魚探におびただしい数のバスらしき影。

ちょっと困惑しました。

結局パートナーが1匹掛けただけでしたが、ルアーへの反応から見るとほぼ全てバスであるようでした。

これが普通なのか？ たまたまバスが多い場所を引き当てたのか？

ただ、こんなに居るのに釣れないのがかなり気がかりでした。

ワンドを出て大きめの岬。

これまたバスだらけ。

こちらは岬らしく、フィーディングもしているようです。

ルアーもトップからディープクランク、メタル。キャロのプラグもあれこれ。

反応は別れますが、釣れそうで釣れない。

もう食っただろと思っても、総じて最後食わずでした。

薄々もう気づいてましたが、3箇所目はフラット。

こちらもバスだらけ。

つまりは、野尻湖はバスだらけです。

こうなると結構厄介。

沢山居ても食わないのだから食うルアーを見つけるか、食う魚を見つけるかです。

試合となれば、そのどちらも相当程度に求められるはずです。

そして、やっとバイトが出たのが、キャロシャッド。

しかも本命中の本命だけにいろいろ試してからにしよう！となかなか使わなかったハイカット。

付け焼き刃ながら、ボートスピードやシンカーウェイト、リーダーの長さなど試しながらの釣りでした。

終盤に集中的にやって3、4バイトで1キャッチ。

貧果ながら光明が見えた１日目でした。

プラ中の1匹！サイズが良いとメッチャクチャ引きます。貴重な800gをキャッチ。もちろんハイカットです！

2日目は食うこと、食わない事について、1日目より場所やルアーについて詳しく知る事と、特にハイカットのキャロシャッドの確立が当面の目的。

場所については、1つ目は単純にバスの数について、多い場所、少ない場所、あまり居ない場所というベクトル。

2つ目はルアーへの反応。

全く食べないのか、少し食べる余地があるのか、結構食べるのかというベクトル。

1日目の感触としては、沢山居るような誰でもわかる場所ほどルアーに反応が悪い手応えだったので、2つのベクトルについて、丁度良い所を探れればという思いでした。

また試合慣れしてない地なので、ランガン出来るような場所感が働かないので、少し広い場所を時間を掛けて釣りが出来る場所が得策です。

これはペア戦で2人で釣りをするので、単純にいつもより2倍釣りをしている事となります。

これは反応させにくいバスにあれこれ試すより、少ないけど反応させやすいバスを相手にした方が良いように思えました。

最終的には、船団が出来るようなド本命フラットの外れ。

傾向としては、少し浅めの5～8mは小型が多いこと。

8～11m位は少しバラけて、魚影は薄くなるが、サイズが良いように思えました。

またこのフラットに絡む岬やウィードのアウトサイド。

水深が浅くとも単発ながらサイズが良いのも確認出来ました。

もちろん他のボートからも離れるので、流しやすく、時間が費やせる事も良い面です。

この日は二人で7、8バイト。

パートナーがキャロシャッドのコツを掴んでくれたようで、連発する場面も！

もう、本番のルアーは9割9分ハイカットに頼るしかないなという釣果でした。

とりあえず、やることはやってプラが終了。

本番に行く場所、ルアーも絞り込めましたが、裏を返せばそれしかないというのが実情です。

プラ後は、2人で何とかリミットメイクしたいね！というレベルの話で、到底上位は難しいなという感触でした。

それでは長くなったので、本番はまた来週！

桟橋も広いし、駐車場からも近いし、直ぐに乗り込んで釣りができるのは良いですね！

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