川村光大郎 OPENMIND 2022/9/8 連日のボート釣行。爆釣劇はどこへ?

今週はまず、月曜日の午後から小貝川へ。

例年8月末から水位を落とし、爆釣するのは・・・

懐かしい話・・・

それこそ20年ほど前は1日30本以上釣れることも珍しくなく、毎年の楽しみでした。

しかし、年々パワーダウンしていき、昨年のこのタイミングでは確か3本。

ただ、1本は50アップでした。

個体数は減った代わりにサイズは上がったことで、魅力は残されているといったところです。

本来であれば減水直後が最も釣れるのですが、早々にボートを降ろしたメンツは苦戦を強いられたとの情報。

そのうちの一人、ルアマガ古川君はビーブルで一発グッドサイズをバラすも、あまりの反応の無さに午後からは別のフィールドにボートを浮かべたという・・・

通い込んだ地元の釣友ですら、釣れて1本。

とは言え、一度はボートを浮かべるのが長年の慣例、一発ビッグもありますし。

数日前に降った雨で濁流化したところからやや水位は下がるも、流れは速く、モクモクと濁りの粒子が舞います。

水深30cmのボトムですら見えないので基本エンジンは使わず、ゆっくり釣り進みました。

こんな状況ですから、ルアーは濁りの中でもバスに気づいてもらえるボリューム感やカラーをセレクト。

濁りと速い流れ、そして減水によって、バスが居られるところは限られます。

が・・・

バスからの反応はサッパリ・・・

居て食わないというよりは、居ない感じ。

カバー豊富なナチュラルバンクが小貝川の特徴でしたが、護岸整備されたところが増え、バスの着き場も減っていました。

あと、減水時の名物だったザリガニを一匹も見ませんでした。

減水して露わになったバンクにも、巣穴が見られない。

昨年は減ったな~と思いつつも、ポツリポツリと居たのですが。

魚の大量死が発生した野田奈川(霞ヶ浦の支流)では、バスが激減した後にザリガニが大量発生したことがありました。

ルアマガ古川君がボートを浮かべたところ、アシ撃ちをしていてザリガニが釣れてくると。

送ってもらった写真には、アシのそこかしこにザリガニがしがみついていました。

バスが減ったことで、食われなくなったザリガニが増えた!?

しかし、小貝川においては、バスもザリも減っているとなると、生き物が住みにくい環境になっていることを感じてしまうのです。

この日ボクはデコ。

同船者がラストに一発ジグ(エキップモーション7g+ブルスホッグ)でグッドサイズを釣ってくれ、少しホッとした次第です。

夕方の景色は相変わらず最高なんだけどな~(^^;

使用タックルです。

翌日も午後から出陣!

今度は桜川にボートを浮かべました。

霞水系も個体数が減少している中で、昨年の夏、数が釣れたフィールドです。

魚探はセットしていないので水温は分かりませんが、水色から何となく、ちょっと秋っぽくなったかな!?

ならば下ってみるかとしばらく釣り下りますが、フレックスジグ+スクーパーフロッグダディのジグストに1バイトのみ。

おそらく小さかったんだと思います。

ボトムが見えるほど浅い水路にエレキを上げながら入り、オーバーハングに投じたスクーパーフロッグダディ(プロト)ノーシンカーをスキッピング。

よそ見をしているとググっと引っ張られ、慌てて引っ張り返してしまいスッポ抜け”(-“”-)”

ラスト一時間は上流へ。

この日は下流側から風が吹き上がり、ただでさえ緩やかな流れを止めていたのですが、上流は流れもいい感じで、「あ、こっちだったかな・・・」と。

草が被さった下へハリースライドを滑り込ませるとラインが走って一匹目。

ヒットカラーの「ウォーターネオン」は、スモークにブルーラメとパープルクリスタルラメを高密度に入れた一色。

シェード内の少ない光量でも存在感を発揮し、青味がかったエビやブルーギルをイミテート。

先日ボトムアップのインスタにてアップしたハリースライドの水中アクションでも、ナチュラルな存在感を披露しています。



そこからは、改造したビーブルに5バイトも、キャッチは2本。

アームをカットして元のブレードを抜き、代わりに小型のウィローリーフをセットしたもの。

ブレードの抵抗感が減ることでスプリッターの左右の揺れが強くなり、小型ウィローもつられて左右に振れる。

実はそれだけではないのですが・・・

その効果を検証しているところです。

使用感的には、スピナーベイトとチャターの中間といったところですかね!

カンタンに作れますので、興味のある方はぜひ!

見た目のアクションだけでも「釣れそう!」と思ってもらえるはずですし、ビリビリと手元に伝わる振動もGoodです!

小型ウィローのサイズ感や形状によってもアクションが変わりますが、いくつか試した中ではチビーブルのフロントブレード(♯2)がいいバランスでした。

これがチビーブルでやるとなると、もう一回り小さいほうがベストかな。

で、バスからは好反応を得られましたが、ノリが悪いような・・・

水面を盛り上げて本気食いしてきたグッドサイズも掛からず、釣れたバスもチョイ掛かりでした。

高速巻きだったこともあるかもしれませんが、スイム姿勢が完全水平となることで、食い上げてくるバスに対し、針先の向きが合わないか!?

このルアーに関しては、フックをもっとロングシャンクにしたほうが良いいだろうな、など。

製品化するかも分からない段階ですが、スピナーベイトとは異なる効果を見い出せており、煮詰める価値はあると思っています。

さて、今週末はイベントです!

9/10(土)13:00より、ポイント千葉ニュータウン店にて。トークライブ後は、恒例のピッチング大会!抽選会とジャンケン大会も予定されており、限定カラーのアーティス(オカッパリバッグ)もこしらえていきます。

質問などありましたら、遠慮なくお申しつけください。

お待ちしています\(^o^)/

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