折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2022/9/9 ほぼ初見の野尻湖H-1十周年記念大会参戦レポート 本戦編

さてH-1野尻湖ペア戦、本番当日です。

ボートはアルミの13フィート。

それほど大きくないので、タックルを絞り混んで2人とも4本。

プラ初日は2人で20本以上積み込んで、ボート上がまるで水中のオダ。

そこから比べるとボート上もすっきりして、釣りが集中して行えそうです。

メインはキャロシャッド用が2本。

その他は、もしもの時に使うかもしれないという程度でメタルやミノーで2本。

ほぼ1日キャロシャッドを押し通すつもりのラインナップ。

ただ、キャロシャッドのタックルバランスをどうとるか、悩みに悩んだ末、少しパワーのあるBLXLG6101MLFSと少し張りのあるBLXSG641L+FSにしました。

シンカーはウィップシンカー7gメインにサブで5g。

ラインはUVFタトゥーラ0.4号にフロロ4or5lbをリーダー。

ハイカットのカラーは全ての色を総動員。

プラではワカサギ系が良いと思いきや、全く透け感の無い、かなり明るい色も好感触でした。

チャートパープルバックでキロフィッシュが釣れたりと、先入観なく選ぶべきというのもプラでの収穫。

もちろん、実績ある定番色のアイスシャッドなどのフラッシング系、透け感あるピンクレディ、林プロのロコカラーであるKDブラウンチャートなども反応はありました。

よって細かな事ですが、カラーローテーションをこまめに行う事は、実際アドバンテージとなる筈ですし、釣れない時間帯であっても集中的を保つ要素となるはず。

そしてスタート。

先ずはスタート地点から近い島の裏側。

プラとは違ってあまり船団とはならず、予想以上にボートが散っていて流しにくい。

それでもタイミングを変えてトライすると、早々に僕のキャロシャッドにバイト。

予定より少し小さい500g台。

最初の一匹はハイカットKDブラウンチャート。やっぱりご当地カラー!反応良しです!

ひと先ず一匹入ったことで安堵したい所ですが、次なる目標はあと2匹釣ってリミットメイク。

プラの時とは天候が崩れた為か、予定の水深で釣れたのは小さめ。

少し散ったのかと思って沖側が気になり、10m付近を行ったり来たり。

そして待望の2本目はパートナーにヒット。

結構デカイ。

慎重に寄せてネットイン。少なく見積もってキロはありそう。

サイズも去ることながら、リミットメイク目前です。

アタリが少なくなり、島の反対側へ。

そしてパートナーにまたヒット。

少し小さめですが、待望のリミットメイクです。

このあたりで、朝イチの時間帯も過ぎ、曇天だった天候も回復。

心機一転、次なるポイントへ移動です。

到着し、沖側から魚探を見つつボートを進めます。

こちらも少し沖側を中心に行ったり来たり。

そしてまたまたパートナーにヒット。

入れ替えサイズです。

この頃アタリが偏る事に違和感を覚えましたが、今回はどちらかが釣れれば良いペア戦。

大した事ではないと考えていました。

そして、またヒット。

もちろんパートナー。

価千金のキロフィッシュ。

僕は飛ぼうが何しようが、空中キャッチまでするランディングネット職人に成り代わりです。

ルアーは一緒。

ラインもリーダーも一緒。

何でか分かりません。

遂には、待望の一番小さいバスを入れ替えるサイズがヒット。

安定のランディングで僕が掬います。

既に操船で釣れそうなラインを通せているという自負しかメンタルを保つものはなし。

そして、時間一杯までシャクリ続けるもここでタイムアップ。

結果、地元キャロシャッドの名手、林プロには及ばなかったものの、なんと準優勝。

パートナー様々です。

一番小さいバスも僕のではない!ガーン!

林プロは本命中の本命。そんな中勝つのはやはり凄いの一言です。

そして釣れなかった僕の原因が判明。

僕のハイカットは動いているようで機敏には動いてなかった事が要因のようでした。

ひとつ目は少しロッドが柔らかかった事。

少し気になっていたのですが、プラではそれなりにバイトもあったので変える勇気もなくそのまま使用してましたが、パワーフィネス竿で良かったのかなと。

BLXSG6101L+FSあたりが正解だったようです。

2つ目は、シャクるロッドの角度。

僕は操船の都合、ボートが真後ろにあるので、真横にしかロッドをさばけなかったのですが、パートナーは後ろで、かなり後方でロッドをさばけていた事。

ロッドの弾性に初速を奪われず、曲げずにキビキビとシャクれたのも要因のように思われます。

他にもボートのスピード、出すラインの長さなど簡単には真似できないコツがあるのも事実。

是非修正して、直ぐにでもリベンジしたい気分です。

とはいえ、初めてのH-1ペア戦、パートナーと協力して楽しく試合が出来たのも事実。

何事も2人で共有出来るのはひとり競技には無い楽しみ方です。

作戦会議中。周りに聞かれないように小声!

またいつかこのような大会が開催されるのを楽しみにしております。

そして今回お世話になった野尻湖。

バスも多いし、景色は良いし、ボートも直ぐ乗れて楽チン。

またいつか行ってみたいフィールドでした。

みな様も是非!

では来週!

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