2022/9/15 ルアマガモバイルをご覧の皆様、おはにちは!
悲劇とは突然訪れるものです。
3日間ロケから帰宅した、深夜。
自室という名の土間に向かうと、かわいいオヤニラミさんたちが「エサくれくれ」の舞を踊って、お出迎え。
おまいら…、かわいいやつめ。
エサを与えながら仕事の疲れを忘れるひとときも束の間、水槽をよく見ると奴等が大発生しているではありませんか。
奴等とはプラナリア。
特に害があるわけではないのですが、圧倒的増殖力と見た目の気持ち悪さで景観を著しく損なうめんどくさいヤツ。
もともと定期的に薬を水槽に入れていたので、発生をだいぶ抑えられていたのですが、ハイシーズンの3日ともなると、もう手遅れレベル…。
数百匹視認できる状態に、やや発狂しつつも薬を調合し投与。
そして一夜明け…。
ブィーン…(水槽の稼働音)。
朝起きて、出社前のエサやりをしようと土間に入ったとたん、明らかな静けさに嫌な予感…。
おそるおそる水槽を覗くと、ニラミたちの姿がない…。
ど、どういうことだ!?
まさに焦燥――、無我夢中で水槽のフタをガバァッとあけると…
うわあああああああああああああああああああああああ!(ホラー画像の一部)
水面を覆うウィローモスの隙間からニラミたちが顔を覗かせ、こと切れていました…。
おそらく、原因はプラナリア除去の薬剤。
ロケ後、疲れていたこともあり、おそらく適正値を越えた分量を水槽に投与してしまった模様。
水槽の周りの壁にはウィードが飛び散っており、現場の凄惨さに胸が苦しくなりました。
そんな中でもナマズは元気に過ごしており、pH値爆上がりもなんのその。家庭排水が好きな理由がちょっとうかがえたり…。
ワタクシのミスではあるものの、この現実へ導いた憎きプラナリアなどの微生物を殲滅すべく、ニラミ亡き後、メダカを30尾投与。
結果翌日にはプラナリアはほぼ皆無に。
メダカさん、こわ…。
さて、話がだいぶだい~ぶ逸れましたが、本題。
まずお買い物手帳遅れて申し訳ありません…。
締め切りという死線を今月も無事、くぐり抜けました。
ワタクシごとではありますが、今月からルアーマガジン誌の編集長に就任したのでかなり気合入れて誌面全体を作らせていただきました。
改めて、皆様今後もよろしくお願いします。
ということで、今月の買い物はこちら!
EOS5D Mark2[キヤノン]+EF16-35mm F2.8L ii USM[キヤノン] 釣り具じゃなくて申し訳ないのですが、より良い誌面を作るための先行投資&自分への祝い!
憧れのフルサイズ一眼レフカメラと広角レンズの名機を購入しました。
実はカメラ本体は少し訳あり品でして…。
撮影自体は全く問題なのですが、ものすごい傷だらけ…。
なぜならば、このカメラの前オーナーは、ツッチーこと、土屋カメラマン!
このカメラで数々の現場へ行き、たくさんの画を収めてきたことでしょう。
その歴戦を物語る傷にも味があるもんです。
その土屋さんから、編集長就任祝いということもあり破格でお譲りいただきました。
いやぁ~憧れのフルサイズカメラをゲットしたはいいものの、実はレンズも専用になるんですよね。
撮影範囲が広くなるフルサイズの良さを釣りの現場で活かすなら、なんといっても広角レンズでしょう。
狙いのレンズは名機、「16-35」。
最新モデルの3型かで25万コースか…と思っていたところ…、
「釣りの撮影なら旧モデルの2型が絶対おすすめ! 魚が圧倒的に映えるよ。あのレンズのお陰で釣りの仕事が結構増えたなぁ~」。
と土屋カメラマンよりアドバイスが。
土屋さん×16-35といえば、ド迫力のバス持ち。
特に金森さんとの相性は抜群でしたね!
そんな迫力のある画を撮るのに、同じ広角レンズでもあえて旧型の2型を選ぶ理由はカメラマンの企業秘密的な部分もあるのでここでは伏せますが聞いて納得。
早速中古市場を探し求めゲットいたしました。
15年前のレンズなのに、イグジストと同等の価格でなかなか痺れましたが…(汗)
来月号の取材からはカメラ2台体制で臨ませていただきます。
陸王みたいに走るときはやっぱり便利な7DMark2一台になりそうですが…w
土屋さんも高齢になり、「もう釣りの撮影は難しいなぁ」と寂しいことをおっしゃっていましたが、「技術はいくらでも提供するよ」とも言っていただいたので、釣りカメ界の巨匠「T」の意思を引き継げるよう、精進いたします。
●今回のお買い物
EOS5DMark2[キヤノン]
価格:秘密
EF16-35mm F2.8L ii USM[キヤノン]
価格:イグジストぐらい 魚探用に備蓄していたへそくりから購入。ライブスコープへの道が遠のきました(笑)
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