10FTU・KOJIHEY's★SE9RET ~SEP. the 3rd Week~


ルアモバをご覧の皆さまこんにちは。

山口県と福岡県のフィールドで活動している10FTUプロスタッフの小島康平(コジヘイ)です。

9月になり、夏も終わりを迎えて季節は秋へと徐々に移行していますね。
台風発生の多い季節でもあり、秋雨により水温や水質にも変化のある時期になります。

魚たちの動きにも少しずつ変化が見え始めます。
真夏の高水温の間、ディープや流れ込み、シェードに依存していたバス達は、徐々に行動範囲を広げて活発に捕食をします。

9月中はまだまだ残暑が続き、夏を引きずった状況ではあるものの、水温が落ち着いてくるスポットではガンガン捕食しているバスが集まるため、爆裂的な釣果を叩き出せるチャンスです。

そんな中、最近は10FTU新製品の“キャンディール”での釣果がハンパないことになっております。

どうですか、このハイクオリティなバス!!

今回は、その釣果の模様と、これからの秋にも有効なキャンディールの使用法について解説していこうと思います。

10FTUからついに発売となった
ハンドポワードマテリアルのロングカーリーテール
“キャンディール”。

カーリーテールを丸めた姿がキャンディみたいな形をしているのと、スイミング時のアクションがウナギ(英語でeel)の泳ぐ姿に似ているということで、
『CANDEEL(キャンディール)』と名付けられました。

初回のカラーラインナップは全4色。上から、ミミズ、グリーンパンプキンペッパー、プラム、ウォーターメロンペッパー、です。

では、僕なりにカラー別の使い方を解説したいと思います。

<ミミズ>
どストレートなミミズカラーで、ハンポワだからこそ出せるリアルな色調。リザーバーのバックウォーターなどでの“ドバミミズパターン”にはアングラー側のモチベーションも上がるカラーチョイスで、僕の中では使用頻度MAX級。

<グリーンパンプキンペッパー>
ボトム同化色でありながらもシルエットが出る色調なので、ステインな水質にもオススメ。

<プラム>
スカッパノン系に青と緑のラメが入っており、個人的な実績としてはローライトや雨後の濁った水質に抜群に効く雨後オススメカラー。

<ウォーターメロンペッパー>
通常とは異なり、ブラックに近い色調でシルエットがクッキリ出るため、クリア~マッディと幅広い水質にオススメ。リザーバーでの太陽光が届きにくい水深10メートル以上のディープレンジでも効きそう。

高浮力マテリアルにより、ボトムステイ時は立ち姿勢をより長く持続させることが可能。 その間、カーリーテールはわずかな水流でもしっかりと水を噛み、ユラユラと漂いながらアピールするのが特徴です。

オススメのリグは、
フリーリグ、リーダーレスダウンショット、ヘビキャロ、ヘビダン、ネコリグなど、使い方も様々。

オープンウォーターからカバーまで幅広く使えるのも魅力的。

なかでもフリーリグは相性抜群で、フリーフォール時やボトム着底時のユラユラと漂う自発的アクションはよりライブ感を生み出し、スレたバスにも効果抜群です。

前回の記事ではキャンディールのフリーリグをディープレンジで使用した内容について解説しましたが、ここ最近はシャローでの釣果が多く、流れを利用したドリフトアプローチが炸裂中!!

実釣は、山口県小野湖のバックウォーター。
キャンディールのフリーリグが連日大当たり!!

ロングカーリーには最適なスポットでもあるリザーバーのバックウォーターが今回の舞台。

水質はクリアウォーター。
バックウォーターの複雑な流れを利用して、フリーフォール&ドリフトで、サイトまたはブラインドでアプローチ。

ここで最も重要なのが、“ライン”と“シンカー”。

バックウォーターは地質が岩やゴロタ、流木など固いストラクチャーが多く、加えて生息するバスのサイズもランカー級が大多数。

そのため“操作性を保ちながらも強度が欲しい”という観点から、ラインはサンラインのシューター16ポンドを選択しています。
硬く伸びにくいフロロの特徴を最大限に発揮できるシューターは、近距離戦でのダイナミックなファイトにも耐えてくれる絶大な信頼を置くアイテムです。

そしてもう一つ重要なアイテムのシンカー。
ハヤブサのスタッチャーショットを愛用しています。
流れの強弱によって3.5グラムと5.2グラムを使い分けています。雨後の増水やカレントが強くなる場合、またはスローフォールが見切られる場合以外は3.5グラムがオススメ。

ちなみに、ハンドポワードのため、サイトでも効果的です。

使い方の流れとしては、
ドリフトさせながらフォールで気付かせる
→ ボトムまで追わせる
→ ボトム着底後のステイで発するカーリーテールのなびきでバイト

といった感じ。

この時大切なのは、
ラインをしっかり弛ませてフリーフォールさせるという、フリーリグでは基本となるアクションを遵守することです。

また、ファーストフォール後はステイさせることも大事。
キャンディールの自発的なアクションに任せてあげることが重要です。

キャンディールは高浮力な為、シンカーを軽めに設定することで、滞空時間をさらに長く作ることができます。

秋雨による増水や流量が増すことで、カレントを利用したキャンディールのフリーリグでのアプローチがハマるチャンスがこれからの時期は多々あります。

バックウォーター以外にも、野池のインレットや河川の堰といった、流れが発生するスポットでは是非試してみてください。

タックルは
●ロッド:22バンタム170MH(シマノ)
●リール:20メタニウムHG(シマノ)
●ライン:シューター16ポンド(サンライン)
●ルアー:キャンディール(10FTU)
●フック:TNSオフセット・ナロー#3/0(ハヤブサ)
●シンカー:スタッチャーショット3.5グラム(ハヤブサ)


そしてオマケで告知を…

先日、YOUTUBE“10FTUチャンネル”の撮影が山口県小野湖にて行われました。

ワタクシの操るキャンディールの3.5グラムフリーリグが炸裂!!

45、48、49センチ、そしてラストに54センチのモンスター級も登場し、最高の撮影になったのでまた是非観てもらえたらと思います!

ヤバい魚たちが釣れてます。アップされたら是非観てみてくださいませ!

それではまた!

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