2022/9/17
今週は津久井湖へ。
その話をする前に、実は先週も津久井湖に行っていたんだよね。
相模湖同様、依然状況は変わらずで午前中はダメダメだったんだけど、午後にいいのが釣れてくれた。
なんと、マグナムで。 45と40ちょっとだけど、ブリブリのいい魚だよ。
ここ2年くらい、
クリアウォーターとか中層の魚を食わせられないかな と思って色々試していたプロトがあったんだ。
マグナム7は中層の魚にも効果的なタイトアクションなんだけれども、マグナム5はどっちかというと正統派マグナムを引き継いだ強めのアクション。
だから、シャッドチックなタイト系にしてみたらどうなんだろう?どういうタイプなら食うんだろう?と疑問に思って、8体くらい作っていたんですよ。
それを、実際に投入したら食っちゃってさ。
それで、釣れたプロトタイプに寄せたサンプルを作って、また津久井湖へ行ったというのが今週の話。
その日は、
マグナムで40くらいのを釣って、
そのあとスピナーベイトでも45くらいのを追加しました。
巻きモノでもやりようによっては食うんだなというのがよく分かりましたよ。
これが突破口なのかどうなのかわからないけど、釣れたことは確かだしなと。
けど、よもやマグナムかよと。
というか、みんなマグナムなんて忘れてるよね(笑)。
俺も自身も濁りが入ったり、目にわかるような食いが立つ状態がないと正直、入れられないなと最近は思い始めてて、でもな…という気持ちがあったんだよね。
だから、何年も前に
マグナムを作るだけ作って終わりにするんじゃなくて自分でその先の可能性 を追っかけてはいた。
それがなんかさ、たまたまと言ったらなんだけど、「釣れないし、マグナムでも投げようかな」と思って入れてみたら来ちゃって…(苦笑)。
でも、ちょっとは曇ったけど、基本は晴れていて、風もない普通の日だよ。
しかも、別に湖の状況が良くなったってわけでもなく、基本巻きモノなんかで釣っている情報は相変わらずない。
ヘビキャロで3本つったらスゲーってなるような状況だよ。
こうなったらベストオブベストな個体で勝負したいなと思って、今日も朝からマグナムを削ってますよ(笑)。
題するなら
「忘れかけてたマグナム」 。
ここしばらくはあまりのタフさに、俺自身も投げようとも思えなかった。
でも、先週の魚をキッカケに状況関係なく投げ倒そうと思って今週も湖に出てみたらまた釣れたから、何はどうあれ結果という事実は得られたよね。
今回のプロトは基本5mダイバーくらいなんだけど、たぶんマグナム7では食わなかったと思う。
11mのヘビキャロで釣れているから、深くすればいいかというとそうじゃなくて、デカいのはやっぱり浮いてる。
それが3m以浅のシャローに入ってくれれば、障害物やボトムを利用して釣ったりできるんだろうけど、中層に浮いてしまっているからアラバマやミドストになってくる。
それをビッグスプーンやメタルなんかで釣っていたのがいよいよ食わなくなって、巻きモノの最終手段となったのがマグナムという結論。
これは面白い発見だったね。たぶん、冬中楽しめそうだよ(笑)。
ここに来てマグナムというのが面白すぎるよね。
しかも、レギュラーコンディションでのマグナムだからね。
今は、釣れた3体のプロトを元に色々複製やアレンジを加えているところですよ。
ちなみになぜ3体別々のプロトで釣れたかというと、初めに釣れたプロトは万が一無くしたら困るから、違うのを使ったらまた釣れてっていうので3体。
仕様違いのプロトがたくさんあるから、1時間おきに投げ比べしてたりもしてるし、この中から現場での反応を元に突き詰めていくのは、湖の状況も変わるしすごく難しいところ。
ただ、そこまで突き詰めてやらないと俺もつまんないってだけなんだけどね。
どのルアーについてもそうなんだけど、特にクランクは1つの動きですべてをカバーできるモノではないからさ。
ノリーズのスピナーベイトのラインナップの多さもそれと同じ。
だから、いろんな状況に対応できるマグナムがあってもいいよね。
そうすれば、マグナムフィッシャーマンが生まれるかもしれないし。
ということで、参考までに使用タックルです。
ロッド:ロードランナーVOICE LTT690PH[ノリーズ]
リール:カルカッタコンクエスト200[シマノ]
ライン:R18フロロリミテッド14ポンド[シーガー]
房総みたいにオーバーハングの下に低い弾道で入れ込みたい時は HB680XHを使うけど、そういうのがなければ基本690PHのがノリもいいので、今回はこっちで。
それでは来週もよろしく!
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