川村光大郎 OPENMIND 2022/10/6 浜名湖チニング初体験!

先週は静岡県の浜名湖へ。

“湖”ですが、海水。

狙いはチヌです。

JBトップ50プロ、黒田健史さんにガイドしていただきました!

今年のWebフィッシングショーにて対談する機会があり、その時に約束していました。

ボクは浜名湖もチニングも初でしたが、同行した草深は東京湾にて一時ハマっており、少し前にはTV「ザ・フィッシング」にも出演しています。

そして黒田さんはここ浜名湖で開催される「浜名湖オープントーナメント」にて年間優勝も複数回獲得!

機動力あるボートと最新魚探も駆使し、最先端のチニングを実践しています。

実は、昨年あたりからハリーシュリンプ3インチがチニングでよく釣れると評判になり、チヌフィールド近郊の販売店から問い合わせが相次ぎました。

この火付け役が実は黒田さん。

大会で何度かウイニングルアーにしてくれたことで一気に広まったのです。

喜ばしいことではありますが、よもやチヌが好んでくれるなんて、そしてその効果を見出してくれるなんてまさかの展開でした。

ただ、どんな釣りなのか味わってみたいと、この日を楽しみにしていたのです。

現地に到着すると、キレイなマリーナ!


黒田さんが駆るベクサスボートで出発!

浜名湖は海と湖を足して2で割ったようなフィールド。

アシが生えているバンクがあったり、リザーバーのような岩盤があったりと多彩です。

起伏のあるハードボトムや地形変化、沈みモノなど、狙いどころはバスフィッシングに通じるものがあり、それらをフリーリグで探っていくスタイル。

黒田さんは場所の見切りが早く、次々と好スポットを回ってくれます。

誘い方は基本的にはただ巻き。

ボトムに擦りながら泳がせてくるのですが、ガキガキのハードボトムに度々スタックします。

スタックを恐れてリグをボトムから浮かせてしまうと、バイトが極端に減ってしまいます。

そしてバイトは多い!

食い気があるときは毎投アタりますが、フックアップに持ち込める強いバイトは稀でした。

いかにスタック少なくボトムに絡めてこれるか。

そして、フックアップに持ち込めるか。

これにはタックルセッティングも重要で、シンカーウエイトやリーリング速度、そしてロッドの角度などを調整しながら、丁度良いボトムタッチ感で誘い続けるよう意識します。

ボクは最初バスタックルで挑みました。

しかし、掛からない。

ファイヤーウルフのティップはチニングには硬過ぎて、バイトを弾いてしまうのです。

伸びの少ないPEライン(TATURAセンサーPE0.8号)で巻き続けているので、どうしてもクッション性に乏しい。

そして、そもそもこの釣りは掛からないバイトが多い。

バイトは多発するわりにワームは歯でボロボロにならず(クロダイの歯はごっついキバ状なのに)、アワセない限りズレもほぼ無し。

おそらく口に入ってないことがほとんどと思われます。

そんなバイトの中でも時折来る本アタリを乗せて掛けるには、ティップにクッション性のあるチニング専用ロッドの方が断然有利であると感じました。

しかしボクはバスロッドしか持ってきていなかったところ・・・

なんと黒田さんがダイワのバスロッド「シルバーウルフ」を貸してくれたのです。

彼はタックル研究のために、スポンサー以外のタックルも自腹で購入しています。

専用タックルを使えるようになってから、釣果を重ねることができました。

草深はチニング経験者とあって、グッドサイズを連発!

黒田さんはボクたちに釣らせようとあまり竿を出しませんでしたが、サクッと釣って見せてくれました。

ワームに関しては、ダブルカーリー系の定番があるのですが、近年はややアピール力を抑えたモデルに分があるとのこと。

フリーリグによるチニングが流行るにつれて、徐々にスレていくのはバスと同じなんですね。


そんな中にあって、ハリーシュリンプの細かな動きがどうやらマッチしているようなのです。

そしてもう一つ、黒田さんがリリースしたMSクロー(デプス)は、ダブルカーリー系とハリーシュリンプ3の、ちょうど中間的なアピール力。ボディサイズも、ハリーシュリンプ3インチと同じフックのままローテーションすることを意識して決めたと話してくれました。

実際に、ボクと草深も、MSクローにローテーションすると釣れる場面があり、その有効性を実感した次第です。

他にも得ること多き釣行でしたが、何より楽しかった!!

またチャレンジしたいと思います。

そしてその翌々日は、ポイント高砂明姫店でのイベント!

お集りいただいた皆様、ありがとうございましたm(__)m

10年以上前にカナモと初対戦した加古川が近くにあり、イベント前に行ってみようかと航空写真で確認したらずいぶん上流で断念(^^;

しかも、当時ヤブ漕ぎしたエリアやブッシュが無くなっているような・・・

それでも、またこの土地にお伺いする機会があれば、今一度釣りをして確認したいと思った次第です。

それでは、艇王に挑んでまいります!!

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