折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2022/10/14 VS光大郎 艇王レポート! 本戦編

先週の冷たい雨を境に一気に季節が進みました。

水温は20℃を下回るフィールドも多くなってきたと思います。

水温が下降中は厳しいものの、天候が安定すれば、まだまだバスは動ける水温。

ただ来週も少し天候不順なので後半に期待です。

その冷たい雨の降り注いだ艇王本番の模様です。

プラの晴れ続きからの雨。

正直どっちに転ぶかわからない状況でした。

水温の低下は明白で日中も気温が上がらないどころか、むしろ下降傾向。

冷たい北風もこれに拍車をかけるはずです。

真冬のように口を使わなくなってしまうのか?

はたまた雨パワーに転じる瞬間もあるのかどうか?

やってみないとわからないというのが正直なところ。

スタートじゃんけんは僕が勝って先行。

こんな日こそ、朝イチは大事。

水位を見ると3日間で一番高く、減水が始まって間もない様子。

それと特筆すべき事はボート桟橋の水路側の水がとても綺麗だった事でした。

スタート当初は何となくでしたが、明らかにプラとは違う水色にピンときました。

恐らく夜のうちに利根川からの水で満水になり、丁度朝イチにその水が出ている状況だったのです。

つまりプラでは、朝イチであっても減水が始まって時間が経っていたので、既に利根川のキレイな水は流れきってしまっていて、将監川の元々の濁った水が流れているという状況でした。

プランでは昼頃に減水が止まり、そこから増水傾向で利根川の水が入ってきてから、チャンスが増えると考えていただけに、朝の時間帯は夕方ほどチャンスとは考えていなかったのです。

その朝イチは1時間弱の電光石火のリミットメイク。

ただ巻物には反応がなく、全て05タッガーのパワーフィネス。

しっかり流れを避けれるカバーの裏からのバイトでした。

ただ避けれる場所とは言え、弱々しいバイトではなく、外側が激流だからなのか激しいバイト。

ウェイトも1170、640、370g。

下2つは入れ替えないといけないですが、1170は朝から大金星の魚。

リミットの1枠は確定です。

残り時間はまるまる残っているので、どうにかあと2枠を入れ換えるだけ。

この早い段階でのリミットメイクは正直に言うと予想外。

ある程度は狙いもありますが、明らかに運にも恵まれた結果です。

先ずは無難に将監川で370gを入れ換えに行く事も考えましたが、チャンスを生かし、ぐっと勝機を引き寄せるには、チャレンジしなければ!と。

相手が相手だけに攻撃の手を緩める訳にはいきません。

たまたま巡ってきた運を更に懐に引き込むには積極的なプランで望んでいくべきと考えました。

そして水路の後は長門川。

プラではサイズ、コンディションとも良かったのですが、天気が最悪。

強い北風が吹き抜け、冷たい雨が横殴り。

波も支流とは思えない程です。

しかしながら、この状況こそがビッグフィッシュを炙り出すのでは!との考え。

劣悪な環境であるからこそ狙いを絞りやすい。

実際にその考えは的中。

波風を避けれる地形的特徴やカバーをタッガーとハイピッチャーでお昼過ぎまでに3発。

しかし、何故かサイズに恵まれず、700gまで。

長門川では複数釣れば必ず入ったキロ前後の魚に巡り会いません。

相手の釣果を知れる途中経過の情報には少し胸を撫で下ろしましたが、不安は拭いきれません。

そして残り1時間。

最後に最下流まで、チェックしに行こうかと考えて居たところ、将監川から光大郎も登場。

どこかで抜き去ろうかと考えて対岸を並走していましたが、狙いは同じようであったようで水量の多いインレット。

僕は仕方なく、離れた水門へ。

そして反応なく、次に午前中に反応のあった岬へ。

エビボイルらしき反応だったので、オーバーリアル。

直ぐにローライトを加味してラウダー50。

数投目で水面炸裂。

残念ながら入れ換えならずでした。

直ぐ後ろに光大郎が居たので、ちょっとはプレッシャー与えられたかなという程度。

今度は、引き返してマリーナを越えて、朝の水路。

残り僅かですが、何としてももう一匹。

ルアーはBLITZSSR、カラーはマットチャートブルーバック。

数投目、待望のバイト。

最後の最後に来た!

ネットインまで無我夢中。

と思ったら、シーのバスでした。

終了です。

そして、結果発表。

ご存知の通りです。

悔いが無いといえば嘘ですが、ほぼ悔いなし。

今回ばかりはタラレバはありません。

もし同じ状況でもう一回あったなら、同じプラン、同じ事をするはずです。

勝った側に心より拍手です。

決勝で勝ってもらわねばw

以上!

BLITZSSRは将監長門川はほんとに丁度良い!投入の場面が多かったです。

スリッパー&ドラシャ4はリトリーブスピードも範囲が広いし、引っ掛からない。シャローマッディにうってつけです。

こんな魚がもう一本出ればでした。

またいつの日かリベンジです。あっ正月釣行があったかな!

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