2022/11/20
早いもので11月末。
まもなく冬に入るわけだけど、今週は私用で釣りに行けなかったので晩秋から初冬の捉え方を話そうと思います。
湖によって差はあるんだけど、これくらいの時期からターンオーバーがどれだけ進行しているかをまずは知る必要がある。
要するに下の層の濁りが出てきたり、リザーバーなら上流のコケとかが落ちてきているとかね。
上流のコケっていうのはボトムが剥がれることによって浮いているから、これも水の入れ替わりを示唆している。
どちらにせよ、そうなるとターンオーバー突入100%です。
ある程度落ち着くまではこの状態がしばらく続くわけなのだけれど、例年12月の半ばまでは、ターンと戦う釣り。
そうこうしているうちに気が付けばいつの間にか気温は冬になっているというのが例年の流れ。
でも水は冷えるのが遅いから、冷えた水がボトムにどんどん堆積して落ち着くまでは秋の延長。
だからそれを考えて釣るっていうのがこの時期の釣りです。
寒くなってきたから冬…というわけではなく、湖の規模によって進行はまちまち。
それこそ浅い野池なんかは、一瞬でターン完了して冬になっちゃうし、水深のある湖はその逆だからね。
とはいえ、どんな場所でもまだターンのはしりくらいの時期だと思う。
正直、大変なタイミングだし、何も食わなくなる時があるのがターンの怖いところなんだけどね。
じゃあそんなターンとどう戦うか?
ひたすら岸のカバーを撃つっていうのも芸がないので、俺だったらスローロールを含めた…
「スピナーベイトオールレンジ作戦」 をやるよ(笑)。
3mのボトムだった、7mの中層だったとか、どのレンジで、どのスピナーベイトで食うのかなとか面白いじゃん。
食わせのワームでどうだというのはさ、行き詰ったらいつの時期でも同じ。
だから最初からあえてそこ触んなくてもいいんじゃないのっていうね。
それでもこの時期は食わないときは食わないっていう時もあるし、スローダウンせずに勝負しちゃうのもありなんじゃないかな。
というのも、別にスローダウンを否定するんではなく、単純にまだ魚は追える時期ということですよ。
これが12月下旬になってくると、いよいよ巻きで追えなくなってくるから「スローダウンでいい魚を狙うぜ」っていう釣りにシフトせざるを得ないしね。
どんな時でも巻けばいいというわけではない。
「寒いからもう少しスローでお願いします」ってバスが言ってくる時期がいずれ来るから、その時は「じゃあいいよ!」って合わせてあげるのが楽しいと思う(笑)。
そんで、俺は1月の下旬からまた巻き始める。
だから、冬でもスローダウンのタイミングは意外と少ないかもね。
まぁ色々話したけど、今はオールレンジのオールレイクでスピナーベイトが活躍するのは間違いない。
個人的にこの時期にスピナーベイトを持たずして釣りに行くことはない。 シャロー用とディープ用を用意しちゃうくらいにね。
ちなみにシャロー用は3/8オンス~1/2オンスのスピナーベイトをハードベイトスペシャル640ML、ディープのスローロールとシャローのミディアムウエイトをハードベイトスペシャル660MHかLTT680MH、本当にデッドスローになるとLTT6100Hまで用意するかな。
釣りに行く方はご参考までに。
ということで、今週はこのへんで。
来週もよろしく!
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