少しばかりか寒さは和らぎ、晴れると最高気温は20℃越え。
季節の移り変わりが年ごとに違いがあるからか、四季の感覚がマヒしていると感じるほどです。
とりわけ秋は雨ごとに季節が進むイメージ。 雨ごとに気温の差が感じられたり、湖の水温も段階的にそのタイミングで下がっていきます。
ところが今年は秋に雨が少なく、季節の進み具合が遅いのかと思いきや、既に15℃を下回る水温。
案外、例年通りです。
高滝湖は減水しているので、川の水が直!既に12℃台。
水曜日の雨前はハイピッチャーが反応良し! そして15℃を下回る位から出番が多くなるのがメタルジグ。 今年もぼちぼち釣れてきました。
メタルジグには、様々なタイプや特徴がありますが、
多用するのがメタルバイブのオーバーライド。 フリーフォールもリフトもスイミングも出来、様々なシチュエーションで使用できます。 もちろんおかっぱり、ボートを問いません。 おかっぱりでは、足元のカバーから、消波ブロック、野池での遠投。
ボートであれば、どこでも使う事が可能でむしろ使えないシチュエーションが浮かばないほどです。
そのオーバーライドの特徴はまず
ハイピッチで明確なバイブレーション。 魚へのアピールはもちろん、リフト時に明確に振動が感じられ、しっかりした操作性が得られる事。
ロッドワークやリーリングによって振動の強さ、ピッチの変化を感じやすく、ただ巻きでのレンジキープにも役立ちます。
これに付随して、
その立ち上がりの速さが秀逸。 フォール時やバランスを崩した状態から、次のロッドアクションで直ぐに水を噛み、立ち上がります。
もうひとつが
スライドフォール。 フォールでボディを倒し、水を押しながら大きくスライドフォール。
毎回しっかりスライドフォールするバランスの良さを持ちながら、糸がらみが非常に少ない事は、
「ここぞの1投」を無駄にしません。
ハイピッチな振動とスライドフォールの異なるアクションの差異はバスを強く引き付け、リアクション効果も高いと感じます。 また一方で、このレスポンスの高さは根掛かりの回避にも一役かっていると感じます。
つまり半根掛かり状態で、しっかりボディを揺らす事が出来、フック外す事で根掛かりから復帰させられます。
慣れれば、ウッドカバーや立木、マットカバーなどなんのその。
むしろ半根掛かり状態を連続して作り出し、メリハリの効いた静と動の誘いも可能です。 コツは小さく誘うような細かなロッドワーク。
メタルジグというよりは、どちらかと言うと
スモラバを吊しで使うようなロッドアクション。 リフトで2回位プルプルとアクションの挙動が感じられる位です。
そして、根掛かっても絶対に引っ張らない事。 他のルアーでもそうですが、引っ張る=フッキングです。
外れたとしても、それはたまたま刺さらなかったか、相手が硬かっただけです。
必ずボディを揺するように、ラインテンションを抜いて、ボディを何度も小刻みに倒すようなイメージで操作できれば、根掛かりは回避できます。 それでもダメなら初めて回収器。
しっかりマスター出来れば、ロストはほぼしません。
先日のロケでは1日中霞ヶ浦のおかっぱりで使い続けて、ロストは1個でした。 本来は1年中、メタルバイブは使えますが、やはり他のルアーでもルアーが効きにくくなる秋冬はシーズン本番。 バス釣りでは特異なジャンルですが、とても楽しい釣りです。
僕は大好きです。
クラウンカラーはオールマイティーな配色とトーン。困ったらどうぞ。 是非トライしてみて下さい。
今週のオリキンちゃんねるでは、OSPスタッフ北田プロと霞ヶ浦でオーバーライド祭りです!是非ともご覧頂ければと! --------------------------------
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