最先端のバスフィッシング

2022/12/4

今週はバサー誌の取材で新利根川へ。

  対決企画「リミット1」の取材なのだけれど、今回の対戦相手はタクミですよ。

エリアは松屋ボートのルールにしたがって、洲の野原まで含む広い範囲なのだけど、ボートの動力はエレキオンリー。

俺も新利根川でエレキだけで釣りするのは初な気がするんだよね。

  けれど、そのほうがよりレンタルボートユーザーに近い環境だと思うからこの広いエリアをエレキだけでどう戦うのかも魅力のひとつ。

まぁいろいろ見ドコロはあると思うけど、個人的に一番楽しみだったのはタクミのゲームだよね。

俺のゲームは自分が一番わかってるけど、タクミのゲームはタクミがいつサンカクティーサンを繰り出すのか?とかさ(笑)。

それに俺はボコボコにやられちゃうのか? 俺のイケイケで行けちゃうのか?とかね。

自分のゲームはイケるときには突っ込めるし、イケないときは停滞しちゃうけど、タクミは釣りの幅があるからさ、イケてないときにどこで「これはイケてないけど、しょうがない」ってスローダウンを繰り出すのか、そんなことはせずに俺と同じ真っ向勝負をしてくるのかとか、どうしてくるのかすごく楽しみだったよ。

そこも踏まえた上でこの師弟対決の結果を楽しみにしてください。

そんな「LIMIT1」ですが、おかげさまでYouTubeも好評みたいで、『とにかくバスを釣るだけがバスフィッシングじゃない』という企画の意図からすれば、今後のバスフィッシングを守るためにより多くの人に見てもらえるのはうれしい限り。

正直、あのクオリティの動画を無料で公開してしまうのは色々リスクがあるのだけれど、結果的に雑誌社もアングラーも、引いては釣り業界を守るために繋がるし、それがやるべきことだと思う。

もし、仮にあの動画を有料にしたらきっと視聴数は10分の1、もしくはそれ以下になると思う。

そうしたら、伝えなくてはならない未来のことを伝えられなくなってしまうからね。

バスを救うというか、イケてるバスとの関わり方こそが今の最先端だと思う。

ということで、今週はこのへんで。

来週もよろしく。

過去の連載はこちら↓
田辺哲男のMY BIG GAME
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