冬の雨とグローブについて

2022/12/11

最近、すっかり寒くなって冬らしくなってきました。

そこで、今回テーマは『冬の雨や雪』について。

これまで取材やプライベートの釣りでも、そういった天候に当たったことは多々ある。

特にレベルワインダーから氷が吹くような寒い日に雨や雪が降ると、寒い上に濡れるじゃない?

これね、相当危険ですから。

俺が思っている一番の危険は手とつま先の凍傷。

だから、グローブはマスト。

ただ、グローブを着用すると投げづらい。

それもあって、ノリーズからは投げられるグローブをリリースしているわけですよ。

　キャスティンググローブNS-03フルフィンガー[ノリーズ]

で、本題はここから。

なぜ、フルフィンガーと指抜きバージョンをリリースしているか?

通常であればフルフィンガーだけで事足りるんだけど、先ほど言った危険な状況に陥ったときは、指抜きを上から被せてダブルで保護するんだ。

そうすると、手も守れるし、ちゃんとした釣りが可能。

そこまでこだわって、2種のグローブを俺が作っている理由は

そういう日が釣れるから(笑)。

だから俺は燃えるんだよ、寒いけどホットだぜ!ってね。

晴れて寒い日はね、やっぱり釣りにくい。

雪とか雨の日は寒いけど、やっぱり冬でも雨なんだよね。

わかりやすいのはメタル。

　雨や雪の中爆釣したのに、次の日晴れたら、ノーバイトですみたいなことを何度も経験してきた。

だから、やっぱりメタルはハードベイトなんだな、ちょっとやる気がないと食ってくれないんだよなって確認できたんだ。

ていうことは、冬でも雨や雪の日が何を意味するか?

ハードベイトの日ですよって話。

そうはいっても、よっぽど着こまないと寒すぎて泣くし、晴れた日より数倍辛いから、寒さを前提に話を進めてしまったけど、とにかく魚の活性は完全に上がる。

これだけは言い切れる。

だからね、ココだけの話、一年を通して俺は月齢とかほぼ見ないけど、天気図を見て釣り行く日を選ぶ。

高気圧バリバリよりは、低気圧が入り込む日でしょってね。

そのほうがハードベイトできるから、楽しいじゃん。

たくさん釣りたければ、別にどんな日に行こうが食わせの釣りを展開すればいいわけだからね。

俺が言っているのはたくさん釣りたいとか、そういう問題ではなくて、ハードベイトをより有利に扱える日を選ぶよって話なんだ。

そういう風に捉えてみると、冬でも雨の日に釣りに行きたくなるはずだよ。

だから、グローブは2枚持っていこうぜって話。

そういうことですよ(笑)。