川村光大郎 OPENMIND 2022/12/24 艇王決勝を終えて

今週は艇王決勝でした。

豊英湖はまさかでしたね、ボクけっこう通ってますから。

あまり行っていない片倉ダムか相模湖か!?なんて予想をしていました。

ボクが豊英湖に行くのは冬から早春にかけてが多く、それはデカバスを狙いに行くフィールドでもあるからです。

よって使うルアーも限られ、ボリューミーなジグとジャークベイトがメイン。

昨冬は、まだプロトだったスクーパーフロッグマグナムに夢中でした。

まあ、仮に狙おうにも数釣れるイメージではなく、デコりはめったにしないけど、たいてい1~2本っていうのがボクの冬豊英。

今回、水温はヒトケタ台に突入したところですが、そんなデカバス狙いがハマるにはまだちょっと早いし、その釣りでは3本のリミットは揃わなそうです。

よって、2日間のプラクティスではリミットメイクもかなえるよう、魚探をかけながら良さげな沈みモノなどにはフックを曲げたネコリグ(ブレーバー57)を落とし込んでいきました。

すると・・・

初日7バイト、2日目は5バイト。

ほとんどのバイトが、着底してラインを張ったときには「グングン」と食っている状態。

ハミンバード360°魚探で沈みモノに正確に入れられているにしてもバスの口元に落ちる確率は低いでしょうから、おそらくフォール中から追ってきて、ボトムに着いたところで食っているのだと思います。

この感じは、テールをパタつかせてフォールするブレーバーも合っていそうだぞ、と。

手応え的に重くはないものの、豊英でもこういう釣りをすればけっこうバイトはあるんだと、ちょっとした発見でした。

また、ネコリグを落とすのに、大きな沈み木や深めにあるものは効率が悪くバイトも得られず。

岸に近いミドルレンジ(3~6mほど)にある、小規模な沈みモノやレイダウンが相性良かったです。

昨年、30g差で勝利を逃した決勝では、プラクティスで釣りあげてしまったバスが居着き場でもあったことから、今年は絶対に釣らないようにもしました。

よって写真もなく、スイマセン・・・

ちなみに勝つために必要なウエイトは検討つかず。

基本釣るのはカンタンでないはずですが、デカバス潜むフィールドですからね、三原さんは他の人がやらない釣り方を展開しそうですし、大津さんの手駒豊富なライブスコープサイトも脅威です。

ただ、自分が出来ることとしては、リミットメイクをかなえる釣り(ブレーバー57のネコリグ)と、サイズを見込める釣り(ジャークベイト・ジグ系)をその場に応じて織り交ぜ、集中してやり切ることでした。

そして迎えた本戦の結果は更新をご覧のとおり・・・

思いどおりに行かないのは常ですが、ノーバイトはまさかでした。

考えられる要素といえばプラクティスの晴天から曇りに変わったことくらいで、むしろ朝の冷え込みや冷たい風が吹いたプラクティスデイの方がキビシそうに思えましたが・・・

プラクティスでの冷え込み

そしてボートの霜。

曇ったことでシェードやモノに依存しなくなって泳いでいってしまったのか!?

しかし、勝った大津さんは「プラクティス時は落とすと向かって食いにいったのが、食わなくなってボトムで15~30秒シェイク」とのことだったので、 同じように、居てもカンタンには食わなくなってしまったのかもしれないし・・・

とにかく今回は変化に全く対応できずの完敗でした。

今年は陸王負けてしまったから、この一戦に賭けていたんですけどね。

進化しなければどちらも勝てないと肝に銘じた帰路でした。

来週はいよいよ今年最終週。

釣り納めはどこにしようか思案中です!!

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