折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2023/1/6 2022年大晦日亀山湖ニジマスパターン検証

あけましておめでとうございます。

今年も1年お付き合い宜しくお願い致します。

さて年末の釣り納めはホームの亀山湖。

狙いはやはりニジマスパターン。

しかしながら、日々水温は落ちていることから、居ても食わず、時合いだけフィーディングする事も多くなってきました。

加えてコレ狙いの人もかなり多く、ルアーも何度も見ているようで、一筋縄ではいきません。

という訳で、31日は出船と同時にスタート。

年末は朝でも8℃。今は更に下がって7℃台。

特に朝は一瞬の大チャンス。

そして直ぐにニジマスボイルに遭遇。

単発で何匹かバスは居るようで、スイムベイトを乱打。

しかしスピードとレンジが合ってないようで、バイトまでには至らずです。

そんな時はスピードアップかスローダウンの2択。

選択したのはスローダウン。

表層で追っていたので、ドライブシャッド4.5をデッドスローで表層巻き。

その1投目にひったくっていきました。

ドライブシャッドやスイムベイトはネイルシンカーでルアースピードとレンジを調整!

しかしその後は数回のチャンスはあったものの、タイミングが合わなかったりで、フィーディングタイム終了。

魚探の映像からも、出船直後は全ての魚が活動的だったのが、出船後30分を過ぎる頃にはあからさまにトーンダウンするようです。

1時間もすると全く違う湖なのかというくらいに沈黙。

バスも例外に漏れずです。

あれだけあったボイルもそれ以降は目にしません。

それでも、ニジマスとバスがリンクしそうな岬、フラット、立木などを中心に狙っていきます。

途中途中でニュートラルな中層に浮いたバスも魚探上で目にしますが、全く相手にされずです。

ルアーはヴァルナ、ドライブシャッド、スイムベイト各種、たまにライブスコープ上に映る魚は小さめのマイラーミノーやサイコロラバーまで入れるも反応が薄め。

そしてお昼になり、本湖の岬まわりで突如ボイル。

とっさにスイムベイトを投げると躊躇なくバイト。

スイムベイトを丸呑みしたメチャクチャコンディションの良いバスでした。

食べたばかりのようで、お腹がデコボコ。

魚体は艶やかで傷ひとつない健康体。

恐らく普段はルアーでは釣られないような個体。

ニジマス効果があってこそルアーに反応してくれる事がわかります。

普段の冬ではなかなか釣れない中、ニジマスの放流によって、大きいサイズがニジマスを追い回してルアーにも口を使ってくれるのがこのニジマスパターン。

スイムベイト丸呑み。アシストフックは付けたがり派ですが、丸呑みなので一切要らず。

ただ実際にはニジマスを追えば追うほど、ニジマスに固執して、タイミングやルアーを選んでくるように感じます。

基本的にニジマスの特徴から離れれば離れるほど、興味を持たなくなり、反応しても一瞬気に留める程度。

タイミングが合わなければ、どんなに形やサイズ、動きを合わせたとしてもバイトまで至りません。

そこで逆にルアーの強さやスピードの緩急、コースや軌道などのルアーらしい特徴を生かした攻め方に可能性を感じます。

ビッグミノーやマグナムクランク、ソフトジャークベイトなどはその筆頭。

必ずやこの状況を打破できるようなルアーや使い方もあるはずです。

エサの放流と言う人為的で極めて特殊な状況ではありますが、特殊が故にバスという魚の特徴や性格が際立つ機会。

ディープ一辺倒であった冬の釣りも、毎回が楽しみです。

決して簡単では無いだけに、冬の恒例行事となりそう!

是非トライしてみることをオススメします。

新春大会もありましたが、狙い過ぎて空振り。日替わりでかすりもしないのが怖いです。

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