ルアモバをご覧の皆さまこんにちは。
山口県と福岡県のフィールドで活動している10FTUプロスタッフの小島康平(コジヘイ)です。
昨年はメディア活動やショップイベントに出席したりと業界に関わることも多く、大変充実した一年になりました。
いつも支えてくれる家族、友達、ファンの皆様、サポートメーカー様への感謝を忘れず、2023年も突っ走っていきたいなと思います!
ということで、近況です。
12月下旬頃から爆弾低気圧による積雪や氷点下が続き、フィールドは冬本番へと突入。
水温も各地一桁台にまで低下し、なかなか厳しい状況になりました。 そんな真冬の沈黙を破る救世主がいまして…(笑)
昨年の冬にも紹介したことがあるのですが、パドロッターとゲーリーフラスカートを結合させたコジヘイお手製スペシャルチューニング!
通称『イカロッター』が今年も絶好調!
今冬も使い込んで新たに発見したギミックもあるので紹介していきますね。 ゲーリーヤマモトのフラスカートをパドロッターの尻部にワーム専用の接着剤で結合。
こうすることで、フォール時はフラスカートがパラシュートの様な役割になり、フォールスピードを減速させてよりスローに、そしてノーマルのパドロッターよりもシルエットを大きく見せることができます。
“デカいシルエットでフワ~っと”なアクションが良く効く時期でもある、冬から早春にはベストマッチなアイテムかと思います。 ワーム自体のフォールスピードを減速させ、かつ、ボトム着底時のフワ~っと漂うアクションをさらに活かすポイントとして重要なのは、シンカーとのウエイトバランスです。
ちなみに、イカロッターにオススメしたいリグはフリーリグ。他にはヘビキャロ、ヘビダンなどもオススメ。 ノーマルのパドロッターでも、まずはオススメしたいリグの一つなのですが、高浮力なハンドポワードマテリアルは、フワッとしたノーシンカー状態を作り出せるリグと実はベストマッチ。
パドロッターをフリーリグで使う際に僕がセレクトするシンカーウエイトの基準は3/16~3/8オンス。 これに対し、チューニングを施したイカロッターは1/4~1/2オンスと、その基準を一段重くして使うのがオススメ。 3/8オンス以上のシンカーを組み合わせてのファーストフォール時や、ストラクチャーを乗り越えてシンカーがストン!っと素早くボトムに着底した時がバイトのタイミング。イカロッターのフリーフォールに緩急をつけるのが重要です。
もう少し付け加えると、
ファーストフォール時はシンカーとイカロッターのボトム着底にタイムラグを作ること。 ファーストフォール後、ストラクチャーを乗り越えた直後やスタックから外れた直後は、しっかりとラインをフリーの状態にしてステイさせることが、それぞれ重要です。
12月末から1月初旬の寒波が続いた時も、イカロッターが大活躍! 3/8オンスのフリーリグで、ロングステイの間を作りながらリップラップを転がし、ビッグバスが連日ヒット!
タックル
●ロッド:バンタム170MH(シマノ)
●リール:メタニウム HG(シマノ)
●ライン:シューター16ポンド(サンライン)
●フック:TNSオフセット・ナロー#3/0(ハヤブサ)
●シンカー:フリリグシンカータングステン3/8オンス(フィッシュアロー)
フックに関してですが、パドロッターには通常ハヤブサのTNSオフセット・ナロー#2/0を使用していますが、フラスカートを付けた分若干サイズアップするため、TNSオフセット・ナロー#3/0を使用しています。 ラインは、地形の釣りには欠かせない「硬く」「伸びにくい」感度と強度を重視したサンラインのシューター16ポンドで決まり。
2キロ超えのモンスターによる岩に擦られながらの強烈なファイトにも耐え抜いてくれる、心強い武器になっています。
ゲーリーのフラスカートは現在生産終了品。中古ショップ等探し回らないと見つからない入手困難な物になってしまいました…。 フラスカートをお持ちの方は、是非、パドロッターと組み合わせて使ってみてくださいね!
それではまた!
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