折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2023/2/17 厳冬期のバス釣りの必要性について

2月も真ん中を過ぎました。

実際の気温はさほど変わらないですが、晴れた日には暖かく感じる事が多くなってきました。

太陽の高さが日に日に上がり、日照時間も延びてきたからだと思います。

実際に日当たりが良く、水が動かないシャローエリアは8℃を越えるようなエリアもありました。

ただやっぱり三寒四温と言うように、暖かな日が続いたと思ったら、冷え込む日が数日続くサイクル。

図ったかのように1週間サイクルなので、毎週が曜日ごとに気温の傾向が似ているように思います。

今は週末が暖かく、週末明けから前半は寒くなる傾向。

また後半にかけて回復するような傾向です。

丁度、実釣ロケやテストで釣りに行った日が週半ばの寒い日に当たってしまい今のところ連敗続き。

ディープは冷えきって一年の底に当たり1日やりきっても1尾釣れるかどうか。

シャローはシャローで良い日に当たれば釣りようはありますが、そうでなければポジティブに探る要素さえなかなか見つかりません。

僅かな可能性に賭けて勝負に出ても願いは叶わずでした。

2月の釣りですからそんなに上手くはいきません。

とは言え、釣れなくてもトレーニングには確実になっていると感じます。

釣れない時こそ練習になるとはよく聞きますが、釣れないのに練習になるの?という方も多いはずです。

もちろん季節や状況に合わせたルアーやタックル、釣り方などの技術はシビアに合わせる必要があります。

狭いストライクゾーンを狙い打つのは簡単ではないからです。

ただし手のひらを返すようですが、2月の釣り方が本当にハイシーズンに当てはめられるかと言えば、そうとはなりません。

2月は2月の釣り方でしか無いからです。

じゃあ何で寒いし釣れないのに、それでも釣りに行くのか?

僕自身、本当に練習になると感じる事は、状況の判断能力を養うに尽きます。

広く言えば釣り勘を養う事であると感じています。

先ずは暖かい、寒いに始まり、日光や風、水や木々の色。

自然現象の変化を感じ取る能力。

更にそこから釣れそうだと感じる僅かな変化を見つける能力。

また自分で感じた釣れそう!を天秤にかける能力やその判断です。

特に早春はその変化はポジティブな方向性でしか釣りは前へ進まないように感じます。

一方、同じ様に変化する季節は秋ですが、変化は状況を悪い方向に向けるものが多く、そこでは回避する能力が求められる事が多いように感じます。

つまり、春は釣る為にポジティブな事をシンプルに洗い出す能力であり、単純である反面、感じ取る能力や判断に繊細さが求められます。

つまりはトレーニングとして最適であるはずです。

ハイシーズンはその判断が必ずしも最適解でなくとも釣れてしまうことはあり、状況判断は鈍る所。

そんな時でも繊細に状況を理解できる能力は役立ちます。

他のスポーツであればウェイトトレーニングをして筋力やメンタルを養うイメージです。

もちろん、釣りの動作、魚探の見方、タックルの見直しなど技術的な練習も欠かせない点です。

上手く良い日に当たらなくとも、 釣れなくとも1日を通してのゲームは成り立つ筈です。もちろん良い日に当たればムフフです!

ではまた来週!

折角の釣りも雪には勝てません。と言うか安全第一です。

初挑戦の上野沼。結果はオリキンちゃんねるで!

水中撮影で八王子にある恩方国際釣堀場へ!釣る練習には最適!

3月頭の釣り大会にゲスト参加します!参加募集中です。

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