嬉しい話 その2

2023/2/18

明日は新利根川にて、ノリーズスタッフの津軽(辰彦)主催の大会「スーパーローラーズ」が開催されます。

  大会は2月の真冬にスピナーベイトオンリーで勝負するといった面白い内容です。

俺もゲスト参加兼、BASSFLIXの撮影で行こうと思っているんだけど、そもそもそこに向いたキッカケがある。

津軽から話を聞いたのは1月。

  「2月に新利根でスピナーベイト縛りの大会をやるんですけど、受付開始したら2日で満艇になっちゃいまして…」。

え、嘘だろ?と一瞬耳を疑いましたよ(笑)。

「70艇、フル出船です」。

もうびっくりですよ。

そこに感銘を受け、コレは俺も現場を見てみたいぞと思った次第です。

BASSFLIXを連れて行く趣旨は、2月という真冬真っ只中でどんな天気になるかわからないのに、しかもスピナーベイト縛りで行くぜという試みに対し、「俺も!」「俺も!」っていう人間がコレだけいたという現実を伝えるため。

なんだよ、みんなもやりたいんじゃんってね。

こんな寒い時期にデコる確率のほうが高い釣りを求めるアングラーがこれだけいるよっていうのを改めて全国に発信したいと思ったんだ。

釣れる時期に釣りゃいいでしょっていう、釣ることしか頭にない考え方だとどうしてもバスと向き合う姿勢は薄くなってしまう。

だって、釣れても釣れなくてもバスはそこにいるわけだからね。

それをどう釣るのか?からスタートして、それが研ぎ澄まされると、どうしたらこのルアーでその魚が釣れるのかな?

今回はそれがスピナーベイトだったけど、クランクでもビッグベイトでもなんでもいいよ、自分が楽しいと思える釣りで釣るための過程を楽しもうぜっていう意識。

要は、デコを楽しめる人間がこれだけいるよっていうことですよ。

よもやその領域に達している人間がこんなにもいることに驚きました。

今のバス業界でこの盛り上がりを予想できた人なんていないと思う。

だからこそ面白いし、これがバスが持つ力なんだと思い知らされたね。

これがバスの凄みであり、魅力であり、そしてやっぱり素晴らしい。

大阪ショーに続いて、個人的にはポジティブな話が続いて本当に嬉しいことですよ。

ただ、面白いのは、今日からまさかの4月並みの天候で、大会当日(明日)から低気圧が入る最高のスピナーベイト日和だということ。

みんな鼻の穴膨らませて来るんだろうなっていうを想像するとなんかニヤけちゃうよね。

でも、本来通りの激寒、激タフの状況だったらどうなるんだろうっていうのも気になったかな。

でもイベントとしては良いほうに転んだと思います。

明日はみんながどんな魚を釣ってくるのか? どんなゲームをするのか?楽しみですよ。

来週は、そんな大会の内容と考察をお届けできればと思います。

ということで、今週はこのへんで。

来週もよろしく!

 
過去の連載はこちら↓
田辺哲男のMY BIG GAME
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