10FTU・KOJIHEY's★SE9RET ~FEB. the 4th Week~



ルアモバをご覧の皆さまこんにちは。
山口県と福岡県のフィールドで活動している10FTUプロスタッフの小島康平(コジヘイ)です。

皆さま、釣果の方はどーでしょうか?

1~2月は日中でマイナス気温の日もあったりと、水温も現在は一年の中で最も低い温度に到達している状態かなと思います。
そんな厳しい季節ではありますが、一日の中でバイトを得られるチャンスは必ず存在するので、寒さに負けず“攻め続ける”ことが大事です!

今回は、この厳しい今の時期に、そして、これからやってくる春に向けて、是非みなさんにも投げ倒してほしい効果的なアイテムをご紹介しようかなと思います。

まず紹介したいのは、フィンズピーのアラバマリグ。

通称“フィンバマー”とコードネームが付くほどに破壊力のある、フィンズピーを装着したアラバマリグは、例年水温が一桁で安定する今時期辺りのタイミングから早春にかけてが最も反応が良くなります。


なかなか他のルアーには見向きもしないバスも、狂った様にバイトしてくるという、冬から春にかけてのお助けアイテムです。

フィンズピーの一番の特徴は“弱波動テールアクション”。

10FTUからラインナップされている強波動のHBシリーズとは対極のナチュラルアクションで、無防備に悠々と泳ぐベイトフィッシュをイメージして作られたハンドポワードマテリアルのシャッドテールワーム。


僕がよく使用しているアラバマリグのワイヤーは、ジークラックのステルスシリーズ。

オカッパリでは小場所でも使いやすいサイズの“ステルス5”、ボートでは広大なリザーバーでの使用頻度も高いため、よりルアーパワーのある“ステルス7”を使用しています。

こちらがステルス5。比較的コンパクトで岸からでも取り扱いが楽なのがいいですね。

こちらがステルス7。取り回しよりアピール力重視でウィローリーフタイプの小型ブレードが装着されています。


使用タックルとフックの組み合わせは下記の通り。

<オカッパリ>
●ロッド:バンタム170H(シマノ)
●リール:バンタムMGL HG(シマノ)
●ライン:シューター20ポンド(サンライン)
●ルアー:フィンズピー(10FTU)+ステルス5(ジークラック)
●フック:ハイパートルネード#4/0 *フィンズピーの顎部にネイルシンカー0.9グラム挿入×2本、ハイパートルネード・ウェイテッド#4/0・1.8グラム×3本(共にハヤブサ)

<ボート>
●ロッド:バンタム1711H-SB(シマノ)
●リール:バンタムMGL HG(シマノ)
●ライン:FCスナイパー20ポンド(サンライン)
●ルアー:フィンズピー(10FTU)+ステルス7(ジークラック)
●フック:ハイパートルネード#4/0 *フィンズピーの顎部にネイルシンカー0.9グラム挿入×3本、ハイパートルネード・ウェイテッド#4/0・1.8グラム×4本(共にハヤブサ)

ハイパートルネードのウェイトレス仕様には、フィンズピーの顎に軽めのネイルシンカーを挿入します。こうすることでクルクル回転したりせず、スイム姿勢が安定するのです。


これはあくまで僕の基準ですが、水深やトレースしたいレンジに合わせてハイパートルネード・ウェイテッドの重さを1.8グラムから3.5グラムにウェイトアップさせたり…と状況に応じて調整を行います。


お次はスイムベイトのヘッドボム。

春はスイムベイトへの反応が良くなる季節。
中でも、僕の経験上“5インチから7インチのボリュームのあるサイズ感”かつ“強波動”かつ“スローアクション”がエサ食いのバスに良く効きます。

こんな時に、みんなに試してもらいたいのが、
春の時期に使用頻度が爆上がりする、ヘッドボム・オリジナル&ヘッドボム・パワースラッガー。

ヘッドボム・オリジナルはその名の通り、頭部にウェイトを搭載し、重心位置を前方に集中させた設計で安定性と抜群の遠投性を持つスイムベイト。

ヘッドボム・パワースラッガーはオリジナルの派生タイプで、頭部に搭載しているウェイトに約7グラムプラスして飛距離アップに貢献。

こちらがパワースラッガーのパッケージ。より深いレンジをトレースできたり、バックウォーターなど流れの強いエリアでも安定したスイミングを保証します。リアクションバイトを誘発させるためのハイスピードトレースを可能にしたモデルになります。


さらにパワースラッガーは、背中のアイにフックを移植することで、ボトムの障害物を回避させながらトレースするボトムトレースが可能になります。

ウェイトアップさせていることで背バリチューニングでもスイミングが安定し、リップラップや岩場の多いバックウォーターなどのロックエリアでは大きなヘッド部がストラクチャー回避の一役を買い、フックむき出しでも抜群の回避能力を発揮します。


使用タックルはこちら。

<ヘッドボム・オリジナル>

●ロッド:バンタム174MH-G(シマノ)
●リール:バンタムMGL(シマノ)
●ライン:FCスナイパー18ポンド(サンライン)



<ヘッドボム・パワースラッガー>

●ロッド:バンタム1711H-SB(シマノ)
●リール:バンタムMGL HG(シマノ)
●ライン:FCスナイパー20ポンド(サンライン)



これからやってくる3月の“春のプリスポーン”の時期。
冬に深場にいたバス達が水温の変動や大潮の関係でシャローに差してくるタイミングも日に日に増えてきます。

3月は“シャローの一段下”のブレイク沿いを回遊するため、割と水深のある河川やリザーバーでは、ひとつ沖側のブレイクまで到達させる飛距離が必要です。

なにより、シャローの一段下の深いレンジをキープしてトレースさせることが重要。

ここでマストアイテムになるのが、ヘッドボム・オリジナル&ヘッドボム・パワースラッガー。

ヘッドボムのように、シルエットが大きく強波動でアピールするものに反応が良くなるため、是非この記事が更新されたタイミングから投げ込んでいってほしいと思います。

僕の活動地である山口県のリザーバーでは、2月中旬くらいから、産卵のためにバックウォーターに遡上するワカサギの群れを狙ったバス達が一緒に差してくる“ワカサギ遡上パターン”が開幕。

このタイミングに合わせていくことで、先程紹介したフィンズピーのアラバマリグとHBシリーズのポテンシャルが発揮される大チャンスにもなるのです。

ちょうどこの記事がアップされる頃にはワカサギ遡上パターンのピークを迎えていると思うので、また釣果等の詳しい模様は次回のルアモバにてご紹介できたらなと思います。

それではまた!

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