10FTU・KOJIHEY's★SE9RET ~APR. the 1st Week~


ルアモバをご覧の皆さまこんにちは。
山口県と福岡県のフィールドで活動している小島康平(コジヘイ)です。

いよいよ待ちに待った春がやってきましたね!
釣り人みんながワクワクする季節♪
しかし春のバスフィッシングはそう甘くはなく、丸一日やってゼロもあり得る難しい季節でもあります…。

今回はそんな気難しい春のバスフィッシングに有効な10FTUルアーのセレクトや使い方を解説していきますね。

春のバスの行動パターンは“スポーニング”に支配されているということをまず念頭に置いておきましょう。

先日の山口県でのオカッパリ釣行では、スポーニング直前のシャローから一段深いセカンダリースポットでの回遊に当てていく釣りがメインになりました。

スポーニング直前は”中層”を意識した魚が多く、使うルアーも中層をフワフワさせるスキップシャッド3.8インチのミドストがオススメ。

タックル
●ロッド:バンタム265L(シマノ)
●リール:コンプレックスCI4+ 2500S F6(シマノ)
●ライン:シューター4ポンド(サンライン)
●ルアー:スキップシャッド3.8インチ〈アルワイフ〉(10FTU)
●フック:FPJタイプラウンド#1 0.9グラム(ハヤブサ)


スキップシャッド3.8インチのミドストはポストスポーンの時期もかなり有効な釣りなので、是非試してみてくださいね!

そして、3~4月の春に欠かせない釣りが“ヘッドボムオリジナル”でのスイムベイトゲーム!

3月のプリスポーンのタイミングは、シャローの一段下のレンジをスローリトリーブ。 そして4月のスポーニング絡みのタイミングは、バンク沿いなどシャローをファストリトリーブでリアクションバイトを誘発させる釣り方が有効になります。

ヘッドボムオリジナルはヘッド部に重心を寄せていることで、圧倒的飛距離とレンジキープ力、安定したスイミング姿勢を維持できる、特にオカッパリではアドバンテージになることの多い画期的なスイムベイト。

先日の山口県河川オカッパリでは、暖かい雨絡み、かつ低気圧により魚の活性が爆上がり!

ブッシュの際をアップクロスでトレースし、ブッシュを抜けた所でメガトンバイト!

タックル
●ロッド:バンタム174MH-G(シマノ)
●リール:バンタムMGL(シマノ)
●ライン:FCスナイパー18ポンド(サンライン)
●ルアー:ヘッドボムオリジナル〈ゴーストグリーン〉(10FTU)


春・・・シャローをスローまたはファストリトリーブ
夏・・・バックウォーターまたはインレットといったカレントが効いたスポット
秋・・・落ち鮎パターンや大きめのベイトを捕食しているフィールド

といった感じで、ハイシーズンは必ずボックスに入れておきたい、一発爆発力を秘めたスイムベイトなので、是非これからのシーズンは皆さんにも投げ込んでほしいなと思います!

先程ご紹介したミドストやスイムベイトの釣りは、春に炸裂する「線の釣り」。
しかし、晴天無風や日中など一時的に線の釣りに反応が鈍くなるタイミングは、カバーを絡めた「点の釣り」も必要になってきます。

3月中旬の福岡県遠賀川水系でのオカッパリ釣行では、パドロッターにコンパクトカバージグのコンビで51センチ、2キロUPのオンガモンスターをキャッチ!

タックル
●ロッド:バンタム170MH(シマノ)
●リール:メタニウム HG(シマノ)
●ライン:シューター16ポンド(サンライン)
●ルアー:パドロッター〈スカッパノンブルー〉(10FTU)+ギャップジグ7グラム〈マッドクロー〉(ボトムアップ)


この日は若潮からの大潮初日と産卵行動が活発になるであろうタイミング。

朝イチの冷え込んだ時間帯はHBバブゥで浅いレンジを本流の乱杭周り、堰の流れ込みを攻めるもチェイスのみでバイトには至らず…。

昼になり、気温が20℃近くまで上昇したタイミングにカレントが効いたカバーを撃ちに行く作戦に。

支流の笹尾川の最下流域にあるブッシュと水門が絡む流れ込み。
コンパクトカバージグにパドロッターを組み合わせで足元のチップカバーをフリップしたとたん、ビッグバスが登場!

早春は線の釣りが有効ですが、これからの季節の進行でミッドスポーンへと突入し、ボトムへの反応も良くなってきます。
バスが意識するものがコロコロ変わりやすい春は“線の釣り”と“点の釣り”の双方の準備をしておくと「あと1尾」の釣果アップに繋がるかなと思います。

まだまだ春バスをキャッチできるチャンスはあるので、是非参考にしてみなさんの釣行に役立てていただけたらと思います。

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