川村光大郎 OPENMIND 2023/4/29 将監川・長良川・五三川釣行!

この一週間は、将監川・長良川・五三川へ釣行しました。

将監川へは土曜日『West Boat Cup』という大会にお誘いいただき、参戦!

30艇ほどの大会で、30cm以上をキーパーとし、45cmなら45ポイントといった感じで加算していく方式。

バスは計測・撮影したらその場でリリースするスタイルです。

バスの個体数が減っている今、個人的にはスポーニングに絡むこの時期はバスをライブウェルでキープすることは避けて欲しいと思っています。

卵であれ稚魚であれ、守る親がいなくなれば生き残れないのがバスだからです。

釣ってその場でリリースは、せめてもの対処ではないかと。

これは大会に限らず、出来るだけ速やかなリリースを意識したいところです。

ボクの狙いはメス。

サイズ狙いであることと、見えずともベッドを守るオスはスルーでいいかと。

よって、ルアーは中層系をメインとしました。

ジグストにフレックスジグ+スクーパーフロッグダディ。

ハードルアーはちょっと弱めでチビーブルとスモールクランクのショット。

水面にも出そうな雰囲気ならバズベイトも一発があるので、ボルケーノグリッパーもリグっておきました。

しかしこの日は曇天かつ吹き出した風も冷たく、バスが浮きにくい天候であることは気がかり・・・



それでも、フレックスジグ+スクーパーダディにナイスフィッシュが2本来てくれたことで押し通すも、それまで。

タイムアップ直前から太陽が出て、暖かくなってきたことが恨めしい(^^;

全体的には釣れており、上位3人は数もサイズも釣っていました。

共通していたのはネコリグ。

ヒットルアーとして名が挙がったのは、ブレーバーとドライブクローラーでした。

また、将監川よりも長門川の方がバスの活性が高かったようで、エビボイルが頻発するタイミングもあったとのこと。

2位の方は、野良ネズミとネコリグのコンビで仕留めていました。

数を積み重ねる方式だったことでボクは魚影が濃い将監川に絞ったのですが、話を聞く限りその時点で負けていたと思えるくらい、バスのテンションとサイズに差があったようです。

そして釣り方も、天候的にイマイチなのを分かっていながら、中層でメスを釣ることにこだわり過ぎてしまったと思います。

メス狙いであっても、浮きにくい状況ならボトムでの誘いも意識するべきでした。

集合写真。

タックルです。

大会終了後も1時間半ほど釣りする時間があったので、再出船!

暖かくなっていたので、今なら浮いてきているんじゃないかと。

そしてその期待どおり、フレックスジグ+スクーパーフロッグダディにグッドサイズが食い上げてきました。

長良川&五三川釣行は、ismプロスタッフの仙石快君と。

昨年のオールスター会場で話をしたときに、「今度一緒に釣りしよう!」と約束していたのです。

長良川は昨年オカッパリで初めて訪れたのですが、フィールドの広大さに対してオカッパリも駐車できるところも少なく、「ボートでやりたいな」と。

今回は念願かなって、バスボートでのトライです!

雨が降ってきたのでレインウエアを着て・・・

これが失敗でした。

強まる雨に冷たい風、そんな中でのバスボートでの走行は、近年で一番ツラかったと言える激サムさ!

車に防寒着は積んでいたのに~!(>_<)

バスもこの急な冷え込みは堪えたようで、シャローに生命感は皆無。

出船早々ビーブルで一発バラしてからというもの、延々ノーバイトタイム・・・

快も様々なスポットを回ってくれますが、お互いノーフィッシュのまま日没が迫り、「ラスト、矢板へもう一回入ります」と。

垂直に入ったシートパイルによって、岸から水深があるストレッチ。

途中で立ち寄ってはいましたが、ノーバイトでした。

その時はまだ風が弱くバスが浮いている可能性もありましたが、冷たい風が強まったことでボトムでジッとしているだろうとブレーバー57(テールカット)のネコリグをセレクト。

タイトに落として軽くシェイクしてはピックアップを繰り返していると、ムッと押さえ込むバイト!

ウェアウルフを限界まで絞り込んだパワフルな魚は49cm! 長良クォリティを釣らせてくれました。

翌日は五三川でオカッパリ。

この日もけっこうな雨。

冷え込みは和らぎましたが、前日の後悔から防寒着を着込みます。

早々に快にヒット!コイケ17㎜の「モリケンリグ」という変則リグにて。こういったリグを取り入れるのも積極的です!(^^)!

ボクはフレックスリグ+スクーパーダディにミスバイトが2回。

どちらも40アップでしたがちょっと元気がない感じで、冷え込みの影響が残っていそう。

その後同リグで1匹キャッチし、午前中は終了しました。

午後は波立つほど風が強まるも、晴れました。

こうなると、風を避けるカバーかな!?と、リーダーレスダウンショットへ。

ワームは2本だけ持ってきていたプロトのギルシェイプワーム「Gimmy(ギミー)」の3次試作をテストがてらセットします。

すると、ブッシュの隙間に落とし込んだらグングン引き込まれ、ナイスサイズをキャッチ!

その直後にも小型ながら追加するも、ワームの頭が裂けたのでその部分をカットして使います。

やや動きが不安定になるうえしなやかな動きも損なわれますが、まだ本数の少ないプロトなので(^^;

すると、バイトが来ず、新品に交換するとまたすぐにヒット!

むしろこの事が、狙いのアクションだからこそ食っていることを感じさせました。

しかしまだ数か所微修正があるので、戻り次第修正作業をしているところです。

さて、朝早々のヒットから沈黙していた快ですが、美しい魚体のナイスサイズを手に現れました!

風が当たる岬周りにて、波が当たる岸から少し離れた辺りを狙って釣ったとのこと。

ヒットルアーはレッキンクロー(izm)のフリーリグでした。

陸王U-30をミラクルな連発逆転劇にて制し、「夢を見させてやんよ!」と強気な発言を有言実行し驚かせた仙石快。

実際に話をするととても礼儀正しく、バスフィッシングに対する姿勢も実直で熱い!

今後の彼の躍進を願いつつ、ボクも刺激を受けた釣行でした。

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