TAIKI's★SE9RET ~MAY. the 1st Week~


皆さん初めまして!

大江川をメインに活動している10FTUフィールドスタッフの中山太喜(なかやま・たいき)です。

僕は毎日、時間があれば短時間でも大江川に通っています!


日々のフィールドの状況や変化、釣れるルアーの使い方などについて、これからルアマガモバイルの10FTUスタッフレポートを通してお伝えしていこうと思います!
よろしくお願い致します!

早速ですが、
今年の春の大江川は、ブレーデットジグの
『アディ3/8オンス+スキップシャッド4.8インチ』
の組み合わせがかなり釣れています!

元々、春のチャターベイトはよくある話なのですが、
このメジャーフィールド・大江川での1ヶ月の釣果はなんと45本をキャッチ!

その状況などを自分なりに考察してお話したいと思います。


プリのナイスバスばかりが連発です。水質がクリアだった週の大江川はかなり苦戦しました。しかし、濁りが入った途端、爆発的に反応を得ることができました!


まず第一に狙うエリアですが、
主にスポーニングエリアです。
この時期、バスもどんどんシャローに差してくるので、バンクから比較的近いエリアを重点的に攻める感じです!

クランクベイトやスピナーベイトなどの巻き物だと、流れだったり風が吹いたり、と、バスに口を使わせやすい状況があるのですが、
ブレーデッドジグでのアプローチに際しては、風や流れが、バスのバイトにあまり関係がなかったのは新しい発見でした。

この釣りだと、晴天無風の状態でも濁りさえあれば、割とバイトしてきてくれた印象です。

魚の入れ替わりも早くて、差してくる数も多いので、アングラー側としても何度もタイミングを変えれば連発するような状況でした!


次にブレーデッドジグを使う理由ですが、

ずばり“スピード”です!

クランクベイトを巻くような感覚でガンガン巻いて、リズム良く探っていく感じ。

ただ…クランクベイトはトレブルフックがむき出しのため、オカッパリだと、投げているうちに根掛かりの心配がかなりストレスとして溜まってきてしまいます。。。

このブレーデットジグも根掛かりの多いルアーではありますが、アディは小型のブレードがガードの役割を果たしているため、根掛かりの回避率が他のモノに比べて高く、テンポよく巻いてくることができるのです。

シャローフラットを中心としたスポーニングエリアをスピード重視でテンポよく巻いてくることのできるアディ。小型のブレードワイヤーがガードの役目を果たしてくれているのです。


続いて、ルアーの仕様です。

まずウエイトですが、僕は3/8オンスがマッチしていると感じています。
大江川の狙っているポイントの水深と、巻きのリトリーブスピードから鑑みても、一番扱いやすい重さだと思います。

1/2オンスも試してみましたが、ルアーをトレースしてくる時の抵抗感やスピードの相性が、釣れている3/8オンスとはやっぱり異なっているのか、バイトは得られずといった感じでした。

続いてカラーですが、圧倒的にホワイト系が強かった印象です!
これも、水質に馴染むカラーなどいろいろ使ってみましたが、反応はイマイチ。
最も反応があったのは、

アディが『シャッド』と『モンドリホワイト』。
スキップシャッドは『パールホワイト』。

いずれも、ベイトを意識したカラーにものすごく反応が良かったですね。
ホワイト系のカラーは濁りに強いのと、この時期は特にスポーニングに絡んだバスが中型のベイトに攻撃的に反応するからなのだと推測します。

今年、バスを釣っていく中で発見した、アディの『更に釣れるセッティング』方法をお教えします。

①小型ブレードのアームをしっかり立てる!

これはブレードのフラッシングを活かすためです。
アディのラバーも少しカットして短くします。
よりコンパクトなシルエットにするためです。

②トレーラーであるスキップシャッドの一部をカット!

スキップシャッドのヘッド部の先端の丸い部分と、腹部のフィンをそれぞれカット。
これにより、メインブレードで受けた波動を、トレーラーのテールの先までしっかり伝達することができます。
また、キールの役目をしているフィンをあえてカットすることで、伝達した波動によるアクションが、より不規則になるのです。

上がモンドリホワイト、下がシャッド。いずれもホワイト系カラーが春の濁った大江川に効きます。ラバースカートもランダムにカットして、全体的に若干コンパクトにするのがキモ!


狙うポイントが絞れてくるにつれて、トレーラーフックも必須になってきます!

ショートバイトやテールバイトもしっかり掛けてくれるハヤブサのTNトレーラーフック。僕は#2/0又は#3/0を使用しています。

ちなみに、#2/0をメインに使用しながらも、リトリーブ途中に軽いトゥイッチや細かなアクションを加えて不規則にトレースしてくるようなときや、バイト自体が浅いときには、#3/0に交換して使っていました。細かいところですが、この差は大きいと感じています。

プレッシャーが高いときなど、ショートバイト時には必須アイテムのトレーラーフック。薄皮一枚トレーラーフックに…なんてこともあります。#2/0と#3/0、主にこの2サイズを使い分ける感じです!


今回はアディ3/8オンスにスキップシャッド4.8インチのホワイトコンビのカラーが釣れるという今の大江川の状況でした!

まだまだ釣れる旬なアイテムですので、大江川とは言わず、皆さん、全国各地で是非試してみて下さい!

あの大江川でもこんなランカーサイズが釣れてしまうのが、アディのポテンシャルなのです!

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