折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2023/5/12 風対策。ラインを張って使ういま釣れるルアーの使い方

GWははじまりに雨が降った事で、湖は満水でした。

また風も強くボートポジションもままならない事が多かったです。

こうなると、ガイドでは大変厄介。

オーバーハングの奥を狙って投げていくのは難しくなります。

満水で植物やその他の障害物が近くなるので、しっかりルアーは入っても、ラインが流されて絡まったり、アフタースポーニングでゆっくりフワフワ感を演出したい中、ウエイトもそこそこ重くないと、操作性が保てなかったり。

しっかりバンクを釣り込む事が難しい状況でした。

そこで活躍したのが、ミノーや小さなメタル系ルアー。

よく飛んで、ラインを張った状態で操作するルアーは、ラインスラックを使うワームの釣りとは真逆。

むしろちょっと風があるくらいの方が反応も良かったと思います。

狙うべき場所はオーバーハング以外のオープンウォーター全て。

実際にボイルがよく発生するエリアは狙い目です。

また目視や魚探でベイトフィッシュが確認できるようなエリア。

数を投げてフィーディングバスに如何に気づいてもらえるかが重要です。

その為には、まず最大限の飛距離を飛ばせる事。

当たり前の事ですが、バスはルアーに気づいて追ってきてバイトします。

如何にこのチャンスを多く作り出せるかは飛距離に関わります。

飛距離が短いと最終的にバイトまで至るに当たり、限られた範囲のバスしか相手にできていません。

手元まで追ってきたのに!とかは、この現象の一部です。

とはいえ闇雲に沖に向かって最大飛距離を稼げるコースだけを投げましょうというわけでは決してありません。

飛距離を最大限とは、自分とバスのポジションが想定される中、投げたいコースの中で一番飛距離を稼ぐ事が大事です。

投げたいコースがあれば、そのコース上でしっかり遠くまで投げた方が得であるということです。

実際にフィーディングでは、ルアースピードの違いでも反応が変わります。

ふたつ目はしっかりとアクション出来ているかどうか。

ただ巻きのストレートリトリーブはしっかりとロッドを保持して、リールのハンドルを巻けば良いです。

それに加えて、来るべきバイトに備えてフッキングがしやすいポジションで操作出来ているかです。

またロッドでルアー操作を加える場合は少しテクニカルです。

先ずは自分が思っているアクションが出来ているか?です。

ミノーでのトゥイッチやジャークアクション。

これらをキレよく動かすのはミノーの常套アクションです。

ロッドパワーを瞬間的にルアーに伝えて、瞬間的に抜くような動かし方。

基本的にはより一瞬でより強いパワーであった方がキレが良くなる傾向です。

これには適正なラインスラックで適正なロッドとラインの角度である必要があります。

そこから、一番力の伝達効率が良い、一番ルアーが動くような方向にロッドを捌く必要があります。

ロッド捌きは様になっているようで、実はルアーはしっかりと動いていない方は多いので、見直す事が大切です。

パンパンに身の締まったドゥルガでの40センチ。スレなんじゃないかと言うくらい引きました。

ボトムが近い時はハイカットも良いです!

これから夏に向けて、フィーディングの魚はアグレッシブで楽しい釣りが期待できます。

是非参考にしてみて下さい。

今週頭は再びかなり雨が降りました。

降り始めこそ釣れたような話も聞きましたが、その後は厳しかったようです。

とは言え、GW中はそれなりの人手だったので、水が入れ替わることで、プレッシャーもリセットされそうです

その後は晴れても、空気がひんやりとしていて水温も上がらずでした。

アフタースポーニングのバスは水温が上がる事でコンディションも回復します。

暖かくなる週の後半に期待ですね。

また来週!

今週はちょっと遠征。バットジョイントで飛行機も楽々!

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