川村光大郎 OPENMIND 2023/5/17 ノーシンカー攻略ナウ

この一週間は釣行せず。

先週まるまる会社を空けて釣りしてたツケですね(^^;

開発進めつつ、各社打ち合わせも集中し、来る勝負に備えて準備をして・・・

ああ、もう金曜日!って、この原稿の〆切も過ぎていますm(__)m

そんな最中、霞水系を中心とした周りの釣果は上向いています!

ヒットルアーやエリアから想像するに、スポーニングから解放されたバスが増えつつある印象かな。

初夏から旬になる、バックスライド系やシャッドテールワームあたりがハマッてきているのと、他にも多彩なルアーで釣れるようになってきているようです。

選択の幅が広がると、“状況に応じた使い分けが大切”ってことになるのですが、そのうえで毎年恒例的に旬を迎える釣法のひとつが、 ノーシンカーリグを落とし込む釣り。

スポーニングで体力を消費し、速いフォールスピードにはついていけないサスペンドバスに合うのと、これからはテナガエビの接岸による偏食にも、この釣りがストロングになります。

杭のように垂直に伸びたモノに沿って落とし込むのであればストレート系のノーシンカーワッキーを用いますが、カバー撃ちでよりタイトに、ときに奥へ滑り込ませていくのであればバックスライド系が適しています。

ストレート系のノーシンカーとなればスピニングタックルになりますが、バルキーな(自重のある)バックスライド系であればベイトタックルで扱えることはもちろん、カバーにラインが接触した状態で落とし込んでいく突破力においても、ワーム自体に重さがないとスムーズに落ちていきません。

バックスライド系ワームにも多種あり、それぞれ持ち味がありますが、本当にアイテムが限られてしまうのが、「バックスライドフォール」と「自発的アクション」を両立出来ているもの。

実際のところ、バックスライド性能に優れるほどノーアクションで、アクションを発するものはほぼバックスライドしていません。

それもそのはず、アクションを発するパーツの抵抗はバックスライドフォールの妨げになるからです。

で、手前味噌ながら、この相反する条件をもっとも高次元に両立しているのがハリースライド。



鈴木翔のハリースライド3連発。

ツメを振りながらのバックスライドフォールは、逃げていくように見えます。

手作りで実現可能なことをつかんでからもシビアな調整を繰り返し、作った仮金型は5個。

これまでで最も多く、コストも費やしました。

ボディサイズにも意味があります。

昨今のハイプレッシャーフィールドにマッチするコンパクトサイズかつ、ベイトタックルで快適にピッチングできる自重を備えるモデルって意外と少ない!

バックスライド+自発的アクションの両立にはフォール姿勢にキモがあることから、むやみやたらに太くすれば良いワケではなく、バランスも大事です。

3.3インチ・9.5g、そしてあのボディシェイプにはそんなこだわりをカタチにしたものです。

近年はファーストフォールだけでは食わないバスも多いですから、着底後もリフト&フォールで誘ってみるのも大切。

この誘いでもハリースライドはいい動きしますよ(^_-)-☆

また、♯4/0フックをセットすることも、安定したバックスライドフォールとフッキングにおいてマストです。


こちらは戸崎優翔の50アップ!

さて、先週末に開催された『北関東ルアー・フライフェスタ』にて、ボトムアップブースにお立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございましたm(__)m

おかげさまで盛況にて終えることができました。

今週末もイベントです!

5/20(土)13:00~19:00、キャスティング土浦店にて、オリジナルカラーのビーブル(白夜叉)とブルスホッグダディ(M.S.Tマッディシャローテナガ)の発売記念イベント。

ビーブル(白夜叉)

ブルスホッグダディ(M.S.Tマッディシャローテナガ)


ボクはお伺いできないのですが、草深と、フィールドスタッフの前述した鈴木翔と戸崎優翔も駐在します。

霞水系のオカッパリで翔と戸崎はよく釣っていますので、タイムリーは話を聞けるはず!

ぜひお立ち寄りください\(^o^)/--------------------------------
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