折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2023/6/9 濁りの影響と対処法、亀山湖と高滝湖

先週末は台風2号の影響で大雨でした。

金曜日は一日中雨、土曜日の午前中まで降り続き、千葉で150ミリ前後を記録。

各リザーバーのバックウォーターは久しぶりの濁流となりました。

亀山湖は事前に放流して水位を下げていた為に、大増水とはなりませんでしたが、その分一気に濁りが蔓延。

完全に水が入れ替わったと思える程の回り方でした。

亀山湖のダムサイト。全開放流に近い位の放水量ですね!

濁りだけでなく水温も一気に低下。

雨の前は21~23℃位でしたが、4、5℃下がって16~18℃。

流れが効いて一時的に釣れた場所を除いては、少しショック状態。

それでもカバー撃ちやインレット狙いで少し釣れていました。

今回の雨で特徴的だったのは、雨が止んでから、上流部の回復が早かったように思いました。

雨のピークが後半で、ピタッと止んだのが原因のように感じます。

一方、本湖は事前の放流もあって、濁りがチャネルを通ってまわって行く様子が手に取るように見れました。

本湖、鳥居岬周辺。公園の柵も水没していないので、大増水までとはいかずです。

これによって、なかなかカレントが効かないような下流の岬なども少し恩恵を受けたように感じます。

とはいっても、そのタイミングは短く、ピークを捉えるのは至難の技です。

今年のバスはスポーニングが早かったからか、例年よりは、雨やカレントを歓迎するバスも多かったと思います。

とは言え本領発揮とまではいかないようです。

もう少し経ってからの雨であれば更に爆発力はあるのかなというイメージ。

他の千葉のリザーバーも聞いた釣果から同じ様な傾向だったようにも感じます。

実際の釣りでは直後の亀山湖。

インレット周りはまだ水量も多く、如何にも釣れそう。

ただやっている釣り人も多く、釣られた直後の可能性もあるので、ひたすらランガン。

周りは濁っていても、インレット自体の水色はかなり回復している場所が多かったので、ワームは少しも小さめ、色も抑え目が反応が良かったです。

ドライブスティック3.5、ドライブクローラー4.5、MMZナミなど。

カラーはグリパン、ミミズ系、ブラックなど。

ワームはとれちゃいましたが、ドライブクローラーのブラックのネコ!定番ですね!

ドライブスティック3.5のパワーフィネス。ブッシュの脇でヒット!釣りが簡単なのでオススメです。

既に流れが止まっていたので、巻物はイマイチ。

調子に乗って、クランクやチャターをガンガン巻く感じでは既に無かったと思います。

どちらかと言えば、スピナベ、レギュラーサイズのジャークベイトなどに留めていた方がチャンスは多くなると思います。

一方高滝湖は週が明けてから。

本湖は満遍なく濁りがまわっていて、インレットも水量がなくパワーダウン。

一方、上流域は回復というか、むしろドクリアに近いくらい。

まだ流れはあったので、湖底の砂や泥を巻き上げて少し色はついていましたが、水自体はクリアでした。

こうなると時期的にもサイトフィッシング。

ただ、水温も低く、流れもあるので釣れるストライクゾーンはかなり狭め。

ルアーも魚の居るポイントも限定的です。

ロケーションによって反応は変わるので、都度ルアーは色々試す必要があります。

加えてルアーのコースも少し難し目。

例えばノーシンカーワッキーをドリフトさせるにしても、反応するレンジやスピードが、わかれるので、細かいルアーコントロールが必要です。

巻きにしても、コースを選ばないと、反応だけさせて、フィーディングポジションから離れて、さようならになりかねません。

イメージのある慎重なキャストが必要です。

そして、今週末は亀山湖で今年のH-1が開幕。

変化が多く、難しいタイミングではありますが、その分やりようはあるはず。

ハードルアーでいい釣りを探して、本番を楽しみたいと思います!

ではまた来週!

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